「少々お待ちください」という英語表現
ビジネスの場や友人とのやりとりなどで、何かしらの回答や資料を待って貰うシーンは多くあります。そのような時に、日本語だと「少々お待ち下さい」という風に表現されますが、これは英語だとどのように表現されるのでしょうか?
ビジネスの場などフォーマルな場では、いかにその一言でも丁寧な表現が出来るかが重要です。ここで、カジュアルに伝えすぎると、ネイティブには失礼になりかねないので、気をつけてメールの文を考える必要があります。
今回はいくつかの丁寧な英語表現を紹介していきます。
「少々お待ち下さい」と伝えるための英文
Please wait a few days (seconds/minutes).
待ってもらうときにwait(待つ)という表現と、a few ◯◯(数日/数秒/数分)を使う表現です。待って貰う期間がどれくらいかによって、a fewの後に入れる単語を変えましょう。
メールの場合は数秒、数分ではなく、数日、数週間と伝えるケースが多いと思うので、a few days/weeksを使うことが多いです。
最初にPleaseを入れることで丁寧な表現にすることが出来ます。
Give me a few days (seconds/minutes), please.
1つ目の表現と似ていますが、こちらではgive(与える)を使って、「◯◯の時間を下さい」という風に表現します。待って貰うという点よりも、何かしらをする(準備や検討など)ので時間を欲しいという点にフォーカスした表現です。
Pleaseは文頭ではなく、最後に付けることもでき、最初に付ける場合と同じく丁寧な表現をするときにつかわれます。
I’d appreciate if you could wait for a few days (seconds/minutes).
appreciate(感謝する)という単語を使って、「数日(数秒、数分)待ってくれると感謝します。=嬉しいです。」という風に表現します。
I’dは「I would」の略で、wouldを付けることで丁寧な表現になります。
Could you kindly wait for a few days (seconds/minutes)?
kindly(親切に)という英語を使い、「◯◯の時間待って頂けませんか?」と表現します。
wouldと同じく助動詞の過去形を使うことで、丁寧な表現をすることが出来ます。
最後に
いかがでしたか?ビジネスメールを送る上で、相手に丁寧に待ってもらうように伝えることが大切です。このときに、どれだけ丁寧な表現をすることが出来るかで、ビジネスでの信頼が大きく変わってきます。
様々な表現と、丁寧な文章にするための英語をマスターした上で「少々お待ちください」をシーンに合わせて使いこなして下さい。