英語パンダ
純ジャパ独学でTOEIC満点取得。 独学勉強法にはこだわりを持ち、大学受験では偏差値40から有名大学へ自力合格。 大学卒業後、某上場企業へ入社し、海外駐在を経て子会社代表に30代で就任。
IELTS

IELTSスピーキングで7.5を獲得するための勉強法と試験対策

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IELTSスピーキングの試験形式

Part1: 4−5分間の聞かれた簡単な日常生活に関する質問に答える「質疑応答」

Part1では日常会話の基本的なスピーキングが計られます。質問は家族構成や趣味、日常生活など、簡単な会話が多く、聞かれた質問に対して端的に答えることが求められます。

ここでは、ある程度スコアが取れる人の間では差が付きづらいので、しっかりと頻出の質問への回答の練習をした上で、凡ミスをすることがなく、しっかりと聞かれた質問に対して回答することが重要です。

Part2: 特定のトピックに関する3−4分の「スピーチ」

Part2は与えられたトピックに関するスピーチです。ここではライティングのように難しいトピックが聞かれることはなく、何かしらの話しやすいスピーキングトピックが出題されます。

与えられるトピックに対して答える準備時間が1分間与えられ、どういうポイントをあとえば答えるのかが書かれているので、しっかりと準備をすればスコアが取れるパートです。その1分間でメモを取ることも出来ます。

必ずしも与えられた例に沿った内容を話す必要はなく、与えられたテーマについて自分なりのスピーチをするだけで十分です。

Part3: Part2で出題されたトピックに関する4−5分の「ディスカッション」

最後がディスカッションです。Part2のトピックについて質問がされて、その回答に対して何往復かの英語のやりとりをすることが求められます。

Part1、Part2とは違って双方向のスピーキング力が求められるのがPart3です。暗記やテンプレートでは中々スコアが取れないので、しっかりとスピーキングの練習を繰り返してスピーキングの総合力を高める必要があります。

ディスカッションといっても極めて論理的なディスカッションではないので、会話に近いカジュアルな対話と考えてもいいかと思います。

スピーキングテストの採点基準

Fluency & Coherence: 流暢さと一貫性

1つ目の採点基準は「流暢さと一貫性」です。この採点基準はいかに英語を話す上で止まってしまったり動揺することがなく流暢に英語が話せているかが評価されます。

リーディングやリスニングが得意な人も、対策をしなければ、豊富な海外経験がない限り、英語がスムーズに出てこないので、この項目でハイスコアを取ることが難しいです。

話す中で止まってしまったり、話している内容がバラバラな場合はこの項目でハイスコアを取ることが出来ません。

しっかりと、この項目を意識しながら、実際のオンライン英会話などで実際の問題を解いていくことをお勧めします。

Lexical Resources:語彙力

2つ目の採点基準が語彙力です。ライティングほど高度な語彙力は求められませんが、いかに高度な英語を様々な表現で使っていくことを求められます。

この項目のスコアを上げるためには、単語を見て意味がわかるというわけではなく、表したい内容に対応する英語がすぐに出てきて、それを正しく英語のスピーキングで使うことが出来るようになる必要があります。

語彙力を上げるためにはインプットとアウトプットを繰り返すことが重要なので、単語帳などで学んだ語彙を、英会話の中で実際に使って自分のものにしていくことが重要です。

Grammatical Range & Accuracy: 文法の範囲と正しさ

次の項目が文法の力です。ここでは、様々な文系や文法の項目使って表現することが出来る。そして、同時にミスを減らして表現することが求められます。

文法を正しく理解していて、TOEICなどの文法問題でハイスコアが取れる人も対策をしないと、この項目でスコアが取れない場合があります。

それは、実際に読むときの文法力とアウトプットするときのそれは違うからです。しっかり、話していく中で意識的に文法力を使いながら、その中で間違ったものは訂正をしてもらい、自分がスピーキングで間違いやすい文法表現を認識する必要があります。

Pronunciation: 発音

最後が発音です。いかにテンポが良く正しい発音で英語が支えているかが評価されています。

発音でスコアを取るためには、単語を学ぶときにしっかりと単語ごとの発音を覚えていく必要があります。あとは、発音するときに日本人のような発音だと、その分スコアが下がってしまうので、しっかりと発音の仕方を学ぶ必要があります。

たとえば、「rとvの発音」や「rとlの発音」のように、日本人が間違えやすい発音を意識的に学んで発音矯正をする必要があります。

スピーキングの勉強方法

英語で会話する練習をする

スピーキングはアウトプット型の科目なのもあり、練習なしには中々スコアを上げることが難しいです。対策する上で、まずはIELTSに絞らずにオンライン英会話などでカジュアルな英会話を楽しんでみるのも良いでしょう。

その上で基本的なやりとりが身についたタイミングで、Partごとに実際の問題を解きながらスコアメイクの練習を開始してみて下さい。

オンライン英会話などだと一回数百円で学べるサービスもたくさんあるので、まずは、英語を使う場を増やして下さい。

問題の回答ストックを増やす

どのPartもある程度出てくる問題やカテゴリは限られます。なので、問題の数を繰り返した上で、カテゴリや特定のジャンルの知識や語彙を増やしていくことがとても効果的です。

特にPart1はある程度の対策と暗記でもスコアが取れるので、英会話の練習をする中で頻出問題の対策をすることが効果的です。

Part2とPart3はどちらかというと質問というよりはカテゴリのアイデアが取られるので、問題を解きながら、どういうジャンルのどういうトピックが出るのかのストックを増やしてみて下さい。

自分の解答を録音してみる

意外とする人が少ないのが自分の解答の録音です。自分が思っている以上に聞いてみると、発音や会話の力、内容に違和感があるということがよくあります。リスニングと同じように自分自身のスピーチや解答を聞く。その上で発音や内容を改善していくことが効果的です。

実際に録音した上で自分自身で「流暢さ」「文法」「単語」「発音」の4つの採点基準を自分自身で採点することをお勧めします。スコアの高低は自分だとわからないですが、どういう問題、改善点があるのかは自分自身でもわかるので、そこを集中的に対策することが効果的です。

英語の独り言を習慣化する

特に効果的なのが、独り言を英語でいくことを習慣化することです。家にいるとき、外を歩いているとき、そしてテレビをみている時などどんな時にも自分の頭の中で英語で独り言を言ってみて下さい。

そのときに分からなかった表現はスマホで単語を調べた上でボキャブラリーを増やしていくことが効果的です。

スピーキングのスコアを上げる上で無意識に頭の中で英語が出てくることはとても重要で、それを習慣化するために独り言特訓はかなり効果的です。

スピーキングで話すアイデアがすぐに出てくるようになり、スピーキングで必要な表現や語彙もその中で身につきます。

最後に

いかがでしたか?日本人が苦手とするスピーキングですが、しっかりと対策をすることで、7.5までのレンジならスコアを上げていくことができます。

そのためには、いかに問題と採点基準を理解し、それに沿った対策を繰り返すことができるかが重要です。

頑張って下さいね。

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