TOEICの採点方法の仕組みは?配点の付け方を理解してハイスコアを取るポイント!

2020年1月17日

TOEICの採点方法の仕組み

TOEICテストの採点方法

TOEICテストは英語コミュニケーション能力を測るために問題の作成や評価がされています。

統計処理を用いた上でスコアをつけているため、英語力に全く変化がなければ理論上は何度受験しても試験の問題に関わらず全く同じスコアになるように算出されている換算点です。

その時によって問題のレベルや傾向などが異なって、受ける会によって不公平が生じてしまう可能性があるため、そうならないようにこのような統計を用いた採点方法が使われています。

その中でも難問と言われるような、ほとんど正解者がいないような問題については難問とされて採点対象から外されます。

日本でTOEICを運営しているIIBCが公表しているスコアと英語のコミュニケーション能力の相関は以下のようなものになります。

スコアコミュニケーション能力
A860-990Non-Nativeとして十分なコミュニケーションができる
B730-855どんな状況でも適切なコミュニケーションができる
C470-725日常生活のニーズを充足し、限定された範囲内で業務上のコミュニケーションができる
D220-465通常会話で最低限のコミュニケーションができる
E10-215コミュニケーションができるまでに至っていない

TOEIC全体の配点

TOEICで満点を取ると990で、リスニングとリーディングがそれぞれ495点の配点です。配点はどちらかに偏っているわけではなく、半分ずつでバランスよく両方の英語能力を測ることができるように得点が設計されています。

問題数はリスニングが100問でリーディングが100問の計200問で構成されています。

あれ?200問あるなら、一問5点で1000点満点なのでは?と思った方。

そうなんです。実はTOEICは点数が相対的に配点されているため満点が990点になるのです。

全ての問題が同じ得点なわけではなく、沢山の人が解けた問題は配点が低く、解けた人が少ない問題は配点が高くなるのです。なので、実際に得点分布で見ても同じスコアの人が多くなります。

解答されたマークシートが機械で採点され、そのあとに統計処理をかけられて、正答率から各問題の配点が決められるのです。

正答率から導き出した難問は全体のスコアの計算には使われず、間違えたとしても満点のスコアが取れる可能性があります。

そして、配点はセンター試験などと同じように細かく刻まれていると勘違いする人が多いのですが、スコアは5点刻みで、それ以外のスコアは存在しません。

なので、実際に得点分布で見ても同じスコアの人が多くなります。

TOEICリスニング・リーディングパートの配点

次に、リスニング、リーディングのそれぞれに分けて全体の配点を見てみましょう。

リスニング問題ではPart1, Part2, Part3, Part4の100問が出題されます。

リスニングはリーディングに比べて正答率が高いのですが、配点はそれぞれでされます。なので、リスニングの中で正答率が低いものは点数が高く、高いものは点数が低くなります。

リーディングは時間が間に合わず解ききれない人が多いですが、その分後半の正答率は低いことが多いため、後半の問題の方が配点が上がることが多いです。

7つあるPartの配点が全て同一なわけではなく、一番配点が少ないPart1が3%、配点が多いPart7が27%とかなり開きがあります。

なので、実際に対策をするときも全てのPartを同じように学ぶわけではなく、得点シェアも踏まえて、自分の学習がスコアアップに及ぼす影響を最大化するために優先順位をつけて対策する必要があります。

いかにリーディングを極めようとも半分のスコアしか取れないため、ハイスコアを取るためには偏りのないバランスの良い英語力とスコアを取ることが重要になります。

リスニングテストの配点

全体のスコアの内リスニング問題を構成するPart1から4がそれぞれどのくらいの配点なのかを次に見てみましょう。

リスニングテストは5点から495点で半分を占めます。

Part1がそのスコアのはその中の6%で全体を占める割合が最も低いです。Part2は25%、Part3は39%、そしてPart4が30%です。

Part3はリスニングテストの配点の内4割を占めるので、対策をする場合はしっかりPart3の取りこぼしがないように問題形式の把握や対策をすることがスコアアップするために効果的です。

