英語には、似ているんだけど、ちょっと違う単語があります。
今回紹介する、AfterwardとAfterwardsもその一つです。
この2つの単語の違いってなんでしょうか?
AfterwardとAfterwardsの違いは?
ズバリ、この2つの単語に違いはありません!
[st-kaiwa1]えっ?ないの?[/st-kaiwa1]
厳密にいうと、単語の意味は同じで、使われている場所が違います。
それではまず試しに、Afterwardsをケンブリッジ英英辞典で調べてみましょう。
afterwards
adverb
UK /ˈɑːf.tə.wədz/
US /ˈæf.tɚ.wɚdz/ mainly ukus usually afterward
after the time mentioned(その後、以降)We had tea, and afterwards, we sat in the garden for a while.(私たちは紅茶を飲んだ、そしてその後しばらくの間庭に座った。)
They separated, and soon/shortly afterwards Jane left the country.(ジェーンが国を離れてからしばらくして、彼らは別れた。)
ここに書かれてあるとおり、Afterwardは主にアメリカ英語で使われ、Afterwardsは主にイギリス英語で使われているとのことです。
そして、オーストラリアでは主にAfterwardsが使われていますね。
ただ実際のところでは、アメリカでもafterwardsを使う人もいるので、どちらを使ったからといって通じないということはありません。
ちなみに、-wardsが入っている他の単語、onwards, upwards, backwards も同様に、アメリア英語ではそれぞれ、onward, upward, backwardが使われることが多いですね。
afterwards(afterward)とlaterの違いは?
さて、どちらも、「あとで」と訳されるafterwardsとlaterですが、どう違うのでしょうか。
たとえば、友人とカフェで話しているときに、別の友人から電話があったとしましょう。
I just am talking with my friend at a cafe now. I’ll call you afterwards.
どちらも、「今、ちょうど友達をカフェで話してたの。後で電話するね。」と訳せますが、ニュアンスが異なります。
この2つの文の違いは、laterは、漠然とした後で、という意味で、具体的にいつ電話するかはわかりません。
それに対してafterwardsのほうは、カフェで会っている友人と別れた後、すぐに電話する、という具体性が伴います。
(あるイベントがあった)直後に、という意味ですね
afterwards、ぜひ使ってみてくださいね。