英語パンダ
純ジャパ独学でTOEIC満点取得。 独学勉強法にはこだわりを持ち、大学受験では偏差値40から有名大学へ自力合格。 大学卒業後、某上場企業へ入社し、海外駐在を経て子会社代表に30代で就任。
大学院・MBA

MBA受験のインタビュー/面接対策の秘訣!海外トップスクールに合格する戦略!

MBA面接対策の概要

MBAの1つの壁が「面接対策」です。海外MBAだと、たださえ慣れていない英語で面接になり、多くの人が準備をしないと上手く答えられずに終わってしまいます。

インタビューで成功するためにはしっかりとポイントを抑えて正しく対策をする事が重要です。

  • 受けるスクールの質問傾向を把握
  • 受ける学校に応じた対策(回答のサンプル作成や面接練習)
  • 本番の面接を受ける

という3つのステップが重要になります。

MBAインタビューの形式を理解する

まずは、MBAのインタビューはどのような形式なのか?という、MBAインタビュー自体から理解していきましょう。

企業面接と同じように、MBAインタビューも学校によって形式が異なります。

なので、そのパターンを理解した上で受ける学校はどれなのかを把握することが重要です。

面接担当者は「アドミッション(採用担当官)」「受験校の学生・卒業生」という2つのパターンがあります。

それぞれ「1対1の一般的なQ&A」「ケース面接」「グループディスカッション」という3つのパターンがあります。

つまり、面接担当者2パターン×面接形式3パターンの系6つの面接パターンが存在するということです。

各校特色があるため、まずは目標校の形式を知ることから始まります。

学校によって、どのパターンなのかが異なりますが、ほとんどの学校は面接担当者はどちらのパターンも実施する印象です。これはトップスクールかどうかやどのエリアなのか(アメリカ、欧州、アジア)でもほとんど同じです。

面接形式はほとんどの学校が「1対1の一般的なQ&A」しかないです。稀に学校によっては「ケース面接」「グループディスカッション」がある学校もあるので、在学生や卒業生に聞いた上で最新の情報を集める事をお勧めします。

たとえば、HBSは「アドミッション(採用担当官)」が行う「1対1の一般的なQ&A」。Whartonは「アドミッション(採用担当官)」が行う「グループディスカッション」。Kelloggは「受験校の学生・卒業生」が行う「1対1の一般的なQ&A」です。LBSは「アドミッション(採用担当官)」が行う「ケース面接」です。

このように、有名な学校でも面接形式が大きく違うので、それぞれに合わせた対策をする必要があります。

オススメなのは、カウンセラーを付ける事です。有名なカウンセラーは大抵は毎年有名校に受験生、合格生を輩出しているので、それぞれの試験形式を細かく把握しています。

カウンセラーに相談する事で、受験する学校の傾向と対策を教えてくれます。

別記事でオススメのカウンセラーもまとめているので見てみてください。

HBSは一般的な面接とはいえ、ケースディスカッションに貢献できるかを確認するために、面接官が若干圧迫面接気味、且つ矢継ぎ早に質問を投げかけてきますし、Whartonはグループディスカッションに加えて短時間の1 on 1があります。また、学校によって、過去の経験と将来のビジョンどちらに重きを置くか好みが分かれます。

HBSはコンサル出身者が多く、実際の授業もケースを中心としたカリキュラムなので、入学してもついていけるかを面接の中で試しています。

形式を知るには、カウンセラーや、目標校の卒業生に聞くことが近道になります。

質疑への対策

内容自体は就職活動や転職活動での内容とはそこまで変わりません。しかし、MBAでは違うのは企業が会社との相性を見るように、学校との相性を見ます。同様にMBAでは多様性が重視されているので、偏った人を受け入れるわけではなく、全体でバランスを整えさせる必要があります。なので、自分はどういうストーリーで何を伝え、どういうキャラクター、ポジションとして合格を獲得するのかが重要になります。

たとえば、以下のような質問がよく聞かれる質問です。

  • 自己紹介:どのような経歴なのか/Why MBA
  • キャリアに関する質問:直近の企業に入社した理由/今までで活躍したプロジェクト/卒業後のキャリア/中長期で考えているキャリア
  • 価値貢献:どのような貢献ができるか/チームの中で発揮できる価値は何か

海外には、典型的な質問をまとめたサイトが多数あります。

 EXPARTUS – MBA Admissions Interview: 35 Practice MBA Interview Questions

http://www.expartus.com/mba-admissions-interviews-35-practice-interview-questions-1/

これらに対して、面接官の立場になって回答を考えていきます。

面接官がアドミッションの場合は、Applicationを読み込んできていると考えて、書類の内容をさらに発展させることが要求されます。

卒業生の場合は、基本的には履歴書を基に話を展開することになります。

将来に関する質問に対しては、過去の経験と連続性を保ちながら、チャレンジ精神を感じさせるビジョンを提示し、逆算で説明する形になります。

例えば、将来は新興国の貧困層向けのビジネスをしたい、その目標に向かって、社内外でこのような活動をしてきたが、この部分を成長させる必要があると感じ、MBAの取得を決意した。MBAでは、目標を実現させるために、このような経験をしたい。といったストーリーが一般的です。

