英語パンダ
純ジャパ独学でTOEIC満点取得。 独学勉強法にはこだわりを持ち、大学受験では偏差値40から有名大学へ自力合格。 大学卒業後、某上場企業へ入社し、海外駐在を経て子会社代表に30代で就任。
GMAT

GMAT700点を最速獲得するためのオススメ参考書・問題集・過去問!GMATがどんな問題かも解説します!

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GMATハイスコアを取るために最も重要な教材選び

GMATでハイスコアを取る上で最初に疑問に思うのが、ハイスコアを取る上でオススメの学習教材です。

予備校に行って通う場合はまだしも、独学でなるべくコストを抑えたい受験生にとって、いかに教材選びで失敗せずに、ハイスコアを最短で取ることが出来るものに出会うかがスコアメイクに大きな影響を与えてきます。

本日はスコア700を最速で越えるための参考書をご紹介していきます。

GMAT全体

まず最初に試験全体の傾向の把握やその攻略方法を書いている本から紹介していきます。試験勉強で重要なのがまずは、概要を掴み、学んで攻略する上でのフレームを頭の中に構築することです。それをまず最初に作ることで、この後の課題の認識や対策が効率的にできるようになります。

MBA留学 GMAT完全攻略

数少ない日本語のGMAT教材の中でも特にオススメなのが、予備校でも有名なアゴスの「MBA留学 GMAT完全攻略」です。

唯一の日本語GMAT参考書ですが、この本だけだと実践が全く足りないのでこの後に紹介する公式参考書と併用して下さい。

この本はGMATの試験形式や、Math/Verbalのパートごとの出題内容、攻略方法が実際の例題と一緒に書かれています。この本一冊では足りないですが、読みやすい日本語で試験の概要を把握するために、まず最初に読むことをオススメします。

この本で概要を掴んだ上で苦手科目は別教材で集中的に強化しながら過去問を解いて試験になれながらスコアを上げていくのが正攻法です。

GMAT Official Guide 2022 Bundle: Books + Online Question Bank

GMAT対策をする人が全員使うであろう教材が、GMAC(Graduate Management Admission Council)が発行する唯一の公式問題集、The Official Guideです。

その中でもGMAT三種の神器と言われる3冊(Official Guide/Quantitative Review/Verbal Review)をセットにしたのがBundleです。

それぞれ買うより費用も安く、古い版を買ってしまう事も避けられるので、なるべくBundleで買うようにしましょう。

公式教材なので問題の傾向やレベルも本番に限りなく近く、この教材で安定してスコアが取れるようになれば、本番の試験でも同様にハイスコアを取ることが出来ます。

先ほど紹介したアゴスの本で概要を掴んだ上で、まずは公式問題集で自分自身のスコアを確認してみるのがオススメです。一度解いてみると、自分の苦手なパートであったり、単語力、読解力、知識などどこが自分の課題なのかを特定することが出来ます。

その上で苦手なところを埋めていくことで、全体のスコアの底上げを目指してみてください。

問題集

The Official Guide for GMAT Review

全体の傾向は内容を解説しているのがOfficial Guideです。

パートごとの傾向や対策をするには不十分ですが、全体を掴むのに活用出来ます。

The Official Guide for GMAT Quantitative Review

公式問題集のMath版がこの本です。日本人は数学のレベルが高く、そこまで対策に時間をかけずに満点を叩き出す人も少なくないです。ただ、解くためには数学に関する英単語力が必要なので、解いてみた上でそこに問題がないのかを確認してみてください。

数学の単語は受験英語などで学ぶことが少ないので、単語の知識がほとんどない人も多く、その場合、GMATに特化した単語を学習して単語力の底上げをする必要があります。

単語以前に問題が全くわからず解けなかったという人は、この後紹介するマスアカなど、Mathに特化した参考書を購入し、数学の知識と単語力を同時につけてみてください。

The Official Guide for GMAT Verbal Review

公式問題集のVerbal版がこちらです。

Verbalは日本人だと、帰国子女でもない限り、対策しなければハイスコアを取るのが難しいパートなので、一度実際に解いてみた上で全体の傾向やレベルを把握して見てください。

ほとんどの人は最初はスコアが全然取れないので、ここで点数が低かった人も落ち込まずに、後で紹介するVerbalの参考書を解いた上で基礎力を高めていってください。

GMAT Official Advanced Questions

2019年の9月に発売された公式問題集がこちらです。GMAT Reviewは問題のレベルがそこまで高くなく、最近難化している試験のレベルに対応するには不十分であることも多かったです。

そのような中で発売されたこの本は難易度が高い問題に絞られている問題集なので、700以上を目指す人はGMAT Reviewを解き終えた上で、この問題集に取り組み、さらに難しい問題も解くことができるようにして下さい。

Verbal教材・参考書

スコアを取りやすく、満点も難しくないMathですが、日本人が最も苦労するパートがVerbalです。GMATはネイティブも受ける試験で、ネイティブでさえハイスコアが難しいので、英語が母国語ではない日本人にとって難関なのは当然です。

700点を越えるためには、いかに、Verbalのスコアを上げていくかが最も重要になります。そのVerbalのスコアを上げるための教材をパートごとに紹介していきます。

SC (Sentence Correction)

Sentence Correction GMAT Strategy Guide, 6th Edition (Manhattan Prep GMAT Strategy Guides)

