英語パンダ
純ジャパ独学でTOEIC満点取得。 独学勉強法にはこだわりを持ち、大学受験では偏差値40から有名大学へ自力合格。 大学卒業後、某上場企業へ入社し、海外駐在を経て子会社代表に30代で就任。
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エンジニアの英語力アップに効果的な資格とは?TOEICからAWSまで徹底解説!

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こんにちは。エンジニアの皆さん、英語力向上に向けて何か行動を起こしていますか?
プログラミングのスキルを磨くのと同じように、英語学習も日々の努力が欠かせません。でも、漠然と勉強を続けるだけでは、なかなか目に見える成果は得られないもの。

そこでおすすめしたいのが、英語の資格取得です。
TOEICや英語でのAWS認定など、エンジニアに人気の英語資格は数多くあります。
資格を目指して勉強することで、モチベーションを保ちながら着実に英語力を伸ばせるんです。

本記事では、エンジニアにおすすめの英語資格を厳選してご紹介。
資格の概要や難易度、メリット、勉強法など、知っておきたい情報をまとめました。
IT業界で活躍するためには、もはや英語力は必須のスキル。ぜひ記事を参考に、あなたに合った英語資格を見つけてくださいね。

エンジニアに人気の英語資格とは?

まずは、エンジニアに人気の代表的な英語資格を見ていきましょう。
資格の特徴や難易度、取得のメリットを確認して、自分の目的に合ったものを選ぶのがポイントです。

1. TOEIC(国際コミュニケーション英語能力テスト)

TOEICのロゴ

項目 概要 運営 IIBC(国際ビジネスコミュニケーション協会) 試験内容 リスニング100問、リーディング100問の合計200問 試験時間 約2時間 スコア 10〜990点 受験料 一般:5,725円、学生:4,070円

TOEICは、世界的に認知度が高いビジネス英語の資格試験。
リスニングとリーディングの問題に答えるマークシート方式で、スコアは10点刻みで990点満点です。
ネイティブスピーカーの会話を聞き取る問題が多いため、実践的なコミュニケーション能力が問われます。

日本国内でも多くの企業が採用しており、エンジニアの英語力を測るものさしとしても活用されています。
700点以上のスコアがあれば、国際プロジェクトへの参加や海外転勤のチャンスにつながるでしょう。

TOEICは初級から上級まで幅広いレベルに対応しているので、まずは自分の現在のスコアを把握するところから始めるのがおすすめ。
公式問題集などを使った地道な学習を重ねれば、着実にスコアアップを目指せるはずです。

資格対策におすすめの書籍:

  • 「公式 TOEIC Listening & Reading 問題集」シリーズ(IIBC)
  • 「新形式問題対応 听くトレーニング」「新形式問題対応 読むトレーニング」(旺文社)
  • 「TOEIC(R) L&Rテスト 至高の模試600問」(アルク)

2. 英語でのAWS認定

AWSのロゴ

項目 概要 運営 Amazon Web Services(AWS) 試験内容 AWS認定の各種資格試験(全12種類) 問題数 65〜75問(資格によって異なる) 試験時間 130分または170分(資格によって異なる) 合格ライン 72%以上の正答率(資格によって異なる) 受験料 100〜300米ドル(資格によって異なる)

AWSは、クラウドコンピューティングサービスで世界的なシェアを誇るAmazon。そのAWSが提供する認定資格試験を、英語で受験するのもエンジニアの英語学習には効果的です。

AWS認定は、ソリューションアーキテクト、デベロッパー、SysOpsアドミニストレーターなど、役割別に全12種類の資格が用意されています。
いずれも選択式・複数回答式の問題に英語で答える形式で、合格ラインは72%以上の正答率と高めに設定されています。

日本語での受験も可能ですが、あえて英語で挑戦することで、クラウド技術の専門用語や表現を自然に身につけられるのが大きなメリット。
AWSのドキュメントも英語で読みこなせれば、学習の幅がぐんと広がるはずです。

英語受験向けのポイントは、AWSの公式サイトで配布されている英語版のホワイトペーパーなどを使って勉強すること。
オンラインの模擬試験も活用しながら、本番に備えた実践的なトレーニングを積むのがおすすめです。

資格対策におすすめの教材:

  • AWS公式サイトの英語版ホワイトペーパーや技術ドキュメント
  • 「AWS認定資格試験テキスト」シリーズ(インプレス)
  • Udemy「Ultimate AWS Certified Developer Associate 2024」コース

3. TOEFL iBT(Test of English as a Foreign Language)

TOEFLのロゴ

項目 概要 運営 ETS(Educational Testing Service) 試験内容 リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4セクション 試験時間 約3時間 スコア 0〜120点(各セクション30点満点) 受験料 25,380円

