英語パンダ
純ジャパ独学でTOEIC満点取得。 独学勉強法にはこだわりを持ち、大学受験では偏差値40から有名大学へ自力合格。 大学卒業後、某上場企業へ入社し、海外駐在を経て子会社代表に30代で就任。
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goods/product/itemの違いは?「もの、商品」を表す英単語の意味とニュアンスを分かりやすく理解!

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「もの」を表す3つの英単語

「もの」という表現を表すときに何の英単語を使いますか?「もの」を表す英単語はgoods、product 、そしてitemのように様々な英単語がありますが、以外とその違いを理解せずに、感覚で使っている英語学習者の方が多いです。

実は、ネイティブはそれぞれ違う意味とニュアンスを持って単語を使っており、間違ったものを使っても伝わることは伝わりますが、ニュアンスに差が生まれるので、理解してもらうのに時間がかかります。

もし、英語を勉強していて少しでもネイティブに近づきたいと思っている方でも、この表現を間違えると、ネイティブスピーカーは違和感を感じるので、ネイティブではないということを感じてしまいます。

本日は、そのような英単語のそれぞれの意味と違いについてお伝えしていきます。

goodsの意味

まずは、「goods」の意味から見ていきましょう。

商品、品(物)、物資、布地、服地、(passenger (乗客)に対して、鉄道)貨物、(現金・証券以外の)動産、家財道具、所有物

こちらが、辞書に書かれているgoodsの意味です。goodsはproductとitemに比べると、どちらかというと一番大きなカテゴリーを表すときに使われます。

たとえば、消費財はconsumer goodsと表されますし、製品だとmanufactured goodsと表されます。生活用品を表すときも同じようにhousehold goodsと表します。

goodsが使われるのは、具体的な1つの商品やブランドではなく、もっと大きな固まりとしてのものや商品を表すときに使われます。

productの意味

次に、「product」の意味を見てみましょう。

工業生産物、製品、産出物、産物、(…の)所産、結果、成果、(掛け算の)積

productはgoodsに比べるともう少し具体的なもの、商品を表します。

たとえば、consumer goods(消費財)の場合、そのカテゴリはconsumer goodsで表されますが、たとえば具体的なメーカーの商品名を表すときには、productが使われます。

シャンプーの具体的な商品名、化粧品の具体的な商品名などを表すときはgoodsという大きなカテゴリーではなく、productというもっと具体的な意味を表す単語を使います。

itemの意味

最後に、「item」の意味を見てみましょう。

個条、項目、条項、種目、品目、細目、(新聞・テレビの記事の)一項、うわさのたね

itemはproductよりももっと具体的な、目の前にある商品を表します。

たとえば、スーパーに行ってAというシャンプーの1つの商品を取るときはitemを使いますし、その棚から複数の商品を取るときはitemsを使います。

itemは「もの」や「商品」を表す上で一番具体的な表現で、概念としてのカテゴリや、ブランドではなく、目の前にある具体的なものを表すときに使われることが比較的多いです。

目に見えるものではなく、会議のアジェンダなど、目に見えないものを表すときにもitemを使うこともありますが、その場合も、イメージとしてはかなり具体的なそれぞれのアジェンダを表すときにitemという単語が使われます。

「goods」「product」「item」の違いと使い分けのまとめ

つまり、goodsは一番大きなカテゴリーを表すときに使われます。そして、productはその中のブランド名や小さなカテゴリで区切られた商品を表すときに使われます。最後のitemはその具体的な1つの商品、ものを表すときに使われます。

なので、その表す「商品」がどれくらい具体的なものなのかを一度頭で考えてみて、その粒度に応じて、3つの単語を使い分けるのが良いです。

最後に

いかがでしたか?以外とわかっているようで違いがわかっていなかった!と感じた方も多いのではないでしょうか?

英語力を上達させる上で、本当の力を付けるためには、「ただ内容が伝わる」というレベルではなく、その一歩先の「すぐに内容が伝わる」というレベルに持っていく必要があります。そのためには、単語の意味だけではなく、そのニュアンスや使い分けまで理解して、そのときの表現に応じて使っていくことが大切です。

「もの、商品」を表す英単語の意味と違いをマスターして、他の英語学習者より一歩リードした本当の英語力を身につけてみてください。

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