いよいよIELTS本番の日。でも、試験会場に着いて「あれ、〇〇を忘れた!」なんてことになったら、せっかくの対策が水の泡。リラックスして試験に臨むためにも、持ち物のチェックは必須ですよね。
そこで今回は、IELTS試験当日に必ず持っていくべきものを詳しくご紹介します。持ち物リストを事前に確認して、万全の状態で会場に向かいましょう!
受験票がない、集合時間に遅刻してしまった…なんて失敗談も耳にしますが、そんな心配は無用。当日の流れもしっかりおさえて、自信を持って試験に臨んでくださいね。
IELTS試験に絶対必要な持ち物3つ
まずは、IELTS試験に絶対に必要な持ち物を確認しておきましょう。ここでは、どの試験センターでも共通して必須の3アイテムをピックアップしてご紹介します。
1. パスポートの原本
受験に必要不可欠なのが、申し込み時に使用したパスポートの原本です。これは、あなたの身分を証明するための最も重要な書類。
試験当日は、受付でパスポートの提示が求められます。写真と名前、生年月日などが確認され、受験者本人であることが確認されるのです。
もしパスポートを忘れてしまうと、試験を受けることができません。当日は、必ず手荷物の中に入れておくようにしましょう。
2. パスポートのカラーコピー
IELTSの運営団体の中には、パスポートのコピー提出を求めるところもあります。特に、日本英語検定協会が運営する試験の場合は、要注意。
受験票に同封されている「写真票」に、パスポートのカラーコピーを貼付する必要があるのです。これは、試験終了後に保存用として提出するためのもの。
コピーは忘れずに用意しておきましょう。自宅にプリンターがない人は、コンビニの複合機などを活用するのがおすすめですよ。
3. 黒鉛筆と消しゴム
続いて必要なのが、文房具です。これも英検協会が運営する試験に限った話ですが、黒鉛筆と消しゴムの持参が求められています。
シャープペンシルやキャップ付きの鉛筆、カバー付きの消しゴムは使用できないので注意が必要。あくまでも、木の鉛筆と、カバーを外した消しゴムのみOKです。
他の試験センターの場合は、文房具の持参は不要。会場に用意されている鉛筆を使うことになりますよ。
以上の3つは、IELTS試験を受ける上で絶対に欠かせないアイテムです。事前にしっかりとチェックして、当日は忘れ物のないよう気をつけましょう!
持ち込みが認められている物と禁止されている物
続いて、IELTS試験会場に持ち込める物と、持ち込み禁止の物についてご説明します。試験中のトラブルを避けるためにも、しっかり把握しておきましょう。
認められているもの
- 水(※無色透明のペットボトルに入れたもののみ。ラベルは事前に剥がしておく)
- ティッシュペーパー
- ハンカチ
- 目薬
- マスク
水分補給は大切ですが、ペットボトルの中身は無色透明のもののみ持ち込み可能。お茶やジュースは認められていないので注意しましょう。
ティッシュやハンカチなどの生活用品も、試験の妨げにならない限り持ち込めます。マスクの着用も問題ありません。
禁止されているもの
- 腕時計
- 携帯電話・スマートフォン
- メガネケース
- 財布・貴重品
- その他、試験に関係のない物全般
試験会場内への持ち込みが禁止されているのは、腕時計や携帯電話などの電子機器類です。リスニングテストの際に音が鳴ってしまうと、他の受験者の迷惑になってしまいますからね。
財布などの貴重品も持ち込み不可。試験に関係のないものは、できるだけカバンに入れずに会場に持っていくようにしましょう。
荷物の紛失も防げるので、身軽な状態で試験に臨むのがおすすめですよ。
スムーズに受験するための当日の流れ
最後に、IELTS試験当日の大まかな流れを確認しておきましょう。持ち物を揃えるだけでなく、時間に余裕を持って行動することが大切です。
- 試験開始30分前に会場に到着
- 受付で本人確認(パスポートの提示)
- 持ち物検査
- 試験室へ移動
- リスニング・リーディング・ライティングテストを受験(約2時間30分)
- 試験終了後、パスポートのコピーを提出(英検協会の試験のみ)
- 試験会場を後にする
IELTSの試験時間は約2時間30分。リスニング・リーディング・ライティングの3技能を一気にテストします。スピーキングテストは多くの場合、別日に行われます。
試験は集合時間ギリギリでも間に合いますが、心に余裕を持って臨むためにも早めに会場入りするのがおすすめ。遅刻した場合は受験できないこともあるので、時間には十分注意しましょう。
まとめ
IELTS試験で必要な持ち物と、当日の大まかな流れについてご紹介しました。
パスポートの原本とコピーを忘れずに持っていくこと、そして余裕を持って会場入りすることが何より大切。頭の片隅に置いておきましょう。
事前の備えを怠ると、いくら頑張って対策してきても本番で力を発揮できません。当日慌てないためにも、早めにしっかりと準備しておくことが肝心です。
リラックスした状態で試験に臨めるよう、この記事を参考にして試験当日に備えてくださいね。緊張はつきものですが、自分を信じて頑張りましょう!