Sentence CorrectionはVerbalの中で一番勉強すればするほどスコアを上げることが出来るパートなので、Verbalはまずはここに集中してスコアを取れるようになってください。

英語でも教材の数が多くはないのですが、その中でも最もクオリティが高い教材がManhattanが出版する教材です。

受験勉強で英語をやっていた人や、TOEFL/IELTSのスコアを取れている人は、ここでSCでよく出る問題や解き方をマスターして、問題を繰り返していくだけで、安定してハイスコアが取れるようになります。

Verbalのパートごとに攻略法が書かれており、問題の質も高く、パートごとに分かれていることもあり、内容も深いので、特定のパートのスコアアップをする上で効果的です。

CR (Critical Reasoning)

Critical Reasoning GMAT Strategy Guide, 6th Edition (Manhattan Prep GMAT Strategy Guides)

SCの教材と同じManhattanのGMAT教材です。CRは、SCほどはスコアは上げやすくはないものの、文章はそこまで長くないので、対策をした上でよく出る問題と、解く上での勘所を掴んでしまえば、スコアは上がりやすいです。

CRはある程度考えのベースと、出題される設問のパターンが決まっているので、そのメソッドを知った上で演習を繰り返していくと、ある程度根拠を持って回答することが出来るようになります。

RC (Reading Comprehension)

Reading Comprehension GMAT Strategy Guide, 6th Edition (Manhattan Prep GMAT Strategy Guides)

Verbalの中で最も難易度が高いのが、RCです。文章量がかなり多く、その文章の難易度もIELTSやTOEFLを越える難易度なので、対策をしても一朝一夕ではスコアを伸ばすことが難しいパートです。

RCは学習にかける時間とリターンが中々合わず、コスパが悪いので、最後の最後で他の対策をしてスコアを伸ばし、もう一つ上のレベルにいきたいという受験生以外にはオススメしません。

SCとCRと同じくManhattanが出版しているこの本は問題量も多く、その対策もしっかり書かれているため、RCの力の底上げをしたい人にオススメの教材です。

IR (Integrated Reasoning)

GMAT Integrated Reasoning & Essay: Strategy Guide + Online Resources (Manhattan Prep GMAT Strategy Guides)

IRはMBAなどで提出スコアでカウントされないのもあり、そこまで力を入れて勉強する必要がありません。

とはいえ、自分は念には念を入れてIRもある程度対策はしておいた方がいいと思い、念のために参考書を購入しました。

しかし、結論をいうと、公式問題集で対策するだけでも十分だったと感じるので、苦手意識があり、他のパートに余裕がなければスキップしても良いです。

Math教材・参考書

日本人がハイスコアを取李やすいMathですが、当然、昔の算数、数学の知識を忘れていれば解けないですし、それらを覚えていても英語の問題形式や単語がわからなければ解くことは出来ません。

マスアカ

Mathの対策で特にオススメなのがマスアカです。オンラインで販売している教材なのですが、Mathに特化して毎年教材がアップデートされているのもあり、重要な項目を丁寧に説明してくれています。

Mathは高得点取得者が多く、毎年難化知っているのですが、基本は同じなので、その基本を固める上でマスアカは最も効果的な学習教材です。

マスアカを購入した上で、一周読み、昔の知識を思い出しながら、苦手な項目をチェックする。その上で苦手項目に特化して復習をしながら全体の英単語や知識を補完していくことでMathで必要な知識を効率よく獲得することが出来ます。

マスアカを何度か解いた上で、問題集をしっかりとやり込めば、それだけで40点台後半は安定して取れることが出来るようになります。

GMAT Advanced Quant: 250+ Practice Problems & Online Resources (Manhattan Prep GMAT Strategy Guides)

公式問題集より難易度の高いMathの問題演習が出来るのがGMAT Advanced Quantです。

マスアカで基本を身に着けた上で更にスコアを伸ばしたい。武器にしていく場合にやるのがオススメです。

また、過去に中学受験や高校受験をした場合Mathの基本は身についているはずなので、GMAT Advanced Quantから始めるのもありです。

オンライン学習教材

GMAT Prep

GMAT Prepは紙の教材ではなく、ネットで提供されているソフトウェア教材です。アゴスの教材、GMAT Reviewと合わせて、受験生のほぼ全員が使うであろうオススメ教材です。

ネットでダウンロードすることが出来、パソコンで本番と同じ形式で試験問題を解くことができます。レベルは本番よりは少し簡単なので、他の教材で力をつけた上で、集中力をつけるのと、本番の試験形式に慣れるために使うのがオススメです。

まとめ

以上がGMATスコアメイクのためのオススメ参考書です。

まとめると…

  • 「MBA留学 GMAT完全攻略」でGMATの概要と試験形式を理解する
  • 「GMAT Review」で力試しをしてみる
  • 苦手な項目を「ManhattanのVerbal教材」と「マスアカ」で強化する
  • 「GMAT Review」を繰り返して知識の穴埋めと問題慣れ
  • 「GMAT Prep」で実際の試験慣れ
  • 「GMAT Official Advanced Questions/Quant」で難しい問題の練習

という教材選び、使い方がスコアを上げるために最も効果的です。

使う教材でスコアの伸びが大きく変わってくるGMAT、ハイスコア獲得者が使っている参考書とその使い方を参考にして、最速でGMATの700点を突破してください。

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