No drama!、もしくは、No dramas!
というフレーズをオーストラリアでは頻繁に聞きます。
[st-kaiwa1]No dramaだから、意味はドラマじゃない・・・?[/st-kaiwa1]
はて?
これってどんな意味なんでしょう?
オーストラリアで使われるNo dramaの意外な意味とは?
オーストラリアで使われる、No dramaの意味は、「Everything’s allright」、つまり、「なんの問題もないよ!」という意味が圧倒的に多いのです。
通常、dramaというと、あの演劇やテレビドラマのドラマを連想しませんか?
a play in a theatre or on television or radio, or plays and acting generally
もちろんdramaには、そういった意味もあるのですが、オーストラリアの日常会話でよく使われるのは「No drama」なのです。
そこで、dramaのもうひとつの意味をケンブリッジ英英辞典でみてみましょう。
excitement and strong interest produced by an unexpected or surprising event or situation
出典:https://dictionary.cambridge.org/
つまり、この場合のドラマは予期せぬ出来事や状況によって、感情的になること、という意味です。
What a drama!とか、No more dramas! なんて使い方をしますね。
そして、これにNoをつけて、感情的になることはない=問題ないよ!となるわけです。
“Sorry, but I ate the last slice of pizza.” (ゴメン。でも最後のピザ食べちゃったんだ。)
“No drama’s.”(全然問題ないよ!)
こんな感じで使います。
No drama.にBigをつけて、No big drama.(たいしたことじゃないよ)と言う人も多いですよ。
ちなみに、オーストラリアのスラングですので、アメリカやイギリスでは通じない可能性があります。
dramaの発音に注意
発音記号は、drɑ́ːməとなり、ドゥラーマ、みたいな感じです。
こちらの動画を参考にしてください。
[youtube-adds id=”https://youtu.be/-uDJ6QYRQEc” margin=”2%”]
No dramaと関連する表現
No dramaは問題ないよ、ということで、他の表現も合わせて覚えましょう。
以下の2つはNo dramaと同じ意味です。
No problem
too easy
[st-card id=170]
[st-card id=168]
とくにNo worriesやtoo easyは、オーストラリアの超頻出スラングの一つですから覚えておくと便利ですよ!