芸術の都パリは、一生に一度は訪れてみたい憧れの地。エッフェル塔にルーヴル美術館、ノートルダム大聖堂など、見所が盛りだくさんです。
でもパリ旅行を計画するとなると、「4泊6日でどこまで回れる？」「効率の良い観光プランは？」など、わからないことがいっぱい。
そこでこの記事では、パリ4泊6日の完璧なモデルコースをご提案！定番スポットから穴場まで、パリの魅力をギュッと詰め込んだ充実のプランをお届けします。
パリ旅行の費用感や服装、お得な情報もしっかりおさえているので、初めての方も安心。ぜひ参考にして、ワクワクのパリ旅行を実現させてくださいね！
パリ旅行の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ベストシーズン | 4月〜6月、9月〜11月 |
| 平均的な予算 | 20万〜30万円 |
| チップの目安 | 食事代の10〜15% |
| 通貨 | ユーロ（EUR） |
| 服装 | 歩きやすい靴、羽織るもの |
ベストシーズンはいつ？
パリ旅行のベストシーズンは、4月〜6月の春と9月〜11月の秋。この時期は気温も過ごしやすく、雨の日が少ないのが特徴です。
特に5月は快適な気候が続き、街には美しい花々が咲き乱れます。公園でのピクニックや散歩を楽しむのにぴったりの季節ですよ。
一方、7月〜8月の夏は観光客で混雑するハイシーズン。12月〜2月の冬は寒さが厳しく、雨や雪の可能性も高くなります。
とはいえ夏のバカンスシーズンは、現地の雰囲気を味わえる絶好の機会。冬のクリスマスシーズンは、街がイルミネーションで彩られてロマンチックな雰囲気に包まれます。
目的や好みに合わせて、自分なりのベストシーズンを見つけてみてくださいね。
4泊6日の旅にいくら必要？
気になるパリ旅行の費用。4泊6日の日程なら、平均的な予算は20万〜30万円ほどが目安です。
内訳は往復航空券が8万〜15万円、ホテル代が5万〜10万円、食事代や交通費、アクティビティ代で5万〜10万円が相場。為替レートや旅行時期によって多少の変動はありますが、これくらいの予算感覚を持っておくと安心ですよ。
ただし、これはあくまで平均的な金額。旅のスタイルによって大きく変わります。
たとえば格安航空会社（LCC）を利用したり、民泊に滞在したり、セルフ観光を中心にしたり。工夫次第では15万円以下に抑えることも可能。
逆に5つ星ホテルに泊まって高級レストランを食べ歩くなら、50万円以上の出費になることも。でもそれだけの価値は十分にあるはず。
まずは自分なりの旅行プランを立て、早めに航空券とホテルを確保しておくのがおすすめですよ。
現地での服装は？
パリの服装は、基本的には歩きやすいものがベスト。石畳の多い街並みを散策するなら、スニーカーなどの履き慣れた靴が必須です。
春や秋は気温の変動が大きいので、脱ぎ着しやすい羽織るものがあると便利。夏でもクーラーの効いた室内は意外と寒いので、薄手のカーディガンなどを持参しましょう。
レストランやオペラ座など、ドレスコードが設定されている場所もあります。事前にチェックして、TPOに合った服装を選ぶのもお忘れなく。
また、パリジェンヌのようにおしゃれに決めるのも旅の楽しみの1つ。現地の人に負けないファッションセンスで、街を闊歩してみてはいかがでしょうか。
パリ4泊6日モデルコース
1日目：パリ到着
パリ・シャルル・ド・ゴール空港に到着したら、まずは市内中心部へ移動しましょう。空港からは電車やバスが出ているので、ホテルまでのアクセスは心配いりません。
チェックインを済ませたら、早速パリの街を探索。1日目はあまり欲張らずに、近場の観光スポットを訪れるのがおすすめです。
エッフェル塔
言わずと知れたパリのシンボル「エッフェル塔」。初日の締めくくりにぴったりのスポットです。
展望台からの景色はもちろん、夜にはライトアップされて昼間とは違った表情を見せてくれます。事前にオンラインでチケットを購入しておくと、当日は優先レーンから入場できて便利ですよ。
シャンゼリゼ通り
パリ一の高級ショッピング街「シャンゼリゼ通り」を散策してみては？老舗カフェや一流ブランドの路面店が立ち並ぶ、まさにパリの顔とも言える通りです。
