「Pain in the ass」という表現
若者が日常生活でよく使うスラングが「pain in the ass」です。汚い表現なので、ビジネスの場やフォーマルなシーンでは全く使われません。なので、学校などの教育の場で教えられることもなく、単語帳などにも載っていません。
しかし、若者などがよく使うスラングの1つで、出てきて意味が分からなかったという人も少なくないでしょう。
日本語での意味(英和辞典)
まずは、日本語での意味から見ていきましょう。
《俗語》うっとおしい人;面倒くさい人
「うっとおしい人」という意味で、painは痛み、面倒なことを意味します。assはお尻という意味で「お尻の痛み」つまり、うっとおしくて嫌になる人、物を表すときに使われます。
人に対してうっとおしい、面倒くさいときにも使われますし、人ではなく、何かしらの面倒くさい作業などに対しても使うことが出来ます。
英語での意味(英英辞典)
次に英語の意味を見てみましょう。
someone who has no purpose but to piss you off.
何かしら、誰かしらのイライラさせるものという意味です。no purpose(意図的ではない)と書いてあるように、迷惑をかけたりイライラさせるというつもりはないが、そうさせてしまうものを表すときに使われます。
最後に
いかがでしたか?直訳した意味とは少し違って驚いた人も多いのではないでしょうか。assという英語は下品な言葉とされているので、なるべく使わないようにした方が良いですが、日常会話だとスラングとして使われることも少なくないです。
出来れば、上品でいるために使わない方が良いですが、誰かが使っていても内容を理解出来るように、頻出のスラングはマスターしてみてください。