英語パンダ
純ジャパ独学でTOEIC満点取得。 独学勉強法にはこだわりを持ち、大学受験では偏差値40から有名大学へ自力合格。 大学卒業後、某上場企業へ入社し、海外駐在を経て子会社代表に30代で就任。
TOEFL

TOEFL iBTの過去平均点から見る世界のTOEFLスコア比較

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世界のTOEFL スコアに比較

TOEFLの平均点を確認して己の立ち位置を確認しよう!!
トイフルという難関英語テスト攻略に向けて、

ぼくら受験者はTOEFL対策の学習を続ける必要があります。

したがって、どのようにテスト対策へのモチベーションを維持するのか、

ということが重要なわけです。

その一環として今日は、世界規模のTOEFLの平均点を確認してTOEFL学習につながるヤル気スイッチを押せるような記事を書いてみました。

記事を書く際に参考にした資料は、テスト作成側のETSが発行したテストスコアデータ集です。

2005年、2007年、2009年、2010年、2012年の資料を参考にしました。

それではさっそく確認していきましょう。

日本人のTOEFL平均点

まずは日本国籍の受験者がどれほどTOEFLで得点を獲得しているのか見てみましょう。

2005年から2012年の7年間の間に、65点から70点まで5点アップしています。

これはただ日本人がTOEFL iBTのテスト形式に慣れただけなのか、

日本人の英語力が徐々に向上したのか、

ぼくらが身を割く思いで努力した結果なのか、わかりません。

ただ、ここで胸をなでおろして安心するのはまだ早いです!!

TOEFLの戦場は世界規模です。日本における自分の立ち位置は何も意味しません。

テスト受験者全体の平均点を覗く!!

世界のTOEFL受験者の平均点

その年により多少の変動はありますが、

大体80点近傍が全受験者の平均点です。

この受験者の中には大学進学を目指す高校生から大学院進学を予定している技術者まで含まれています。

日本人の平均点は10点ほど下回っているのが現状です。

国別TOEFL平均点

つづいて国別・地域別のトーフル平均点を確認しましょう。

まずはアジア地域からです。
残念ながら日本はモンゴルとともに下位競争を演じています。

英語が公用語のシンガポールはさておき、近隣のアジア諸国のTOEFL平均点に大幅に遅れとっています。

く、くやあしい。

アフリカ大陸だったらどうよ!?
ぼくの独断と偏見で選んだアフリカ大陸の5か国と日本の平均点を比較してみました。

 

うーん、公用語が英語である国が多いため高スコアをたたき出している国が多いです。

南アメリカ大陸だったらどうよ??
うーん、えっと・・・・公用語って英語でしたっけ??

北アメリカ大陸をみてみる
メキシコを除いた国では公用語が英語です。

そりゃ強いはずです。

ただ、ここで注目してほしいのは、アメリカ人ですら85点ほどしか取れないのです。

おそらく全く勉強していないアメリカ人のデータ(2012年はデータなし)だと思いますが、

このことからTOEFLの難しさがわかります。

ヨーロッパの世界をのぞく
言語の類似性からかヨーロッパ諸国ではTOEFL平均点がすこぶる高いです。

ぼく自身もヨーロッパの学生と議論する機会があったのですが、

まったく彼らの英語力についていけませんでした。

英語を本気で勉強したヨーロッパ人はまさに最強です。

ユーラシア大陸の平均点をみてみる
最後に分類方法が無茶苦茶ですが、ユーラシア大陸の各国の平均点の紹介です。

やっぱりインドは公用語が英語なだけに強い。

インドの優秀な学生が世界に多いことをうなずけるデータです。

サウジアラビアは石油特需により多くの人に留学奨学金を提供しています。

実際、ぼくがアメリカ留学したときにはサウジアラビアの方がたくさんいました。

そのため、受験者層の幅が広いということが低い平均点となっているのでしょう。

日本のTOEFL平均点から日本人が不甲斐ないとは言えない!!
これらのデータから日本人として劣等感にまみれたかたが多いと思います。

しかし、ETSは国ごとの受験者数を公表していません。

そのため、国によっては少数のエリート集団のみ受験していたりするわけです。

ただ、日本の英語教育が一歩遅れていることは認識しましょう。

大学・大学院入学を目指す受験者のTOEFL平均点

さて次に、大学・大学院留学を志している世界のライバルたちがどれほどの点数をたたき出しているのか見てみましょう。

大学院留学希望者は80点台中盤、

学部留学希望者は70点台の後半を獲得しています。

やはり大学院のTOEFL必要点数のほうが高いため、大学院希望者のほうが平均点が高くなっているようです。

アメリカの大学・大学院留学に必要な点数

アメリカの大学が最低スコアとして掲げているTOEFLスコア

以下にその例をあげます。

コロンビア大学    100
フロリダ州立大学   80
ジョージア工科大学   79
ハーバード大学 100
MIT  90
ミシガン州立大学 79
スタンフォード大学 100
バークレー 68
ハワイ大学 61

やはり世界中から受験者が集結するトップスクールの英語力足切りを免れるには、

TOEFL iBTで100点を最低限とる必要があります。

上のテストの点数はこちらのサイトから引用したもので、それぞれ確証をとったものではないです。

そのため、志望校の本当のTOEFLの必須点数を調べるには各大学のウェブサイトで各自確認してくださいな。

ちなみに、プリンストン大学の合格者の平均点は109点だそうです。いやあ、すごいなあ。

己の相対的位置を確認して一言
「日本は英語の必要のない国」

「日本は外需依存度が低い国」

という文句でTOEFL平均点が低くてもよい、という意見があります。

しかし、世界の平均点をみて悔しくないですか?

ぼくは悔しい。

たとえば、TOEFL平均点の資料をみたドイツ人、ケニア人、韓国人、アメリカ人、などが、

日本は英語できないダメ国だね

なんて思うんですよ。

やっぱり、ぼくは悔しい。

しかし幸運なことに、

そんな悔しい状況を打破するためにTOEFL LABが存在しています。

とりあえずこのサイトで競争力をつけてTOEFLでの得点力をつけましょう!

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