リーディングテストの配点

リスニングテストは5点から495点でスコアの丁度半分がリーディングを占めます。なので、いかにリーディングを極めようとも半分のスコアしか取れないため、ハイスコアを取るためには偏りのないバランスの良い英語力とスコアを取ることが重要になります。

Part5はリーディングの内30%、Part6は16%、Part7はなんと、54%を占めます。Part7が半分以上の得点を占めると知って驚かれた方も少なくないのではないでしょうか?

高得点を取るためには、半分以上を占めるPart7の正答率を上げるために、長めの分の読解力と、問題を解き切る速読力が求められます。

TOEICで満点(フルスコア)を取るためには?

TOEICで満点を取るためには、実は全問正解をする必要はありません。

もし、ほとんどの人が間違えてしまう難問があった場合、統計処理の時に難しいため配点が0になってしまうことがまれにあります。

それに、満点が990なので、数問間違えたとしても、それが難問ではなかったとしてもフルスコアを獲得できます。

スコアの計算方法

TOEICテストは英語コミュニケーション能力を測るために問題の作成や評価がされています。

統計処理を用いた上でスコアをつけているため、英語力に全く変化がなければ理論上は何度受験しても試験の問題に関わらず全く同じスコアになるように算出されている換算点です。

その時によって問題のレベルや傾向などが異なって、受ける会によって不公平が生じてしまう可能性があるため、そうならないようにこのような統計を用いた採点方法が使われています。

その中でも難問と言われるような、ほとんど正解者がいないような問題については難問とされて採点対象から外されます。

日本でTOEICを運営しているIIBCが公表しているスコアと英語のコミュニケーション能力の相関は以下のようなものになります。

スコアコミュニケーション能力
A860-990Non-Nativeとして十分なコミュニケーションができる
B730-855どんな状況でも適切なコミュニケーションができる
C470-725日常生活のニーズを充足し、限定された範囲内で業務上のコミュニケーションができる
D220-465通常会話で最低限のコミュニケーションができる
E10-215コミュニケーションができるまでに至っていない

テストの評価方法

評価についてはマークシート方式で、機械によって自動的に評価・採点がされています。

数多くの問題が出て、多くの人が受験出来るにも関わらずすぐに結果が出るのは自動採点によって評価されているからです。

しっかりと正しく採点されるようにミスなくマーキングすることが重要でしょう。

採点の流れ

採点前分析(アイテムアナリシス)

作成した問題を無作為サンプルで選ばれた受験者に解答してもらい、その解答をランダムで選び出します。

その上で各解答サンプルの正答率を計算して、難易度が分析されます。

このタイミングで著しく解答率が低い悪問は設問から除外されます。

悪問は英語力がない人でも勘で当たってしまうことがあり、それをスコアに入れると正しく評価が出来ないため、このような仕組みを導入しています。

人間が問題を作る以上、プロでも時には難しすぎたり、回答しにくい問題が作られることがあります。それが、この除外を「アイテムアナリシス」と呼びます。

採点後分析

実際に採点前分析の結果を用いて各テストを受講した人達の回答を評価していきます。

このタイミングで実際に受けた人のテストは採点されることになります。

スコアの同一化(イクエイティング)

過去のTOEICの試験問題や回答結果を用いてスコアの同一化をします。

ここでは点数や評価、スコア基準にブレがないように素点を換算点に変換して、テストごとの難易度によるブレを無くします。

イクエイティング(スコアの同一化)」は素点ではなく換算点に置き換えた素点でスコアを算出する方法です。受験者はどのような受験時でも、どんな受験者が多くても英語能力が同一になるように評価されています。

なので、実際に継続して受ける上で自分の英語力の伸びを他のノイズがなく見ることができます。

過去の出題内容の一部を必ず新しい問題の中に織り込み、過去で出題された時の回答と照らし合わせることでスコアの同一化をしています。この処理をすることでスコア基準の不変性が確保されます。

スコア算出

ここで初めてそれぞれの受験者の点数が評価されてスコアがでます。

実際のTOEICの点数換算の仕組みと、スコアレンジを素点から算出する方法はこちらを見てみて下さい。

TOEICの点数換算を理解してハイスコアを取得!スコアレンジを素点から算出する方法

素点からスコア導き出すには?

