英語パンダ
純ジャパ独学でTOEIC満点取得。 独学勉強法にはこだわりを持ち、大学受験では偏差値40から有名大学へ自力合格。 大学卒業後、某上場企業へ入社し、海外駐在を経て子会社代表に30代で就任。
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英検1級とIELTS: スコア換算と難易度比較

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こんにちは。英語学習者の中には、英検1級とIELTSのスコアの関係性や、それぞれの試験の特徴について関心がある人も多いのではないでしょうか。今回は、英検1級とIELTSのスコア換算や難易度比較、それぞれの試験の特徴などについて詳しく解説していきます。

英検1級とIELTSのスコア換算

まずは、英検1級とIELTSのスコア換算について見ていきましょう。一般的に、以下のような換算が認められています。

  • 英検1級: IELTS 7.0〜8.0
  • 英検準1級: IELTS 5.5〜6.5

ただし、この換算は目安であり、英検とIELTSでは試験の形式や評価基準が異なるため、厳密な対応関係があるわけではありません。

また、他の英語試験とのスコア換算も参考までに示しておきます。

英検IELTSTOEICTOEFL iBT
1級7.0〜8.0945〜990110〜120
準1級5.5〜6.5785〜94087〜109

これらの換算表は、各試験団体や教育機関が公表しているデータを基に作成されています。

英検1級とIELTSの難易度比較

次に、英検1級とIELTSの難易度について比較してみましょう。

英検1級の難易度

英検1級は、英語を母語とする人と同等の語学力を求められる高度な試験です。合格率は10〜20%程度と非常に低く、読解・聴解・作文・スピーキングのすべてのセクションで高いレベルが要求されます。

特に、一級スピーキングは、複雑な話題について即座に意見を述べる能力が問われ、高度なコミュニケーション力が必要とされます。

IELTSの難易度

一方、IELTSは、英語圏の大学への留学や海外での就労に必要な英語力を測定する試験です。スコアは0〜9の10段階で評価され、7.0以上のスコアを取得するのは容易ではありません

IELTSでは、アカデミックな内容の読解や聴解、ライティング、スピーキングが出題され、総合的な英語力が問われます。特に、ライティングとスピーキングでは、論理的な構成力や即興での対応力が重要になります。

難易度の比較

英検1級とIELTSは、どちらも高度な英語力を測定する試験ですが、その性格は少し異なります。

英検1級は、日本の英語教育の文脈で作られた試験であり、日本人学習者の英語力を測ることに特化しています。一方、IELTSは、国際的に通用する英語力を測定する試験で、留学や就労など実践的な場面での英語運用能力を重視しています。

難易度としては、英検1級の方が語彙・文法・読解などの側面でより高度な知識が求められる傾向にあります。一方、IELTSは、実践的なコミュニケーション能力により重点が置かれています。

ただし、どちらの試験も高いレベルの英語力を要求するものであり、十分な対策と準備が必要不可欠です。

英検1級とIELTSのスコアの意味

ここでは、英検1級とIELTSのスコアが示す英語力のレベルについて解説します。

英検1級の合格者の英語力

英検1級に合格するためには、以下のような英語力が必要とされています。

  • 高度な語彙力と文法知識
  • 複雑な内容の読解力
  • ネイティブスピーカーの自然な速度の英語を聞き取る力
  • 論理的で説得力のある作文力
  • 即興で意見を述べるスピーキング力

英検1級の合格者は、英語を母語とする人と同等の語学力を持っていると評価されます。

IELTSの高得点者の英語力

IELTSでは、7.0以上のスコアを取得することが「すごい」と言われています。7.0以上のスコアが示す英語力のレベルは以下の通りです。

  • 7.0: 複雑な話題についての理解と表現が可能。
  • 7.5: 専門的な話題についての理解と表現が可能。
  • 8.0: 非常に高度な英語力を有し、学術的・専門的な場面で効果的にコミュニケーションができる。
  • 8.5以上: ネイティブスピーカーに近い英語力を有する。

IELTSの高得点者は、英語圏の大学院への進学や高度な仕事で求められる英語力を有していると評価されます。

英検1級とIELTSの受験者の声

実際に英検1級やIELTSを受験した人の声を見てみましょう。

英検1級の一次試験(筆記)は、とにかく長文読解と和文英訳が難しかったです。二次試験(面接)は、質問に即座に答えなければならないので、スピーキング力が問われました。(20代、男性)

IELTSは、ライティングとスピーキングの配点が高いので、そこを集中的に対策しました。特にライティングは、課題文の内容を的確に理解し、論理的に文章を組み立てる力が必要です。(30代、女性)

英検1級に合格したことで、自信がつきました。でも、実際に海外で生活するとなると、もっと実践的な英語力が必要だと感じています。次はIELTSにも挑戦したいです。(40代、男性)

英検1級とIELTSは、どちらも高度な英語力を測る試験ですが、その特徴は異なります。受験者の声からは、それぞれの試験の難しさと、求められる英語力の違いが伺えます。

まとめ

英検1級とIELTSは、どちらも英語力の高さを証明する重要な試験です。英検1級は日本の英語教育の文脈で作られた試験であり、高度な語彙力や文法知識、読解力が求められます。一方、IELTSは国際的に通用する英語力を測定する試験で、実践的なコミュニケーション能力を重視しています。

スコア換算としては、英検1級がIELTS 7.0〜8.0程度に相当すると言われていますが、あくまで目安であり、厳密な対応関係はありません。

英語学習者にとって、英検1級とIELTSのどちらを受験するべきかは、目的やニーズによって異なります。日本国内で英語力を証明したい場合は英検1級、海外留学や就労を目指す場合はIELTSが適しているでしょう。

いずれにせよ、英検1級もIELTSも高いレベルの英語力を要求する試験です。十分な準備と対策を行い、自分の英語力を最大限に発揮できるよう、努力を重ねることが大切ですね。

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