英語パンダ
純ジャパ独学でTOEIC満点取得。 独学勉強法にはこだわりを持ち、大学受験では偏差値40から有名大学へ自力合格。 大学卒業後、某上場企業へ入社し、海外駐在を経て子会社代表に30代で就任。
TOEFL

TOEFL iBTリーディング対策に役立つ問題形式復習のコツ

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なんと問題形式振り返り記事第三弾!!
今回はリーディングの出題形式を振り返ります。

リーディングはTOEFLの4つのセクションの中で最初に出現するモンスターです。

ぼくら受験者はこの初級モンスターを「なきごえ」と「たいあたり」のみで倒したいところです。

今日はトーフルのリーディングセクションの出題形式を振り返りつつ、

それらの問題の解法のコツについて書いてみました。

以下がその目次です。

1.問題形式・出題内容

2.問いの種類

3.おわりに

リーディング試験形式はこれだ!!
まずはTOEFLリーディングの出題内容について復習しましょう。

TOEFLリーディングの出題内容

大学で使用されるレベルのテキストの一部の抜粋が出題されます。

ジャンルはこれでもかというほど幅広てく、

生物学、心理学、美術史、歴史、さらに哲学なのが含まれます。

テスト作成側のETSによれば、

事前知識がなくても読むことができるように問題設計されているようです。

これは確かなことですが、

もし背景知識があったら読解効率3倍は違います。

たとえば、アメリカ史専攻の学生に、誰でもわかるアメリカ史入門のテキスト記事を読ませたら無双するに決まってます。

このようにTOEFL攻略には事前に背景知識を仕込むことが差別化的要素となります。

なんと偶然にもTOEFL LABには、TOEFLの背景知識に関する記事があるようです。

そんな役に立ちそうな記事へはコチラからお願いします。

読解量
ぼくら受験者は一つの大問につき、

700字ほどの学術的英文章を読み込まねばなりません。

解答時間は1つの問題に対して20分が割り当てられています。

この大問の英語文章が3つ集まりTOEFLリーディング試験が完成します。

その様子は以下の図の通りです。

リーディングダミー形式の場合は3つの問題にダミー2問が付け足されます。

※ ダミーに関してもっと知りたい方はコチラからお願いします。

 

そのため、リーディング解答時間は全部で60分となっています。

ちなみに、リーディングダミーならば80分が解答時間として与えられます。

TOEFLリーディングに出てくる8種類の質問

一つの問題に対して12~14個の質問が問われます。

そして幸運なことに質問の種類は全部で8種類に限定されているのです。

ここではついでのついでに、質問の種類をのぞくことにしましょう。

質問その1.事実正誤問題(Factual Type)

まず一つ目の問いは、

文章中に語られている事実に沿った選択肢を選べよ、

という質問です。

たとえばそれは、

「段落1によれば、次の選択肢のうちのどれが正しいですか」

というもの。

また、「つぎの選択肢のうち正しくないのはどれか」という逆パターンも出題されます。

この手の質問はしっかりと文章を読み込めば答えは見つかるはずです。

ここで得点と時間を稼いじゃいましょう。

質問その2.推測問題(Inference Type)

この問題では文章を読んである事実を推測せねばなりません。

たとえば、「この段落で著者が意味するところは次のうちどれか」のような質問です。

このタイプの質問をさらりと解答するには、

常に段落ごとの大枠をとらえた読み方をすべきです。

それは読書の絶対量を増やすことで習得できます。

質問その3.著者の技巧についての問い(Rhetorical)

3つ目は著者の意図を問う問題です。

なぜこの文章の著者は「ある事実」をここで言及したのか、ということを問われます。

たとえば、「この事実を証明するためにどの具体例を用いたのか」や、

「ある事実を言及したのは何のためか」

という問いが発せられます。

質問その4.語彙問題(Vocabulary)

あるアカデミック単語の同義語を問う問題です。

これは各質問の中でも最も難易度の低いものなので、

確実に漏れなく迅速に回答する必要があります。

この手の問題は語彙を知らなければどうにもならないので、

知らない単語が出題されたときは潔く適当に回答しましょう。

質問その5.代名詞置き換え問題(Reference)

文章中に出現する代名詞(they, it など)の役割を言い当てる問題です。

文章の内容を理解して読み進めていればおのずと解答できるタイプです。

先の語彙問題と同様に迅速に解答を作成しちゃいましょう。

質問その6.一文要約問題(Sentence Simplification)

つぎの問題はかなり特徴的です。

まずある一文が灰色で強調されているからです。

この手の問題はこの灰色で塗られた文章を端的に表わしている説明文の選択肢を選ばねばなりません。

4つの選択肢がどれも類似していて紛らわしいですが、

冷静に英語のロジックを解読しましょう。

質問その7.文挿入問題(Text Insert)

ある指定された一文を適切な文章の場所に戻してやらねばなりません。

戻す場所の選択肢は全部で4つあり、「●」でその場所が示されています。

この問題回答のコツは読書量を踏めとしかいいようがありません。

もし英語の文章を多読している受験者ならばおのずと雰囲気で答えがわかります。

質問その8.文章要約問題(Purpose Summary)

リーディング問題の最後の砦としてそびえるのがこのタイプ。

これは完全回答しないと点数がもらえません。ただし、配点は他の問題の2倍です。

正直、この問題の解答に5分をかけたいところ。

質問内容は文章内容を要約しろ、というものと、文章中のアイディアを分類してまとめろ、という2種類が存在します。

どちらにしても、文章の概要を理解していなければ回答できないクセモノです。

文章がまったく理解できなかったという方はさっさと適当に次の文章題に移りましょう。

おわりに

さて、問題形式を復習した後は実戦演習を重ねるのみです。

あ。でもTOEFLリーディング解法の4つのコツに関する記事が続編としてありますので、

そちらにも目を通してから実践でもいいかもしれませんね笑

それでは

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