「〜に関して」を表す英語
何かしらの物事を英語で説明するときに、文章の最初に「〜に関してだけど…」と表現するときに、どのような英語表現を使いますか?「as for…」と「as to…」の2つが受験勉強でも学ぶ表現なので使う人が多いのではないでしょうか。
しかし、その2つの表現の違いを理解して上手く使い分けることが出来ている人は少なくないのではないでしょうか。ほとんどの教科書や学校では、英単語とその意味しか学ばない場合が多く、厳密なそのニュアンスや違いを教えてくれないことが多いので、そこまで理解出来る人が少ないです。
as forの使い分けと意味
まずは「as for」の意味から見てみましょう。
~に関しては、~はどうかと言うと
英和辞書で調べても細かいニュアンスなどは載っていないので、英英辞書で見てみましょう。
as for sb/sth: used when you are starting to talk about someone or something new that is connected with what you were talking about before
as forはsomeone or somethingとあるように、〜に関しての対象が人や物など様々なもので使うことが出来ます。主に文頭で使われることが比較的多いです。
一番使いやすい英語の表現です。
実際に、アメリカなどでもas toよりもas for を使っている人が多く、特に若者だと、ほとんどのケースでas forが好まれて使われます。
as toの使い分けと意味
次にas toを見てみましょう。
…に関して、について、…に従って
意味だけを見ると、as forとの違いは特にありませんので、as forと同じように英英辞書でas toの意味を見てみましょう。
as to something: concerning
as toはsomethingと書かれているように、人では使われることはなく、どちらかと何かしらのものを表すときに使われることが多いです。
as forに比べると文章の中で使われることが多いです。
最後に
いかがですか?同じ意味でも、以外と英英辞書で見てみると違いが見えてきますね。何に関して話すのかに合わせて2つの表現を使い分けられるようになって、正しいニュアンスで伝えることが出来るようになりましょう。