TOEFLは、アメリカの大学などで留学生の英語力を測るために使われている試験。
ビジネスシーンよりもアカデミックな英語力が問われるのが特徴で、エンジニアの中にも自己啓発としてTOEFL iBTにチャレンジする人が増えています。

試験はパソコンを使ったインターネット方式(iBT)で実施され、リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4技能をバランス良く測定。
TOEICとは異なり、自分の意見を英語で述べる力が必要とされるため、より実践的なコミュニケーション能力が身につきます。

大学院への留学を考えている人はもちろん、グローバルに通用する英語力を目指すエンジニアにもおすすめの資格試験。
高得点を狙うなら、英文読解や英作文の対策に加え、スピーキング練習にも力を入れましょう。

TOEFLの勉強法としては、公式教材を中心に4技能をまんべんなく鍛えるのが基本。
長文読解や英語エッセイの練習などは、時間をかけて着実にステップアップしていくことが大切です。

資格対策におすすめの教材:

  • 「Official Guide to the TOEFL iBT Test」シリーズ(ETS)
  • 「TOEFL iBT TEST 出る順パス単」(旺文社)
  • 「TOEFL iBTテストリスニング問題230」(アルク)

以上、エンジニア人気の英語資格を3つご紹介しました。
どの資格も、英語力アップに加えて、キャリアアップにもつながる魅力的なものばかりです。
では次に、これらの資格をどのように勉強すれば効率的なのか、勉強法についてもっと詳しく見ていきましょう。

英語資格対策におすすめの勉強法

エンジニアに人気の英語資格、TOEICやAWS認定など魅力的なものは数多くあります。
でも、せっかく目標を定めた資格も、正しい勉強法を知らないと非効率なまま時間だけが過ぎてしまうもの。
ここからは、資格取得にむけたおすすめの勉強法をご紹介します。

1. 公式問題集や専門書を活用する

英語資格の対策といえば、公式に出版されている問題集や解説書が基本の教材となります。
TOEICなら「公式 TOEIC Listening & Reading 問題集」、AWS認定なら「AWS認定資格試験テキスト」シリーズなどがおすすめ。
いずれも出題傾向に沿った良問が厳選されているので、効率良く学習を進められるでしょう。

ただし、ただ教材を眺めているだけでは、なかなか成果は上がりません。
大切なのは、時間を決めて集中的に問題を解くこと。
時には時間を計って解いてみるなど、本番の試験を想定した実践的な練習を重ねることが合格への近道となります。

2. オンライン学習サービスも活用する

書籍での勉強と並行して、オンラインの学習サービスを併用するのもおすすめです。
「スタディサプリENGLISH」や「DMM英会話」など、スマホやパソコンで手軽に英語学習ができるサービスが充実しています。

特に、TOEICやTOEFLの対策講座では、出題傾向の分析から解答テクニックまで、体系的なノウハウが学べるのが嬉しいポイント。
リスニング問題に強くなるための音声教材や、ライティング添削など、実践的な学習コンテンツも盛りだくさんです。

忙しいエンジニアの皆さんにとって、隙間時間を使った効率的な学習は必須。
オンラインサービスをうまく活用して、通勤・通学の合間などにも勉強を習慣づけていきましょう。

3. 英語の技術ドキュメントを読む

英語資格の対策問題を解くだけでなく、普段から英語の技術情報に触れる習慣を持つことも重要です。
GitHubのドキュメントやStack Overflowの記事など、エンジニアなら日頃からお世話になっているはず。それらを意識的に英語で読むトレーニングをするのです。

プログラミング言語のリファレンスや、最新のフレームワークのチュートリアルなども格好の教材。
専門用語が頻出する英文は、回答のヒントになることも。
「この単語はどういう意味だろう」「この文の主語は何だろう」など、常に意識して読み解く癖をつけておくと良いでしょう。

英語の技術ドキュメントに慣れれば、リーディング力の向上はもちろん、ライティングやスピーキングにも自然と生きてきます。
TOEICやTOEFLの高得点も夢ではありません。
日々の積み重ねを大切にしながら、着実に英語力を伸ばしていきましょう。

4. 実践的なアウトプットの機会を作る

インプットで得た知識を定着させるには、やはりアウトプットの機会が必要不可欠です。
TOEICならロールプレイで会話の練習を、TOEFLならエッセイを書いてネイティブに添削してもらうなど、仮想の試験シーンを意識した実践練習が効果的。

