英語パンダ
純ジャパ独学でTOEIC満点取得。 独学勉強法にはこだわりを持ち、大学受験では偏差値40から有名大学へ自力合格。 大学卒業後、某上場企業へ入社し、海外駐在を経て子会社代表に30代で就任。
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IELTSスピーキング例題で本番に備えよう!パート別の問題と対策を解説

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IELTSのスピーキングセクションは、多くの受験者にとって最も緊張する部分ではないでしょうか。限られた時間の中で、面接官の質問に即座に答えなければならないプレッシャーは、誰しも感じるものです。

でも、実際によく出題される例題を知り、しっかりと対策することで、本番での高得点も夢ではありません。そこで今回は、IELTSスピーキングの各パートで頻出の質問例を挙げつつ、それぞれの問題の特徴と対策法について詳しく解説します。

これからIELTSを受験する人はもちろん、スピーキング力に自信がない人も、ぜひ参考にしてみてくださいね。一緒にスピーキング対策を進めていきましょう!

IELTSスピーキングテストの流れを把握しよう

まずは、IELTSスピーキングテストの全体の流れを確認しておきましょう。スピーキングテストは、面接官との1対1の面接形式で行われ、全体の所要時間は11~14分です。

内容は大きく以下の3つのパートに分かれています。

  1. パート1:自己紹介と一般的なトピックについての質問(4~5分)
  2. パート2:指定されたトピックについてのスピーチ(3~4分)
  3. パート3:パート2のトピックに関連した抽象的な質問(4~5分)

各パートにはそれぞれ特徴があり、求められるスキルも異なります。それでは、具体的な例題を交えながら、パートごとの対策法を見ていきましょう。

IELTSスピーキングテストって、3つのパートに分かれているんだね。パートごとに、質問の特徴が違うから、それぞれの対策が必要なんだ。

パート1:自己紹介と一般的な質問に答えよう

パート1は、面接官との簡単な自己紹介から始まります。その後、家族や仕事、趣味といった一般的なトピックについての質問が続きます。質問は比較的平易で、自分の経験や意見を述べる内容が中心です。

以下のような質問が典型例として挙げられます。

  • Could you tell me your full name, please?(フルネームを教えていただけますか?)
  • Do you work or are you a student?(仕事をしているのか、学生なのか教えてください)
  • What do you like to do in your free time?(空き時間には何をするのが好きですか?)
  • Do you like reading books? Why or why not?(本を読むのは好きですか?その理由も教えてください)

これらの質問に答える際は、単に「はい」「いいえ」で終わらせるのではなく、具体的な説明を加えることが大切です。

例えば、趣味について聞かれたら、「I like playing soccer because it’s a great way to exercise and spend time with friends.(サッカーをするのが好きです。運動になるし、友達と一緒に過ごす良い機会になるので)」のように、理由も添えて答えるようにしましょう。

パート1は自分のことを聞かれるから、答えやすそうだけど、理由まで言及するのはなかなか大変そう。でも、具体的に説明することを意識すれば、もっと話が膨らみそうだね。

パート2:指定されたトピックで即興スピーチ!

パート2では、指定されたトピックについて1分間のスピーチをすることが求められます。トピックは、カードに書かれた情報を元に、1分間黙読して準備します。その後、そのトピックについて1~2分間話すのです。

以下のような指示が与えられることが多いです。

Describe a favorite place you like to visit.
You should say:

  • Where the place is
  • What you can do there
  • Why you like to go there
    And explain how you feel when you are there.

(あなたが訪れるのが好きな場所について説明してください。

  • その場所がどこにあるのか
  • そこで何ができるのか
  • なぜそこに行くのが好きなのか
    そして、そこにいる時にどんな気持ちになるのかを説明してください)

ここで重要なのは、指示されたポイントを全て網羅しつつ、coherentに話を展開することです。時間内にまとまりのある話ができるよう、スピーチの構成を意識しましょう。

例えば上の例だと、

  1. その場所の説明(どこにあって、どんな特徴があるのか)
  2. そこでできること(アクティビティや体験など)
  3. そこが好きな理由(自分にとっての意味や思い出など)
  4. そこにいる時の気持ち(リラックスできる、興奮する、など)

