こんにちは。IELTS(International English Language Testing System)の受験を控えている皆さん、コンピューター版(IELTS on computer)を選択した人も多いのではないでしょうか。今回は、IELTSコンピューター版の試験結果について、確認方法や受け取りの流れ、注意点などを詳しく解説していきます。
IELTSコンピューター版とは?
まずは、IELTSコンピューター版について簡単に説明しましょう。IELTSには、ペーパー版とコンピューター版の2種類があります。コンピューター版は、リスニング、リーディング、ライティングの3セクションをコンピューター上で受験するタイプで、スピーキングは面接官との対面式で行われます。
コンピューター版の主な特徴は以下の通りです。
- 試験日の選択肢が多い
- 試験結果の確認が早い(3〜5日後)
- タイピングスキルが必要
- 試験会場が限られている
近年、コンピューター版の受験者数は増加傾向にあります。
IELTSコンピューター版の試験結果の確認方法
IELTSコンピューター版の試験結果は、以下の2つの方法で確認することができます。
1. オンラインでの結果確認(暫定的な結果)
コンピューター版の大きなメリットは、試験日から3〜5日後に、オンラインで暫定的な結果を確認できることです。これは、ペーパー版の13日後に比べて、かなり早いですね。
オンラインでの結果確認は、以下の手順で行います。
- IELTSの公式ウェブサイトにアクセスする
- 「Test Takers」→「Results」の順にクリックする
- 受験日、パスポート番号、生年月日を入力してログインする
- 画面に表示された結果を確認する
ただし、この段階の結果はあくまで暫定的なもので、正式な結果は成績証明書の到着をもって確定となります。
過去2年分の試験結果は、いつでもオンラインで確認可能です。
2. 成績証明書(Test Report Form)の受け取り
オンラインで結果が閲覧可能になってから、3〜5営業日以内に公式な成績証明書(Test Report Form)が発送されます。証明書が自宅に届くまでは、さらに数日かかる場合があります。
成績証明書には、以下の情報が記載されています。
- 受験者氏名
- パスポート番号
- 受験日
- 各セクションのバンドスコアと総合バンドスコア
- 試験センターのスタンプと署名
この成績証明書が、正式な結果の証明となります。
IELTSコンピューター版の結果確認に関する注意点
ここでは、IELTSコンピューター版の結果確認に関する注意点をいくつかご紹介します。
1. 結果発表までの日数
先ほども述べた通り、コンピューター版の暫定的な結果は、試験日から3〜5日後に確認できます。ただし、この日数はあくまで目安であり、土日祝日は含まれません。
また、試験センターの混雑状況などによって、多少の遅れが生じる可能性もあります。結果発表を心待ちにしている気持ちはよくわかりますが、あまり焦らずに待ちましょう。
2. オンライン結果が「見れない」場合
まれに、オンラインでの結果確認がうまくいかないケースがあります。画面が表示されない、エラーメッセージが出るなど、何らかのトラブルに見舞われることがあるようです。
そんな時は、以下のような対処法を試してみてください。
- 時間をおいて、再度アクセスしてみる
- 別のブラウザやデバイスで試してみる
- カスタマーサポートに連絡してみる
どうしても確認できない場合は、成績証明書の到着を待つことをおすすめします。
3. 不正行為が疑われる場合
IELTSでは、不正行為に対して厳しい姿勢で臨んでいます。万が一、不正行為が疑われるような事態が発生した場合、結果の発表が大幅に遅れたり、スコアが無効になったりする可能性があります。
受験者の皆さんは、試験規則をしっかりと守り、公正な態度で臨むようにしましょう。
IELTSコンピューター版の試験結果に関するその他の手続き
ここでは、IELTSコンピューター版の試験結果に関する、その他の手続きについて解説します。
1. 追加成績証明書の申請
受験日から2年以内であれば、追加の成績証明書を申請することができます。5通までは無料で発行してもらえますが、6通目以降は有料となります。
申請方法は以下の通りです。
- IELTSの公式ウェブサイトにアクセスする
- 「Test Takers」→「Results」→「Additional TRFs」の順にクリックする
- 必要事項を入力し、手数料を支払う(6通目以降)
- 申請から5営業日以内に証明書が発送される
追加の成績証明書は、進学先の大学や就職先の企業に提出する際に便利です。
2. 再採点の申請
試験結果に疑問や不満がある場合は、受験日から6週間以内に再採点を申請することができます。ただし、リスニングとリーディングのセクションは客観式のため、再採点の対象外となります。
再採点の手数料は、15,000円です。スコアに変更があった場合は、全額返金されます。
再採点の結果が判明するまでは、2〜4週間ほどかかります。結果は郵送で通知されます。
再採点を検討する際は、自己採点との差や合格ラインとの差などを考慮して、慎重に判断しましょう。
IELTSコンピューター版の試験結果に関する口コミ・評判
実際にIELTSコンピューター版を受験した人の口コミを見てみましょう。
コンピューター版は、ペーパー版よりも結果が早く出るのが魅力ですね。私は試験日から3日後に、無事に結果を確認することができました。(20代、男性)
オンラインで結果が見れないトラブルに見舞われましたが、カスタマーサポートに連絡したら、丁寧に対応してくれました。おかげで、無事に結果を確認できました。(30代、女性)
自己採点よりもスコアが低かったので、再採点を申請しました。結果は変わりませんでしたが、試験官の採点に納得がいきました。(40代、男性)
口コミからは、コンピューター版の速い結果発表に満足している様子が伺えます。トラブルへの対応や再採点制度にも、一定の評価があるようですね。
まとめ
IELTSコンピューター版の試験結果について、詳しく解説してきました。ポイントをまとめると以下のようになります。
- コンピューター版の暫定的な結果は、試験日から3〜5日後にオンラインで確認可能
- 正式な結果は、成績証明書(Test Report Form)の到着をもって確定
- 結果発表までの日数は、あくまで目安であり、遅れる可能性もある
- オンライン結果が見れない場合は、時間をおいて再アクセスしたり、カスタマーサポートに連絡したりする
- 追加の成績証明書の申請や再採点の制度もある
コンピューター版は、ペーパー版と比べて結果発表が早いのが大きなメリットですが、トラブルが起きる可能性もゼロではありません。万が一の際は、慌てずに冷静に対処することが大切ですね。
IELTSの試験結果は、留学や就職など、将来に大きく関わるものです。しっかりと準備を行い、当日は実力を存分に発揮できるよう、頑張ってください!
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