お土産選びにもぴったり。ぜひお気に入りのアイテムを見つけてみてくださいね。
2日目：王道スポットを制覇
この日は、パリ観光の定番スポットを効率よく回ります。可能な限り歩いて周るのがおすすめです。
ルーヴル美術館
世界最大の美術館「ルーヴル美術館」は、誰もが一度は訪れてみたい憧れの場所。館内には「モナ・リザ」をはじめとする名画の数々が所蔵されています。
でも見どころが多すぎて、短時間では回りきれないのが難点。見たい作品をリサーチして、優先順位をつけておくのが賢明ですよ。
オルセー美術館
ルーヴル美術館の対岸には「オルセー美術館」が。印象派の作品を多数所蔵していることで知られ、ゴッホやモネの絵画を鑑賞できます。
見学後は、セーヌ川沿いをのんびりと散歩。辺りを見渡せば、まるで絵画の中に迷い込んだかのような錯覚を感じるはず。
ノートルダム大聖堂
「ノートルダム大聖堂」は、ゴシック建築の傑作として名高い大聖堂。2019年の火災により現在は修復中ですが、その荘厳な佇まいは健在です。
聖堂内部は立ち入り禁止ですが、セーヌ川の対岸から眺めるだけでも感動的。パリの歴史を感じられるスポットと言えるでしょう。
3日目：パリ郊外へ小旅行
せっかくパリに来たなら、郊外の魅力的なスポットにも足を運んでみては？ベルサイユ宮殿やモンサンミッシェルなど、日帰りで行ける観光地が点在しています。
ベルサイユ宮殿
パリから電車で約1時間の「ベルサイユ宮殿」は、フランス王家の離宮として知られる壮麗な建物。豪華絢爛な内装や美しい庭園は、まさに圧巻の一言。
宮殿内部は広大なので、見学ルートを事前にチェックしておくのがおすすめ。歴史に思いを馳せながら、ゆっくりと鑑賞を楽しみましょう。
モンサンミッシェル
UNESCOの世界遺産にも登録されている「モンサンミッシェル」は、一生に一度は訪れたい絶景スポット。パリから電車で約3時間半の距離にあります。
満潮時には海に浮かぶ島のように見える姿は、まるで神秘の城。修道院の見学はもちろん、散策しながら中世の面影を感じるのもおすすめですよ。
4日目：パリ市内の穴場を巡る
4日目は、パリの穴場スポットを巡ってみましょう。観光客が少ない場所ほど、現地の日常を垣間見られるのが魅力です。
マレ地区
パリ最古の地区とされる「マレ地区」は、古い街並みが残る下町エリア。歴史を感じさせる石畳の通りを歩けば、タイムスリップしたような気分に。
カフェやアートギャラリー、ヴィンテージショップなどを覗きながら、のんびりと過ごすのがおすすめですよ。
サンマルタン運河
パリっ子の憩いの場「サンマルタン運河」は、ローカル感満載の穴場スポット。運河沿いにはおしゃれなカフェやショップが点在し、とってものどかな雰囲気。
公園でピクニックを楽しんだり、ボートに乗ってクルーズしたり。パリの日常を感じられる場所と言えるでしょう。
5日目：お買い物とグルメを満喫
いよいよパリ滞在も終盤。最終日は、お買い物とグルメを思う存分楽しみましょう。
オペラ地区
パリ最大の百貨店「ギャラリー・ラファイエット」や「プランタン」があるのが、オペラ地区。ファッションの最先端が集まる、まさにショッピングの聖地です。
お土産選びにはもってこい。自分へのご褒美にも、ぜひお気に入りのアイテムを見つけてみてはいかがでしょうか。
レストラン「ラ・クープール」
築100年以上の建物を改装した「ラ・クープール」は、パリの老舗ビストロ。クラシックなフレンチを味わえる、グルメの間で人気のお店です。
優雅な雰囲気の中で、シェフ自慢の料理の数々を堪能。美味しい思い出を胸に、パリの夜を満喫しましょう。
6日目：帰国
あっという間にパリ滞在も最終日。帰りの飛行機までには時間があるなら、荷造りを済ませてから市内を散策してみては？
最後まで見逃せない穴場スポットを見つけられるかも。お気に入りのカフェでゆったりと過ごすのもおすすめですよ。
空港へは余裕を持って出発しましょう。機内ではパリでの思い出を振り返りつつ、ゆっくりとおやすみください。
番外編：2泊4日の弾丸プラン
「どうしても休みが取れない！」という方のために、パリ2泊4日の弾丸プランもご提案します。
- 1日目：パリ到着 ＆ エッフェル塔