AWS認定の場合は、実際にAWSのサービスを使いながら英語でまとめる学習がおすすめです。
例えば、「AWSを使ってWebサーバーを構築する」「サーバーレスアプリケーションを作ってみる」など、実践的な課題に取り組んでみるのです。
その時のメモやドキュメントは、全て英語で記述する癖をつけましょう。

英語でのアウトプットは、言語の運用能力を高めるのに最適な方法。
インプットした知識を、確実に自分の力として定着させるためにも、ぜひ意識して実践してみてくださいね。

英語資格の勉強と効率化とモチベーション

英語資格の勉強は、正直なところ忍耐との戦いです。
特に、仕事で忙しいエンジニアにとって、なかなか勉強時間を確保するのは難しいもの。
せっかく始めた勉強も、モチベーションを保つのに苦労する人は

少なくないでしょう。

でも、だからこそ効率的な勉強法を工夫して、少ない時間でも着実に力をつけていくことが大切。
英語資格の取得は、自分への投資だと思って、前向きに取り組むことをおすすめします。

英語の学習を継続するコツは、以下の3点に集約されるでしょう。

  1. 明確な目標を持つ(TOEICで800点など)
  2. 毎日の学習を習慣化する(通勤時間の活用など)
  3. 自分なりのご褒美を用意する(目標達成したら海外旅行に行くなど)

まずは自分の目標とするスコアを設定して、そこから逆算して勉強時間を確保する。
毎日の学習は習慣化することで、勉強が苦痛ではなく日課の一部になっていくはずです。

また、モチベーション維持のためにも、ご褒美を用意しておくのは効果的。
試験に合格したら、あの店のケーキを食べよう。スコアが100点上がったら、あのゲームを買おうなど、自分なりのルールを決めるといいでしょう。

これらのコツを抑えつつ、自分に合ったペースで勉強を進めていけば、必ず結果はついてくるはず。
エンジニアとしてのスキルアップと同様、英語力も日々の努力の積み重ねが何より大切なのです。

実際の合格者の声

最後に、英語資格を実際に取得したエンジニアの方々の声をご紹介します。
勉強法や心構えなど、参考になるお話が盛りだくさん。目標達成に向けた、一助となれば幸いです。

TOEICで900点を達成したKさん(30代・ITコンサルタント)

「TOEICは、勉強時間をしっかり確保することが大事だと思います。私は、毎朝1時間早起きして勉強していました。通勤電車で音声を聞いたり、昼休みに単語帳を眺めたり。コツコツと積み上げることで、気づけば900点に到達していました。

高得点のコツは、とにかく問題をたくさん解くこと。時には分からない問題があっても、まずは前に進むことを意識しました。そして、時間を決めて解く練習を繰り返す。これを習慣にすれば、必ず力はついてきます」

AWS認定 ソリューションアーキテクト – プロフェッショナルに合格したTさん(40代・フリーランスエンジニア)

「AWS認定の試験は、ただ暗記するだけではなかなか太刀打ちできません。実際にサービスを使って手を動かすことが何より大切。ホワイトペーパーを読み込んで、アーキテクチャ設計の考え方を学ぶのもおすすめです。

私の場合は、AWSのサービスを実際のプロジェクトに適用してみるのを繰り返しました。上手くいった例、失敗した例など、経験を積み重ねていくことで、だんだん試験問題の意図が理解できるようになってきた感覚があります。

あとは、英語での学習にも慣れることが大事ですね。ドキュメントはもちろん、セミナー動画なども積極的に英語で視聴するようにしました」

TOEFL iBTで100点を出したSさん(20代・大学院生)

「私は、大学院への留学を目指してTOEFLの勉強に取り組みました。目標は100点だったので、かなりハードな日々を過ごしましたね。

リーディングやリスニングの対策はもちろん、ライティングとスピーキングの練習には特に力を入れました。毎日英作文を欠かさず、文法書でセンテンスの型を学ぶ。スピーキングは、1日1トピックを目安に、自分の意見を1分間話す練習を積みました。

途中、スコアが伸び悩んだ時期もありましたが、留学への想いを胸に諦めずに勉強し続けました。努力は裏切らない。今は無事に留学が決まり、新たな目標に向かって頑張っています」

いかがでしたか。
英語資格の勉強には、王道はないのかもしれません。
それぞれが自分なりの工夫で、コツコツと積み上げていくしかない。
でも、努力した分だけ自分の力になっていく。そんな実感があるからこそ、多くのエンジニアが英語資格の取得に挑戦し続けているのだと思います。

「スキルアップのために」「グローバルに活躍するために」
あなたなりの理由を胸に、ぜひ一歩を踏み出してみてください。
活躍の場が広がるエンジニアライフが、きっと待っているはずです。

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