IELTSライティングのボキャブラリーの重要性
日本人がもっともハイスコアを獲得するのに苦労するライティング。
アウトプットに慣れていない日本人にとってはライティングとスピーキングで高得点をとるのが難しいです。その中でも特にライティングは練習をすることが難しく、アカデミックな表現や単語力が試されるため日本人にとってはかなり難しいPartです。
スコアをあげる上で、表現力を上げるにはかなり練習を積まなくてはいけないため、時間がかかります。
しかし、単語力を強化出来れば、すぐにスコアに繋げることができます。特に、タスク1はある程度出る問題のパターンが決まっているので重要なボキャブラリーを身につければ、しっかりとした回答を作ることができます。
また、スコアで6.5の壁を越えるためには、アカデミックなボキャブラリーを高める事が重要です。仮に文法のミスがなく、文章の内容も問題がなかったとしても、高度なボキャブラリーを使わなければ6.5よりも上のスコアには中々到達することが出来ません。
今日は、そのライティングで使える単語のリストをカテゴリごとに紹介していきます。
説明が求められるライティングTask1
タスク1では、様々なカテゴリの表、図、データなど与えられた情報を英語で説明することが求められます。
一見、かなり難しそうな問題のようにも見えるのですが、実は、出されるパターンはかなり程度限られています。使う単語もある程度固めてしてしまえば、ほとんどのケースで対応することが出来ます。
なので、勉強すればすぐにスコアを上げやすく、ハイスコアを取る人たちはタスク1で安定して高得点を取る人がほとんどです。
Task2は内容などが予測しづらく、ライティングも型かや短期間の勉強で伸ばすことが難しいので、その意味でも、いかに手堅くスコアが取れるタスク1を磨き込んでスコアを底上げ出来るかがとても大切です。。
グラフや表を説明するための名詞
まずは、与えられたグラフや表などを説明するための名詞です。
たとえば「The bar charts illustrate the number of students studying abroad in a period between 2001 and 2020.」というように使われます。
この時に与えられた内容によって主語を書き換えていくことで、与えられたTaskを説明する英文を作る事が出来ます。
- bar chart: 棒グラフ
- pie chart: 円グラフ
- table: 表
- graph: グラフ
- information: 情報
- flowchart: フローチャート
- illustrations: イラスト
グラフの内容を説明するための動詞
最初にそのグラフが何を表すか述べるときに使う動詞です。
例えば、The graph illustrates the change of economic growth in Europe over the decade(このグラフは過去10年間のヨーロッパの経済成長を表しています。)というように表現します。
先ほどの主語を表す名詞と組み合わせれば、イントロダクションの前半を作る事が出来ます。
- illustrate: 表す
- demonstrate: 表す
- show: 表す
- describe: 表す
- compare: 比較する
数値の変化を表す動詞
次に紹介するのが数値の変化を表す動詞です。タスク1ではデータ、グラフについてライティングをする問題が一番多く出されるため、そのデータの中でどういった変化があるかを表現する事が重要です。
それぞれのカテゴリからいくつか暗記して、同じ文章の中で複数の同じ意味の単語を使って見てください。そうすることで、さらにライティングのスコアを上げることが出来ます。
英語のライティングでは同じ単語や表現が繰り返し使われる冗長性が嫌われるため、このように複数の単語を覚えるのが効果的です。
増える
大きく増える
- boost
- broaden
- develop
- expand
- gain
- grow
- rise
- strengthen
- widen
急速に増える
- accelerate
- balloon
- climax
- skyrocket
- snowball
- soar
- surge
- swell
- rise
- climb
- increase
- go up
- soar
- grow
- jump
変わる
大幅な変動
greatly, drastically, considerably, significantly, steeply, substantially, largely, highly, remarkably, notably, strikingly, unusually, magnificently, eminently, conspicuously, extraordinarily, extremely
小幅な変動
narrowly, marginally, slightly, insignificantly, little, lightly, faintly, moderately, only, barely
速い変動(「大幅な変動」は「一定期間に急速に変動すること」なので、意味は同じといえます)
rapidly, fast, swiftly, speedily, promptly, hastily
遅い変動
slowly, gently, gradually
減少・下降
lose, go down, fall, diminish, decline, shrink, reduce, lessen
急速な下降
collapse, crash, decelerate, drop, plummet, plunge, sink
減る
- decrease
- go down
- fall
- plunge
- drop
- decline
- plummet
- slump
変動する
- fluctuate
〜倍に成る
- double: 二倍になる
- triple: 三倍になる
- halve: 半分になる
縮小する
- shrink
- dwindle
数値の変化を表す名詞
数値を表すときに動詞だけではなく、名詞も活用してライティングをすることも効果的です。これは先ほど説明したものと同じで、同じ表現を減らすために、単語だけではなく、文法でも様々な形で変化を述べることで、生き生きとした英語で表現することが出来るようになります。
変化を表す英単語は名詞になっても動詞と同じ表現をする単語が多いのですが、一番よくある間違いが冠詞を間違えてしまうことです。
増加する
- increase
- rise
- surge
- climb
- jumpt
- leap
減少する
- decrease
- decline
- slump
- free-fall
- plunge
- dip
- fall
変動する
- fluctuation
横ばいになる
- plateau
- level off
- flat
回復する
- recover
変化を表す副詞
ライティングでハイスコアを取る上でただ、名詞、動詞でシンプルに表現をするだけではなく、副詞を使って文章を修飾することでさらにカラフルな英文を書くことも重要です。
グラフでは変化を表すことが多いので、その変化がどういった変化なのか?例えば、早いのか、大きいのかといったようなことを副詞で表すことが重要です。
急速に、速く
- rapidly
- quickly
- drastically
- dramatically
- sharply
突然に
- suddenly
大きく、著しく
- significantly
- substantially
- considerably
ゆっくり
- slowly
だんだん
- steadily
- gradually
少し、わずかに
- slightly
- marginally
要素を説明する副詞
よく使われることが多いのが「それぞれ」を表す副詞です。複数の要素を表現するときに、そのそれぞれがどういうふうに変化しているのか。そしてどういう状態を表すときに使われるものです。
- respectively
- severally
まとめ
いかがでしたか?ライティングでハイスコアを取るために一番安定して上げられるTask1!ボキャブラリーを増やすことで英語の表現の幅を広げてハイスコアを取れるように頑張ってください。
語彙力以外も含めたライティングTask1/2の攻略法は別の記事で紹介しています。
自分の中で覚えて使っていく単語をいくつかピックアップした上で、それを用いて問題を解く中で表現をしてさらに磨きをかけることがライティングでハイスコアを取る上でとても重要です。