TOEIC Part7 長文読解問題でハイスコアを取るための対策・勉強法と練習問題

2019年9月14日

TOEICハイスコア獲得のため最も重要なPart7

ハイスコアを獲得する上で最後に壁として立ちはだかるのがPart7です。問題量、文章量ともに多く、多くの受験者がそれまでのPartで体力と集中力を使い果たしてしまい、時間が足りずにPart7を終えてしまいます。

Part7は長文読解問題で、しっかりと時間をかければ英語力のある方なら確実に高得点を取れるPartなので、いかにスピードを上げて解ききるかが重要になってきます。

今回はその

TOEIC Part7の問題形式

シングルパッセージ問題

シングルパッセージ問題は一つの長文が出題されて、それに関する設問を解きます。2問の問題が4セット、3問の大問が3セット、4問の問題が3セットの計29問(8問+9問+12問)出題されます。

ここで出題される問題は日常生活に関わる様々なシーンの問題が出されます。例えば、メールが一つのパッセージになっているもの。広告がなっているもの。手紙がなっているものなど、様々なものが出題されます。

英文としてはそこまで難易度は高くなく、文章も短いため、しっかりと精読することが出来れば回答できる問題です。

ダブルパッセージ問題

ダブルパッセージ問題は基本的にはシングルパッセージ問題と同じではあるが、文章が二つあり、それに関する設問を解いていく形式です。

シングルパッセージ問題に比べると文章量が増えてくるため、集中力をしっかりと維持することが重要になってきます。

ほとんどの問題は片方の文章だけを読めば解ける単文書型問題ですが、一部二つの文章を読んで理解していなければ解けない複数文書型問題があります。この問題を解く上で重要なのは、選択肢から単語がリスト化していたり難易度が低そうな問題を見極めることです。

設問数は5問あり、シングルパッセージよりも問題数は多いです。5問の問題が二つ出題されるため、計10問になります。

トリプルパッセージ問題

トリプルパッセージは文章量がかなり長く、後半で集中力も切れているためハイスコアを目指す人にとってはかなり大きな壁になります。設問数は5問ずつですが、ダブルパッセージよりもそれぞれの文章が長いため集中力を要します。

5問の問題が3セットで計15問出題されます。

多くの受験者がこのトリプルパッセージ問題を解き終えることが出来ずに後半はただ色塗りでマーキングしてしまって試験を終えてしまいます。

トリプルパッセージ問題の解答で重要なのは、まず最初に最初の一文から概要を理解することです。その上で英文を読み始めて英文の概要をつかんでください。文章が長いため、いかに概要とその中での各文書の位置付けを見つけるがが重要です。なので、最初に英文タイプ、トピック、書き手、読み手などを把握することができると、そのあとの解答がかなりスムーズになります。

TOEIC Part7の時間配分

Part7はだいたい55分くらいですべての問題を終わらせる時間配分がベストです。その問題ごとの配分はシングルパッセージ問題(29問)は25分、ダブルパッセージ問題(10問)は10分。そして、トリプルパッセージ問題(15問)は20分で終わらせるのがハイスコア取得者が考える一番良い時間配分です。

一問あたり大体1分くらいで解き終わる目標で練習を繰り返していければうまく上の時間配分戦略通りにPart7を解き終えることが出来るでしょう。

かなり問題数が多く文章量も多いため、繰り返し時間配分の練習と確認を繰り返した上で本番に備えることをおすすめします。

TOEIC Part7の勉強法

英文読解量を増やす(多読)

まず、何よりも重要なのが多読です。TOEICは文章で出てくる単語レベルや文章の難易度はそこまで高くはないです。ただ、長文の特にPart7は英文量が多く、かなりの集中を要します。日常的に多読をした上で英語に慣れて集中力が続くように練習しないとちゃんと解けません。

Part7で得点が取れない要因として「記憶力がなくて読んだ文章が覚えられない」という人がいますが、これは実は記憶力の問題ではなく、集中が切れているため覚えることが出来ていないだけです。

実際に日本語を読むときにも難しい文章を読んだり集中力がない時は文章が頭に入ってこず、入ってきても覚えてないというようなことがおきます。

速読力を上げる

次に重要なのが速読力を上げる練習です。

速読力を上げるためには英文を前から後ろに読んで英語を英語として理解出来るようにすることが効果的です。そのためには文法や構文を学んだ上で読むときに構文を意識しながら繰り返すことが重要です。

これを繰り返していけば文章の構文と単語がすっと頭に入ってきます。

ディクテーションやシャドーイングなども速読力を上げるのには効果的でしょう。

時間をはかりながら練習問題を繰り返す

前の速読力とも関係しますが、実際に自分の解答スピードが目標に対して早いのか、遅いのかを把握して練習する必要があります。

これをすることでうまくスピードと読む精度をバランスさせながら目標の時間内で解くことが出来るようになります。

自分はリーディング問題の問題集を買った上で、大問1問ごとに目標の解答時間を設定して、それをストップウォッチで測って解答するということを繰り返しました。

結果的に体に時間配分や解答スピードが染み付いて、無意識に理想の時間配分で解答することが出来るようになります。

文章で回答が述べられている箇所を意識して精読力を高める

最後のポイントは正答率を上げるための勉強法です。

長文読解問題が必ず各設問に対応する部分がどこかあります。それは設問の解説でも記載されているのを覚えているのではないでしょうか?