TOEICでハイスコアを取る上で過去問を使った問題演習がとても重要ですが、問題集のスコアを足し上げればスコアが算出されるわけではありません。

実際に過去問を取って本番で取れるスコアレンジを予測するためには、TOEICの採点方法の仕組みと、それを踏まえた換算の方法を理解する必要があります。

スコアレンジ換算表

上で述べたように、設問によって配点は異なるので、配点はわからないのですが、今までの得点配分から大体の換算点は予測することが出来ます。

正解した問題から大体の得点の範囲を予想して大体のスコアを見てみてください。

この表の見方ですが、素点が正答数で、換算点がその時の点数の範囲です。それがリスニングとリーディングでそれぞれ存在します。

例えば、リスニングが81問正解でリーディングも81問正解の場合、得点は740-890の範囲内になります。

なので、実際にリスニングとリーディングを解きながら、それぞれの正答数を計算する。それぞれ正答数を元に下の換算表から得点を計算することで、全体のスコアを導き出すことが出来ます。

※TOEIC新公式問題集から抜粋したTOEIC得点換算表

リスニングセクションリーディングセクション
素点換算点範囲素点換算点範囲
96-100475-49596-100460-495
91-95435-49591-95425-490
86-90405-47586-90395-465
81-85370-45081-85370-440
76-80345-42076-80335-415
71-75320-39071-75310-390
66-70290-36066-70280-365
61-65265-33561-65250-335
56-60235-31056-60220-305
51-55210-28051-55195-270
46-50180-25546-50165-240
41-45155-23041-45140-215
36-40125-20536-40115-180
31-35105-17531-3595-145
26-3085-14526-3075-120
21-2560-11521-2560-95
16-2030-9016-2045-75
11-155-7011-1530-55
6-105-606-1010-40
1-55-501-55-30
05-3505-15

スコアレンジ換算表を理解したTOEIC攻略法

実際に換算表を参考にしながら過去の新TOEIC公式問題集を解いていってください。そして、毎回表に対して自分がリスニングとリーディングがそれぞれどのレンジだったのかを記録していきます。

それを数をこなすと、大体の自分のリスニング、リーディングそれぞれの得点レンジが見えてきます。

もちろん、そこから上下するものの、大体の自分のスコアが見えます。

目標を最初に設定した上でそこに近づけるように過去問を解いていきながら、そこで見えた不得意なところを個別の参考書でカバーしていって目標点の獲得を実現してみてください。

評価の仕組み

評価については、統計処理を用いてされており、実は問題によってスコアが全く異なります。

具体的には、難易度が高く正解率が高ければ高いほどスコアが高くなります。そして、正解率が高い問題であればあるほどスコアは低くなります。

なので、他と差をつけて本当の英語力を有している人がハイスコアを取ることが出来る評価の仕組みと言えるでしょう。

具体的な評価の仕組みについては断定はされていないのですが、運営機関からも曖昧な表現では評価の仕組みがアナウンスされており、それが今回紹介したようなものです。

まとめ

どうでしたか?実はあまり知られていないTOEICの採点・評価方法

実は、スコアがちゃんと正しく出されるために裏側で複雑な処理がされています。採点方法はTOEICテストの得点のルールで、ルールの理解なしにはハイスコアを取ることは出来ません。

しっかりと仕組みを理解して、それに基づいた試験対策をしてみてください。戦略的に試験対策をすることで他の受験者と大きな差をつけましょう。




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Posted by english-park