TOEICとTOEFLの違いは何?違いを理解して英語試験を攻略!

2019年10月9日

TOEIC とTOEFLの違いは分かりますか?試験名についてはみんな知っているこの二つの試験ですが、具体的な違いについてはほとんどの人が知りません。

本日は英語能力テスト「TOEIC TOEFLの違い」についてご紹介します!

TOEICとは?

TOEICは「Test Of English International Communication」の略です。

IIBC(国際ビジネスコミュニケーション協会)という教育機関が運営している試験です。

試験の開発、運営、試験結果の評価は、アメリカ合衆国の非営利団体である教育試験サービス(ETS)が行っており、これはTOEFLとも同じです。

様々な国の英語で日常会話に関するリスニングとリーディングの問題が出ます。リスニングはPart1, Part2, Part3, Part4でリーディングはPart5, Part6, Part7です。アメリカ英語、イギリス英語、オーストラリア英語、カナダ英語の四つの国の英語でリスニングの問題は作られています。

TOEFLとは?

1964年にこの試験が開始されてから、180カ国で使用されており、受験者も毎年100万人を超えています。世界中の教育機関に留学する人たちが主に受験をしています。

今では非英語圏だけではなく、アメリカやカナダのような英語圏でも留学の時にスコアの提出が必要なので使われています。

運営している期間は国によって異なり、日本で一般社団法人 CIEE国際教育交換協議会という機関が運営をしています。

内容も幅広く、歴史や科学、そして文学のようなアカデミックなが中心なので、必要なボキャブラリーも多くハイスコアを取るためにはかなりの勉強が必要になってきます。

リスニング(聞く力)リーディング(読む力)ライティング(書く力)スピーキング(話す力)が試されるため、ただ英語を知っているだけではなく、使えるかどうかがテストされます。

TOEFLとTOEICの試験目的の違い

似た五文字の両テストですが、目的が全く違います。

名前からその違いを紐解いてみましょう。

TOEICの試験目的は?

この試験は実際に英語を使って日常生活の中で様々な国の人とコミュニケーションを取る力を試すテストです。

テストはリスニングとリーディングの7つのPartから構成されており、企業や就職の時にもよく使われます。

実際に外資系や日系企業のグローバル事業部ではそのスコアの提出を求められることが多くあります。

日本では新卒なら600点、中途採用なら700点、海外部門なら750点を目標にしましょう。競争率の高い企業の場合はもっと高いスコアを求められることもありますので注意してください。

TOEFLの試験目的は?

それに対してTOEFLは「Test Of English as a Foreign Language」です。

名前から読み取れる通り、英語が母国語ではない人が英語力を試すために使われるテストです。TOEFLはTOEICと違って世界中で使われており、国際社会では英語テストのスタンダードです。

実際に海外の大学や大学院を受験する際や、留学をする際はTOEFLのスコア提出が義務付けられています。

なので、内容は専門的で日常生活を越えたボキャブラリーが必要になってきます。

日本では留学のために必要なのがTOEFLと覚えましょう。

TOEICとTOEFLが使われている国の違い

TOEICとTOEFLは使われている国が全く違います。

TOEICが使われている国

TOEICは世界中で使われている英語の能力テストだと勘違いしている人がいるのですが、実は、日本と韓国以外ではあまりメジャーではないです。

1977年に日本で北原靖男という方によって始められたものです

1979年に日本経済団体連合会と通称産業商が、TOEFLを作成していたアメリカのテスト作成機関であるETSに要請して英語力の低い日本人でも受けられて英語力を判定できるテストを作ることになりました。

