英語パンダ
純ジャパ独学でTOEIC満点取得。 独学勉強法にはこだわりを持ち、大学受験では偏差値40から有名大学へ自力合格。 大学卒業後、某上場企業へ入社し、海外駐在を経て子会社代表に30代で就任。
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オーストラリアでしか通じない?bludgerの意味を調べてみた

コアラ
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先日、同僚2人(二人ともオーストラリア人)と話していたら、ブラジャー、という言葉が出てきました。

He is a ブラジャー??

(ん、ブラジャーって、あのブラジャー?)

話の内容的に、そのことではないなと思ったものの、意味がよくわかりませんでした。

ちなみに、下着のブラジャーは、英語でbrassiere(ブラジーア)、もしくはbra(ブラー)といいます。

オーストラリアでしか通じない?bludgerの意味とは?

ズバリ、bludgerの意味は、怠け者です。

言い換えれば、lazy personですね。

オックスフォード英英辞典で調べてみました。

NOUN
NZ, Australian
informal

1 scrounger(タカリ屋)

2 An idle or lazy person

出典:https://en.oxforddictionaries.com/

このbludgerは、元々はbludgeonerという単語を省略したものです。

はい、この意味でのbludgerは、オーストラリアとニュージーランドでしか通じません。

発音は、日本語のブラジャーに近いですね。

その意味合いから、ポジティブな意味合いでは使われず、「あいつは、怠け者だ」と言うときや、オーストラリアの生活保護のニュースなどでよく耳にします。

日本にもニート(NEET)と呼ばれる人(15歳から34歳までの、家事・通学・就業をせず、職業訓練のいずれも受けていない人を指す)が少なからずおり、社会問題にもなっていますが、オーストラリアでも国からの補助に頼って生活している若者がいます。

その若者たちのことを、New Dole Bludgersと呼んでいます。

オーストラリアでは、無職や休職中、シングルマザー、そしてなど何らかの事情があって働けない人々や収入がない人に対して国から補助を受けられるシステムが整っています。

日本の生活保護と似ていますが、オーストラリアのほうが保護の度合いがより厚いと思います。

なにせ、子供が3人いると働かなくても暮らせるなんていう噂がまことしやかに囁かれているくらいですから。

そして、こういった社会的セーフティーネットの裏では必ず悪用をする人が出てきます。

働けるのに働かなかったり、ジョブインタビュー(勧められた就職の面接)にも理由をつけて顔を出さなかったり、ツワモノになると、一生国からの補助で生きている人たちもいます。

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この動画をみてると、もらった補助金をギャンブルに使ったり、補助金が少ないといいながらタバコを吸ってたり、国からの補助に頼って暮らしている人が増えていることに驚きます。

そういう親のもとで育った子供は、ハイスクールにも行かず、なかにはドラッグに溺れてしまう人も出てきたり、闇は深いですね。

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