英語学習者の皆さん、重大ニュースです!日本英語検定協会(EIKEN)が、2024年度から英検の試験内容を大幅にリニューアルすることを発表しました。
この記事では、新形式への移行スケジュールや変更点、受験者への影響などを詳しく解説します。これからの英検受験を考えている人は、必見の情報ばかりですよ!
英検の新形式はいつから始まる?2024年度のスケジュール
まず気になるのは、新形式の導入時期ですよね。英検の新形式は、2024年度第1回検定から適用されます。つまり、以下の日程から新しい試験内容での実施となります。
- 2024年6月2日(日):1級・準1級・2級・準2級・3級
- 2024年6月9日(日):4級・5級
2024年度の第1回検定から新形式に移行するということは、2023年度中に十分な準備期間が設けられていると言えますね。計画的に対策を進めていきましょう。
英検のリニューアル内容:何が変わる?
では、具体的にどのような変更が予定されているのでしょうか?公式発表によると、主に以下の3点が挙げられています。
- スピーキングテストの導入(SCBT:Speaking Computer Based Test)
- 2級以上で、コンピューターを使ったスピーキングテストが追加されます。
- テストは会場で受験し、音声は録音されて採点されます。
- ライティングの出題形式変更
- 準2級以上で、ライティングの出題形式が変更されます。
- 与えられた情報を要約・統合する問題や、図表を説明する問題などが出題されます。
- 合否判定基準の見直し
- 各級の合格点や、CSEスコアの算出方法が改定されます。
- より実践的なコミュニケーション能力を重視した評価を目指しています。
特に注目なのは、2級以上での「スピーキングテスト」の導入です。これまで英検では二次試験で面接官との対面式テストが行われていましたが、コンピューターベースのテストに完全移行することになります。
ライティング試験の変更点も見逃せません。単なる和文英訳だけでなく、情報を整理・統合する力が問われるようになるのは、大学入試や実社会での英語運用能力を意識した改定と言えるでしょう。
英検リニューアルで試験は難しくなる?
気になるのは、新形式への移行で試験の難易度が上がるのかどうか。結論から言えば、一概に「難しくなる」とは言えません。
確かに、スピーキングテストの導入やライティング問題の形式変更など、これまでとは異なる対策が必要になります。しかし、試験の目的はあくまで英語コミュニケーション能力を公正に評価すること。難易度を上げることが目的ではありません。
新形式では、より実践的な英語運用能力が重視される傾向にあります。日頃から英会話やライティングの練習を重ねている人にとっては、むしろ実力を発揮するチャンスとも言えるでしょう。
一方、対策が不十分なまま新形式の試験に臨むのは危険です。計画的に学習を進め、万全の準備をしておくことが合格への近道となります。
英検2024年度リニューアルへの対策法
新形式の英検に向けて、どのような対策が効果的でしょうか?以下の3つがポイントです。
- スピーキング力を鍛える
- 英会話スクールやオンライン英会話を活用する
- 音読やシャドーイングで発音・イントネーションを磨く
- TOEICスピーキングテストなどで実戦練習を積む
- 情報整理・要約のスキルを身につける
- 長文読解の演習で、要点をつかむ力を養う
- パラグラフライティングで、情報を整理して書く練習をする
- 図表や数値データを説明する問題に取り組む
- 英検リニューアル対応の教材を活用する
- 公式問題集やガイドブックで、新形式の傾向を把握する
- 英検対策講座などで、専門家のアドバイスを受ける
- オンライン学習サービスで、効率的に学習を進める
早めの対策が、新形式での合格の鍵を握ります。余裕を持ったスケジュールで、着実に学習を積み重ねていきましょう。
まとめ:英検2024年度リニューアルを逆境ではなくチャンスに!
英検の2024年度からの新形式移行は、受験者にとって大きな転換点となります。スピーキングテストの導入やライティング問題の変更など、これまでの対策では通用しない部分も出てくるでしょう。
しかし、この変化を前向きに捉えることが大切です。新形式は、より実践的な英語コミュニケーション能力の向上を目指しているもの。日頃の学習の成果を試す絶好の機会とも言えます。
計画的な対策と前向きなマインドセットを持って、2024年度の英検に臨んでください。新しい英検で実力を存分に発揮できるよう、しっかりとサポートしていきます!