解答するときに無意識にそれを探しているのですが、具体的にそれを意識して解答を繰り返すという勉強方法が効果的です。

具体的には、実際に問題を解くときに設問ごとに英文の対応箇所を見つけて、それにアンダーラインを引いて問題番号を記載します。これを答え合わせのときに設問で参照されている部分とあっているかどうかを見るということを繰り返します。

TOEIC Part7の解答の攻略法・コツ

設問タイプを見極めて解答する。

Part7には設問解答の根拠を簡単に見つけられる問題と、そうではない問題に分かれます。その設問はどちらに当たるのかを判断した上でそれに基づいて時間配分をすることが重要です。

設問解答の根拠を見つけやすい問題は、文脈問題、意図問題、同義語問題などです。これはかなり解きやすく解答を見つけやすいため、ここで時間を作って残りの問題で余裕を作りましょう。

それに対して見つけにくい問題は選択肢照合型問題、NOT型問題、文位置選択問題などです。このタイプはじっくり本文と照らし合わせて解答しましょう。

文脈問題

文脈問題はその文章の概要を理解した上で、それに関する内容が聞かれます。例えば、その英文の目的などです。この問題は文頭や文の後ろに概要のヒントが書かれていることが多いです。

意図問題

意図問題はメールやメッセージなど人と人のやり取りに関する英文で問われる問題です。具体的にはそのやり取りの中で登場人物がどういう意図でその発言をしているのかが問われます。

解答は質問、提案、お願いなど多岐にわたります。たいていの場合はその文の後ろにヒントが書かれているため、前後を見た上で文脈を読み取って選択肢を選ぶことが重要です。

同義語問題

同義語問題はある単語がその文章では何を表すのかを問う問題です。このケースで聞かれる意味は大抵難しかったり、知られてない意味の場合が多いです。なので、設問の単語はあくまでニュアンスだけはつかんだ上で、基本的には前後の文脈で判断するのが良いです。

この問題を解く上で、英文の概要やその中でのその段落の立ち位置などを理解しておければ、正しい選択肢がスムーズに見つかります。

選択肢照合型問題

選択肢照合問題はリストや申込書やアンケートなどのフォームなどいくつかの書かれた項目の中から対応する選択肢を見つけて選ぶ問題です。設問を読んだ時に選択肢照合型問題が出されていると気づいた時は、文章の中のリスト化されている情報を意識しながら読んでみてください。

NOT型問題

NOT型問題は設問に大文字の「NOT」が含まれる問題で、英文の内容と合致しない選択肢を選ぶ問題です。この問題の解き方は消去法で本文に存在する選択肢を消していき、残った選択肢を選ぶようにしましょう。選択肢がわかりやすくまとまっている時はいいのですが、色々なところに散りばめられている場合、その問題の難易度は高く、時間を要しますので、時間によっては捨てて他に時間を割くのが効果的です。

文位置選択問題

文章がどの部分に入るかを選択する問題です。その文章の中に、this, thatなど指示語が含まれているケースが多く、それが何を指すのかを見つけることが効果的な解答方法です。この設問も時間がかかり、難易度が高いので、時間次第で捨てることも重要です。

設問から先に読んで要旨を予測する

まず、各問題で最初にすることが設問をざっと見るということです。設問の分にはその文章の要旨を表すヒントが隠されています。

設問の中にはトピック、登場人物、その中で起こっていることなどが読み取れます。最初に設問に目を通した上で、ざっくりその文章は何を表しているのか?を予測するようにします。

そうすることで文章の理解がスムーズになって何も見ずに文章を読むよりも読む精度も上がり、読むスピードも早くなります。

長文を読んで文の内容をざっくり理解する

次にやることが実際に長文を読んで内容を理解するということです。読む際は、全体の要旨をしっかりと理解出来るように止まらずに、一文を一気に読んでみてください。

この読む中で最初に設問で見つけた要素を見つけながら文章を理解していってください。このリーディングによって先ほどの設問で予想した内容やストーリーと実際の文章がつながっていくため、かなり詳細に内容を理解してイメージすることができるようになります。

設問を順番に説きながら設問の内容が記載してあるヒントを探す

ここで、設問に入ります。設問を解く上で一問ずつ解答していきながら、その解答が示されている部分を見つけて解答していってください。勉強方法の中の「対応箇所を見つけるトレーニング」を繰り返しておけば、すぐにその内容を見つけながら自信がある問題と、そうではない問題が明確に分かれます。

これを見つけながら設問とその理解した内容をつなげ合わせていきます。

分からない問題は飛ばして次に進む

解答していく中で、中にはわからない。もしくは自信がない設問が出てきます。このような問題は考えればわかると思って時間を割きすぎるてしまいがちです。しかし、ここでは、時間配分戦略をぶらさずに、時間を見ながらわからない問題は勇気を出して捨てて次の問題に行くようにしてください。

この時に塗る色を薄くするといったような方法で自分の中で解答に自信がある問題(見直す必要がない問題)と、自信がない問題(見直さなくてはいけない問題)を見分けることが出来るようにしておいて下さい。

最後に時間が余った時にそういった問題を確認して自信がある問題には時間を割かず、時間がない問題の正答率を上げることが出来るようになります。

ハイスコアを目指し出すと、この見直しも含めて時間配分戦略をねることになります。

TOEIC Part7のおすすめ参考書、問題集、アプリ

TOEIC Part7の問題集、参考書は以下の記事で紹介しています。

TOEIC Part7フルスコア獲得のための問題集・参考書まとめ

まとめ

いかがでしたか?TOIEC満点獲得のための最大の壁Part7を、正しい勉強法と解答方法によってハイスコアを獲得してください。

Part7は練習と慣れが顕著に得点につながる問題です。

つい、他の問題より難易度が高く後回しにしてしまいがちなPart7ですが、ハイスコアを取るためには避けて通れないので、しっかりと学習方法と解答戦略をねった上で、それを元に練習を繰り返してください。

そうすれば、安定して時間通りにPart7が解答できるようになります。