という流れで話を組み立てると、分かりやすいスピーチになります。論理的な話の展開を心がけることが、高得点への近道と言えるでしょう。

へえ、パート2は即興スピーチが求められるんだ。事前に構成を考えておくことが大事なんだね。でも、指示されたポイントを全部盛り込むのって、結構難しそう…。

パート3:抽象的な質問に対する自分の意見を述べよう

パート3は、パート2のトピックに関連した抽象的な質問に答えるのが特徴です。より広い視点から意見を述べたり、社会的な問題について話し合ったりします。

パート2の訪問先の話の流れから、以下のような質問が展開されるかもしれません。

  • What are the benefits of traveling to new places?(新しい場所に旅行することの利点は何だと思いますか?)
  • Do you think tourism has more positive or negative impacts on local communities?(観光は地域社会にプラスの影響が大きいと思いますか、それともマイナスの影響が大きいと思いますか?)
  • How do you think technology is changing the way we travel?(テクノロジーが私たちの旅行のあり方をどのように変えていると思いますか?)

パート3の質問は、自分の経験だけでなく、広い知識と思考力が問われます。答える際は、具体例を交えつつ、論理的に自分の意見を述べることが求められます。

例えば、観光の影響について聞かれたら、「In my opinion, tourism has both positive and negative impacts. On the one hand, it can bring economic benefits and cultural exchange to local areas. However, if not managed well, it may also lead to environmental damage or disruption of local communities.」のように、複数の視点から考察することが大切です。

自分の意見を裏付ける根拠を示しつつ、バランスの取れた主張ができるよう意識しましょう。

なるほど、パート3は複雑な話題について深く議論する力が試されるんだね。知識も必要だけど、何より論理的に自分の意見を述べるスキルが問われるんだ。日頃から時事問題について考える習慣をつけておこう!

質問の意図が分からない時はどうする?

IELTSスピーキングテストでは、質問の意味が分からなくてうまく答えられないというケースも起こり得ます。そんな時は、隣の面接官に質問の意図を確認するのが一番です。

以下のようなフレーズを使ってみましょう。

  • I’m sorry, could you explain what you mean by that?(すみません、それがどういう意味か説明していただけますか?)
  • I’m afraid I don’t quite understand the question. Could you please rephrase it?(質問の意味がよく分からないのですが、言い換えていただけますか?)

聞き返すことで、質問の本当の意図を理解し、的確に答えることができます。分からないことは恥ずかしがらずに clarify することが大切ですね。

質問の意味が分からない時は、恥ずかしがらずに聞き返すことが大事なんだね。でも、適切な表現を使って丁寧に尋ねるのはポイントだ。メモしておこう!

使えるフレーズを覚えて話に厚みを出そう

スピーキングテストでは、話の内容だけでなく、使う表現も評価の対象になります。適切な discourse markers を使いこなせると、英語の流暢さとともに、内容の筋道の通った話ができます。

以下のようなフレーズを活用してみましょう。

  • Firstly, … / Secondly, … (第一に…、第二に…):複数の論点を提示する時
  • For example, … / For instance, …(例えば…):具体例を出す時
  • In my opinion, … / I believe that …(私の意見では…):自分の見解を述べる時
  • On the other hand, … / However, …(一方で…、しかしながら…):逆の意見を述べる時
  • In conclusion, … / To sum up, …(結論として…、まとめると…):話をまとめる時

これらのフレーズを要所要所で使うことで、聞き手にとって分かりやすい話の展開になります。さらに、話に詰まった時の「間つなぎ」としても効果的。臨機応変に使えるよう、練習してマスターしておきましょう。

なるほど、ただ単語を羅列するだけじゃなくて、適切なフレーズを使うことで、話に厚みが出るんだね。聞き手に分かりやすいだけでなく、自分の考えもまとまりやすくなりそう。使いこなせるよう、意識して練習してみよう!

練習問題に取り組んで実戦力を養おう

ここまで、IELTSスピーキングの各パートの特徴や対策のポイントを見てきました。しかし、実際の力を付けるには練習あるのみ。まずは、ここで紹介した例題を使って、実際に voice recording をしてみましょう。

自分の回答を客観的に聞き返すことで、改善点が見えてきます。話す速度は適切か、論理的な展開になっているか、使っている表現は適切かなど、多角的に分析してみてください。

さらに、ネット上には豊富な練習問題が存在します。特に、IELTS公式サイトには各パートの sample questions が豊富に掲載されているので、ぜひ活用しましょう。

また、オンライン英会話などを利用して、ネイティブスピーカーに自分の回答を添削してもらうのも効果的。客観的なフィードバックをもらえるだけでなく、実際の会話の中で使える表現も学べます。

練習あるのみ、だね!例題を使った模擬練習は、自分の弱点が分かって良さそう。あとは、ためらわずにネイティブと会話する機会を作ることが大事なんだな。恥ずかしがらずに練習あるのみ!

