英語パンダ
純ジャパ独学でTOEIC満点取得。 独学勉強法にはこだわりを持ち、大学受験では偏差値40から有名大学へ自力合格。 大学卒業後、某上場企業へ入社し、海外駐在を経て子会社代表に30代で就任。
GMAT

GMAT Verbal SCでハイスコアを獲得するための対策・勉強法

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GMAT Verbal SCとは?

GMATとはMBAなど海外大学院の受験で必要なGMAT試験です。その中の言語能力を測るVerbalのパートの1つの科目がSC (Sentence Correction)です。

SCは論理的思考力や複雑な長文読解力が必要なCRやRCとは違って、ある程度パターンで解くことが出来て、対策をすればするほどスコアを伸ばすことが出来ます。なので、Verbalがネイティブと比較して弱い日本人にとっては、いかにそのSCでハイスコアを安定して取れるかが鍵になります。

問題数は13問から14問で、SCはある程度パターン化で短時間で解くことができる問題なので、スピーディに解答した上で、他のCRとRCに時間を回すことがハイスコア獲得者のセオリーになっています。

SCテストの対策・勉強法

基本的な英文法のインプット

ここは受験勉強などでどの程度英文法をやったかによりますが、まずは、英文法書などを読み、英文法の基本を一通り頭に入れてください。ここでは、細かく暗記する必要はなく、ざっくりとで良いので、頭の中に情報が入る(≠定着する)ことが重要です。

オススメのやり方としては、高校で使う文法書を2回から3回サラッと読んで、文法の内容やワードを頭の中に入れることがオススメです。

GMAT SC 頻出項目のインプット

受験ではかなり幅広く、細かい英文法の問題が出されますが、GMATのSCでは出される問題が限られています。なので、頻出の文法項目と解答さえ自分のものにしてしまえば、それだけである程度のスコアを安定してとることが出来るようになります。

ここで一番オススメなのは、YES、Affinity、濱口塾のようなGMATを教えてくれる予備校に通うことです。ほとんどの予備校、塾がSCに特化した短期講座を開催して、数万円で受けることが出来るので、SCに特化して短期間でインプットすることをオススメします。

GMAT Official Guideによる問題演習と定着

基本を入れてしまえば、後は実際の問題をひたすら解きながら、学んだ知識を定着させるだけです。

特別な参考書はやらなくても良いので、GMAT Official Guideのような公式問題集のSCのパートをひたすら解いていってください。ここで重要なのが、解くときに解答の根拠を持った上で、それがサッと出て答えることができるまで、何度も(出来れば3回ほど)解くことです。

先ほどお伝えしたように出される項目や内容はかなり限られているので、インプットしたGMAT SCに必要な知識を演習により定着させていくことで、大抵の問題に対応してスコアを取ることが出来るようになります。

予備校の講座には、かなりの問題の演習も一緒に入っているので、ある程度インプットのための予備校でも問題を解くことができるので、大抵の場合はOfficial Guideをやりこめば大丈夫です。

ハイスコア獲得のコツ

SC一問一問に時間をかけすぎない

一番しがちなミスが、SCの1つの問題に時間をかけすぎてしまうことです。SCはほとんどがパターン問題で、長時間かけて考えれば正解が見つかるといったような問題ではないです。

なので、分からなかった問題は潔く諦めて、次の問題にいってください。このときに何かしら1つのスコアを選ぶようにしてください。時間はだいたい一問あたり30秒くらいで解いていくことをオススメします。

選択肢を選んだ、選ばなかった根拠の明確化

SC問題は、文法の正しさ、英文の曖昧さ、冗長さといったように明確な不正解の根拠があり、そのほとんどは文法の正しさによるものです。

常に複数の選択肢がある中で選ばない、選ぶ理由を明確化することで、正しく論理的に問題を解き、SCの解答能力を上げていくことが出来ます。

多いのが、ここをテクニックや感覚で絞ってしまった結果、解いてもスコアが上がらない。もしくはスコアが下がってしまうということです。

最後は決めきれなければシンプルな選択肢を選ぶ

GMAT SCでは文法の正しさだけではなく、その表現が具体的か。そして、冗長ではないかも問われます。最後に文法でロジカルに選択肢を選ぶことが出来ないときは、残った選択肢の内、文法を抜きにして、英文が分かりやすくシンプルなものを選んでみてください。

そうすることで、文法以外の要素で正答率を上げることが出来ます。明確な根拠がなかったとしても、当てずっぽうで残った選択肢から選ぶよりは確実に正答率が上がります。

頻出問題

文法・語法問題の内、特に頻出のパートを紹介していきます。

主語・述語の一致

副詞

代名詞

修飾語

数量表現

並列構造(パラレル)

自制

イディオム

最後に

いかがでしたか?MBAなどにいく上で重要なGMAT試験、その中で難易度の高いのがVerbalです。そのうち一番スコアが取りやすいSCを正しく対策することで、全体のスコアの底上げをしてみましょう。

解き始めの時は難しく、感覚も分からないとは思うのですが、GMATはほとんどがパターン化で解ける問題です。なので、根拠を持ちながら問題を繰り返すことで、必ずスコアを伸ばしていくことが出来ます。

頑張ってください。

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