実際に700万人の受験者のうち、日本人が240万人で3割を超えています。

海外で就職活動をするときや留学をするときはTOEICのスコアを提出しても全く評価されず、そのテストが何かということも理解されないことが多いです。

あまり英語力の高くない一部の国の水準に合わせて作られた英語試験であり、英語後進国の日本で生まれたものです。

2012年8月の海外で出された統計を見るところ日本人のTOEIC平均点515点に対して、韓国人の平均点は626点です。

TOEFLが使われている国

TOEFLは欧米やアジア、そしてアフリカまで世界中で使われている英語能力試験のグローバルスタンダードです。

TOEFLとは違って、難易度が高く、かつ、試験内容も包括的であるため実際に英語力を判断する上で有効な資格であると世界中で認識されています。

もし、将来的に日本と韓国以外で働いたり学びたいと思っている人は、必ずTOEFLの勉強に注力した方が良いでしょう。

もちろん、TOEICの勉強がTOEFLスコアアップにもつながるのですが、試験対策などはかなり遠回りになってしまうと言わざるをえません。

受験時間、試験の長さの違い

TOEICの受験時間、試験の長さ

TOEICのテストは全部で二時間で、45分間(100問)がリスニングで残りの75分(100問)がリーディングです。そこまで長くないため英語に対する慣れがある程度あれば集中力を維持することができます。

TOEICでは特に休憩時間がなく、リスニングが終わったらすぐにリーディングテストが始まります。試験の前に10分間の休憩時間がありますが、始まってからは全くありません。

TOEICは13:00に大きな会場で一斉に試験がスタートされます。年に数回テストがありますが、それぞれはどの地方でも同じ開始時間と終了時間です。

TOEFLの受験時間、試験の長さ

それに対してTOEFLは四時間にも渡るテストでかなりの集中力を要します。単純計算でもTOEICの二倍もの集中力が必要です。

前半はリーディング60~80分とリスニング60~90分。後半はスピーキング20分とライティング50分(Integrated Task とIndependent Task )が行われます。

前半と後半の間に10分間の休憩時間があります。

開始時間は人によって異なり、到着した人から順番に試験を開始していきます。

TOEICとは少し異なるので事前に理解した上で準備をしていた方が良いです。

試験のテスト形式の違い

TOEICのテスト形式

TOEICはマークシート形式で受験者は持参した鉛筆でマークシートをチェックして問題を解いていきます。なので、事前に受ける人は塗りやすい鉛筆と消しゴムを準備して持参する必要があります。

ただ、鉛筆は解答用紙にマークするためだけに使用が可能で、メモ用紙はなく、試験の紙へのメモさえもが禁止されています。

TOEFLのテスト形式

TOEFLは会場に準備されたパソコンを用いてマウスでクリックして回答していきます。なので、受験前に特に何かを準備する必要はなく、会場に来れば受験できます。

TOEFLではメモを取ることが許可されており、解答はパソコンですが、メモのためにメモ用紙やメモ用の鉛筆が会場に用意されています。

TOEICとTOEFLの受験料の違い

TOEICの受験料

TOEICは税込みで5565円であり、そこまで受験料は効果ではありません。なので、TOEICは年に数回受験する人も多く、貧乏学生でも手が出せるようになっています。

TOEFLに比べて問題用紙などしか必要なく、かつ大量の受験者が一度に受験するため受験料のトータルも大きくなり、必要な試験官も少しで大丈夫です。採点についてもマークシート方式なので、ほとんど機械で今は採点されているそうです。

TOEFLの受験料

それに対してTOEFLは225ドル(日本以外では180ドル)で、日本だと25000円くらいにもなり、かなり高価な受験料です。

TOEFLはパソコンを人数分を用意したり、採点官や試験官がTOEICに比べてはるかに多く、試験を実施するために必要な費用が大きいため、TOEFLの受験料は高価です。TOEICとは違って高価なので、一回の試験に集中して勉強をする人が多いです。

スコアの違い

別の記事で2つの試験のスコアの換算表を紹介しています。

TOEIC/TOEFL/英検/IELTS/PTE レベル別スコア換算表

最後に

様々な観点でTOEICとTOEFLの違いについて今回は紹介させて頂きました。

今回記事で取り上げた内容以外にも違いはたくさんあると思うので、もし、こんなものもあるよ!といったようなものがあればドンドンお伝えください!

目的に合わせて最適な試験を選んで目的に応じた試験でハイスコアをとりましょう!

ハイスコアを取るための勉強方法はこのメディアでもたくさん紹介しているので参考にしてください。