こんにちは!英語学習者の皆さん、ビッグニュースです。なんと、2024年度から英検の試験内容が大幅に変更されることが発表されました!
この記事では、新形式への移行スケジュールや、具体的な変更点、受験者への影響などを詳しく解説していきます。これからの英検受験を考えている人は必見の内容ですよ!
英検の新形式「SCBT」って何?
まず、2024年度から導入される英検の新形式について説明しますね。新形式の目玉は、「SCBT(Score-based Communicative Testing)」の導入です。
SCBTとは、4技能(読む・聞く・話す・書く)をバランスよく測定し、スコアに基づいて合否を判定する方式のこと。これまでの「二次試験合格→一次試験合格」の流れから、「4技能の総合スコアで合否判定」へと大きく変わります。
特に注目なのは、2級以上でのスピーキングテストの導入。コンピューターを使った録音形式のテストが行われ、より実践的な英語運用能力が問われることになります。
英検2024年度リニューアルのスケジュールは?
気になるのは新形式への移行時期ですよね。英検公式発表によると、以下のスケジュールで新形式に切り替わります。
- 2024年度第1回検定(6月実施)から、全ての級でSCBTを導入
- 2024年6月2日(日):1級・準1級・2級・準2級・3級
- 2024年6月9日(日):4級・5級
- 同じく第1回検定から、1級・準1級・2級・準2級でCBT方式を導入
- 2024年度第2回検定(10月実施)から、3級・4級・5級もCBT方式に移行
つまり、2024年6月の第1回検定から、英検は全面的に新しい形式に生まれ変わるということですね。
【補足】CBT方式とは
CBT(Computer Based Testing)方式とは、コンピューターを使った試験形式のこと。リスニングやリーディングの出題・解答がコンピューター上で行われ、ペーパーでの試験が無くなります。
英検リニューアルで試験難易度は上がる?
新形式への移行に伴い、気になるのは試験の難易度の変化。結論から言うと、一概に「難しくなる」とは言えません。
確かに、スピーキングテストの導入やライティング問題の形式変更など、これまでとは異なる対策が必要になります。しかし、あくまでも目指すのは英語コミュニケーション能力の公正な評価。難易度を上げることが目的ではないんです。
新形式では、より実践的な英語運用能力が重視される傾向にあります。日頃から英会話やライティングの練習を重ねている人にとっては、むしろ実力を発揮するチャンスと言えるかもしれません。
ただし、対策なしで新形式の試験に臨むのは危険。計画的に学習を進め、万全の準備をしておくことが大切ですよ。
英検2024リニューアルへの対策ポイント
では、新形式の英検に向けて、どんな対策が効果的でしょうか?押さえるべきポイントは以下の3つです。
1. スピーキング力を鍛える
2級以上でスピーキングテストが導入されるため、話す力の強化が欠かせません。
- 英会話スクールやオンライン英会話で、実際に話す練習を積む
- 音読やシャドーイングで、発音やイントネーションを磨く
- TOEICスピーキングテストなどを受けて、実戦感覚を養う
2. ライティングの情報整理力を高める
ライティング問題では、与えられた情報を整理・統合する力が問われます。
- 長文読解演習で、素早く要点をつかむ練習を重ねる
- パラグラフライティングで、情報を論理的に整理する力を鍛える
- グラフや表などのデータを説明する問題にチャレンジする
3. 新形式に対応した教材を活用する
市販の教材も、新形式に合わせてアップデートされるはず。最新の情報を得るために、英検リニューアル対応の教材を上手に使いましょう。
- 公式問題集やガイドブックで、出題傾向の変化を詳しくチェック
- 英検対策講座などで、カリキュラムの組み方や勉強法を学ぶ
- オンライン学習サービスの活用で、効率的&継続的に対策を進める
教材 | おすすめポイント |
---|---|
公式問題集 | 最新の出題傾向が分かる |
英検対策講座 | プロの受験アドバイスがもらえる |
オンライン学習 | AIによる自動採点などの機能が充実 |
おわりに
2024年度からの英検リニューアル。4技能統合型のSCBT形式の導入や、よりコミュニケーション重視の問題傾向など、受験者にとって大きな転換点となりそうです。
しかし、この変化をチャンスと捉えることが大切。新形式は、より実践的な英語力の向上を後押ししてくれるはずです。
計画的な学習と前向きなマインドを持って、2024年の新しい英検に臨んでください。みなさんが最大限の力を発揮できるよう、全力で応援しています!