- 2日目：ルーヴル美術館 ＆ ノートルダム大聖堂
- 3日目：ベルサイユ宮殿 ＆ オペラ座
- 4日目：お土産選び ＆ 帰国
駆け足にはなってしまいますが、パリの魅力をコンパクトに凝縮。あまり欲張らずに、見たいスポットに的を絞って観光するのがおすすめです。
時間が限られている分、余計に感動的な旅になるはず。次回はゆっくりと再訪する楽しみを胸に、エールフランスの機内でおやすみくださいね。
まとめ
パリ4泊6日の旅、いかがでしたか？定番スポットから穴場まで、まるごとパリを堪能できる充実のモデルコースをご紹介しました。
「芸術と文化が香り立つ街」それがパリの最大の魅力。見るもの全てが感動的で、歩くたびに新しい発見があるのが魅力です。
旅の予算は20万〜30万円ほどが目安。ベストシーズンは4月〜6月と9月〜11月ですが、夏のバカンスシーズンや冬のクリスマスシーズンも、それぞれの楽しみ方ができる
はず。
移動時の服装は歩きやすさ重視で、天候の変化にも対応できるものを選ぶのがベスト。おしゃれを楽しむのはもちろん、現地の人とのコミュニケーションも旅の醍醐味ですよ。
もし時間に余裕があるなら、3泊5日や5泊7日のプランもおすすめ。パリ郊外の名所をゆったりと巡ったり、南仏や周辺国へ足を延ばしたり。旅の選択肢は無限大です。
でも2泊4日の弾丸旅行でも、パリの魅力はしっかり味わえるはず。欲張りすぎず、見たいスポットに的を絞って観光するのが賢明ですよ。
パリの街が、あなたにとって特別な場所になりますように。きっと何度でも訪れたくなる、そんな旅の思い出ができるはずです。
番外編：パリ旅行の注意点
せっかくのパリ旅行を思う存分楽しむために、旅の前に知っておきたい注意点をご紹介します。
観光地での盗難に注意
パリの治安は決して良くはありません。特に観光地での盗難は多いので、貴重品の管理には細心の注意が必要です。
スリやひったくりには警戒を怠らず、人混みの中ではバッグから目を離さないこと。ホテルのセーフティボックスを活用するのもおすすめですよ。
ストライキ情報をチェック
フランスはストライキが多いことでも知られています。特に交通機関が止まると、観光にも大きな影響が出ます。
事前に情報をチェックし、ストライキが予定されている日は観光プランを変更するなどの対応を。あわせて、現地での最新情報もこまめに確認しておきたいですね。
日曜日と月曜日は要注意
パリでは日曜日と月曜日、多くの店舗が休業します。特に月曜日は美術館も休館になることが多いので、観光プランを立てる際は注意が必要です。
事前にWebサイトなどで営業情報をチェックし、スケジュールに組み込むのがおすすめ。せっかくの旅行が台無しにならないよう、入念な下調べは欠かせませんよ。
パリ旅行でしたい体験
パリ旅行の楽しみ方は観光だけではありません。現地ならではのアクティビティや体験にも、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
シャンパーニュ地方へ小旅行
パリから電車で約1時間半の「シャンパーニュ地方」へ足を延ばすのもおすすめ。世界的に有名なシャンパンの産地を巡る旅は、ワイン好きにはたまらない体験です。
有名メゾンの見学ツアーに参加したり、ぶどう畑を散策したり。本場のシャンパンを味わいながら、優雅なひとときを過ごせますよ。
パリジェンヌ風変身写真撮影
せっかくパリに来たなら、おしゃれなパリジェンヌに変身してみては？プロのカメラマンが同行する写真撮影ツアーなら、非日常的な体験ができます。
エッフェル塔をバックにしたり、セーヌ川沿いを散歩したり。旅の思い出に残る1枚を、ぜひ撮影してみてくださいね。
パリの夜景をセーヌ川クルーズで
セーヌ川のクルーズは、パリの夜景を楽しむのにぴったりのアクティビティ。ガラス張りの船内から、ライトアップされた街並みを眺めるのは格別です。
ディナー付きのプランなら、美味しい料理とともにロマンチックな雰囲気も満喫。特別な夜のひとときを過ごせること間違いなしですよ。
パリの旅をもっと楽しむなら、観光だけでは物足りない。現地ならではの体験を通して、より深くパリの魅力に触れてみてはいかがでしょうか。
きっと忘れられない思い出になるはずです。