過去の経験に対しては、STARLというフレームワークを使います。
Situation、Task、Action、Result、Learningを意味しており、状況説明をした上で、課題を明確にし、実施した対策を提示し、結果と学びをインパクトのある形で伝えます。この際、自分を主語に話すことが大切になります。

海外の就職活動向けの動画ですが、以下の動画は、過去の経験に対する質問への回答を作成する際の参考になります。

こちらの動画では、STARLフレームワークのLearningがありませんが、ストーリーが綺麗にまとまるため、個人的には学びを入れる事をお勧めしています。

項目を問わず、回答の長さは、1分程度を目安にすると良いでしょう。

英語表現に自信がない方は、海外書籍の模範解答を参考にしましょう。

MBA Admissions Strategy

国内には、MBA向けの書籍があまり存在しません。

私は、英語による就職活動向けの本を参考にしていました。(MP3音声&ワークシート付き)新 面接の英語

インタビュー本番に向けた実技演習

実技は、大きく分けて3つの方法があります。
①カウンセラー
②英語レッスン
③友人

もちろん、カウンセラーが一番効果的ですが、コストが高くなります。

2018年は、1時間で2万円から3万円が一般的でした。MBAは一生物ですが、馬鹿にならないコストですよね。

そのため、英語レッスンや、友人と回数を重ねた上で、仕上げをカウンセラーとする方が形が良いと思われます。

英語レッスンは、Skype英会話や近所の英会話スクールで、主に表現に対するコメントをお願いしました。

友人との練習は、受験生仲間で行いました。Ed氏やVince氏が紹介してくれるケースもあるため、受験生仲間が周囲にいない場合は、カウンセラーに相談することをお勧めします。

カウンセラーとしては、Ed氏、Green氏、Jessica氏、Vince氏、Matthew Aldrige氏と模擬面接をしました。

Green氏、Jessica氏は、論理的に深く掘り下げてくれるので、HBS対策にお勧めです。

Ed氏、Vince氏は実際のカウンセラーとして起用されている方が、面接練習も併せてお願いするケースが多いです。個人的にも、そちらの方が、Feedbackも的確になるため、お勧めです。

当サイト初登場のMatthew Aldrige氏は、奈良在住のため、Skypeでインタビュー対策を行っています。

Feedbackが優しすぎる面もありますが、欧米的な売り込み方を指導してくれるため、帰国子女以外の方には強くお勧めできます。 

Green氏のWebサイトはこちら。 

H. STEVEN GREEN: GRADUATE ADMISSIONS CONSULTANT

http://www.hstevengreen.com

尚、Vince氏は、Youtubeに模擬面接の動画をアップロードしています。こちらも参考になりました。

また、まれに模擬面接をして下さる優しい卒業生や在校生の方もいます。

卒業生が面接を担当する学校の場合は、非常に実践的なFeedbackを頂けるため、周囲に卒業生や在校生がいらっしゃる方は、勇気をもってお願いすることをお勧めします。受験の評価に含められる事はまずありませんが、良い印象を与えるに越したことはないため、十分に準備をした上でお願いしてください。

実際の面接に挑む

服装は基本的にスーツです。

遅刻は厳禁なので、少し早く行くようにしましょう。

MBAのAdmissionからは、アジアの受験生が堅いというFeedbackを頻繁に貰います。

緊張しますが、あくまで会話なので、楽しく、ポジティブに臨みましょう。

面接を受けた日には、面接官にThank you letterを送ります。

HBSの学生団体である、The Harbusが、面接対策のPDFを売り出しており、こちらには実際の合格者が送ったThank you letterも公開されているため、興味のある方は購入してみるのも良いと思います。

 The Harbus – THE ADMISSIONS & INTERVIEW GUIDE 2016

http://www.harbus.org/admissions-guide/

尚、The Harbusは、HBSのEssay集も売り出しています。

こちらもお勧めできますが、面接官はあくまで「あなた」を面接しにきているため、過度に成功例を参考にすると、特徴が失われてしまう恐れがあります。

ある程度参考にするのは良いと思いますが、最後は自信をもってご自身の言葉で臨まれてください。

エッセイ作成にオススメの参考書

最後に

いかがでしたか?今回は海外MBAの合格の1つのステップインタビューの傾向の対策について紹介していきました。

スコアメイクが完了して、エッセイや推薦書が完成しても、面接で落ちてしまうと元も子もないです。

しっかり、面接の概要とその個別対策をした上で自信を持って本番に挑むことが出来るように頑張ってください。

頑張ってくださいね!

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