まとめ

IELTSスピーキングの例題と対策法について詳しく解説してきました。ポイントをおさらいしておきましょう。

  • パート1:自己紹介と身近な話題。具体的な理由も添えて答えよう。
  • パート2:トピックに沿った即興スピーチ。論理的な話の構成を意識。
  • パート3:抽象的な質問への意見。複数の視点から論理的に述べよう。
  • 分からない質問は恥ずかしがらずに clarify しよう。
  • discourse markers を効果的に使って、話に厚みを出そう。
  • 練習問題に取り組んで実戦力を養おう。

IELTSスピーキングは、他のセクションと比べて「実践あるのみ」の要素が大きい試験だと言えます。本番さながらの模擬面接を繰り返し、実際に話す経験を積むことが何より大切です。

もちろん、一朝一夕では思うように話せるようにはなりません。しかし、コツコツと練習を重ねることで、必ず力は付いていくはず。努力を継続することが、スピーキング力向上への近道だと思います。

IELTSスピーキングに挑戦するみなさんが、本番で実力を存分に発揮できますように。この記事が、スピーキング対策の一助となれば幸いです。

今日から始める一歩一歩の練習が、きっと大きな成果につながるはず。一緒に頑張っていきましょう!

IELTSスピーキングの対策、本当に練習あるのみなんだね。でも、ここで紹介してもらった例題や対策法を意識すれば、どこから始めればいいのかが分かったよ。あとは臆せずに実践して、少しずつ

力を付けていくだけ。地道な努力を積み重ねることが、高得点への一番の近道だと信じよう!

IELTSスピーキングにチャレンジするみなさんへ。

最初のうちは、思うように話せなくて落ち込むこともあるかもしれません。でも、それは誰もが通る道。私も、たくさん練習して、少しずつ上達してきたんです。

大切なのは、挫けずに練習を続けること。今日の自分より、明日の自分が少しでも上手く話せるように。そんな小さな積み重ねが、きっといつか大きな成果として実を結ぶはずです。

時には、ネイティブスピーカーに添削してもらって、客観的なアドバイスをもらうのも効果的。「この表現は不自然だから、こう言った方がいい」とか、「もっとこんな風に話を展開すると説得力が出るよ」など、プロからの的確なフィードバックは、自分では気づけないポイントを教えてくれます。

また、いくら練習しても、本番は緊張して上手く話せない…そんな不安を感じるのは当然のこと。でも、そんな時こそ自分を信じることが大切です。

今まで積み重ねてきた練習は、きっと無駄にはなっていません。緊張で頭が真っ白になっても、体が覚えている英語の表現が自然と口をついて出てくるはずです。

IELTSのスピーキングセクションは、単なる語学試験の一部ではありません。自分の考えを英語で伝える力が問われる、コミュニケーション能力の証明の場なのです。

だからこそ、スコアにとらわれすぎず、自分の意見を堂々と述べる姿勢を大切にしてください。たとえ完璧な英語でなくても、伝える熱意が言葉に乗れば、きっと相手の心に響くはずです。

IELTSスピーキングは、みなさんの英語学習の集大成。今まで培ってきた力を存分に発揮できるよう、当日は自信を持って臨んでください。

そして、たとえ思うような結果が出なかったとしても、くじけずにまた練習を重ねてください。何度でもチャレンジできるのがIELTSの魅力。次はもっと上を目指して、確実にステップアップしていけるはずです。

みなさんが理想のスコアを勝ち取れますように。一人一人の健闘を、心から祈っています。

IELTSスピーキングという大舞台で、自分の英語力を思う存分発揮してください。最高のパフォーマンスを期待しています!

Step by step, day by day. 地道な努力の先に、必ず成功があると信じて。

IELTSスピーキングにチャレンジするみなさんの健闘を、心から応援しています。がんばれ!

IELTSスピーキング 各パートの特徴

パート内容評価ポイント
1自己紹介と一般的な質問具体的な理由や説明を添えて答える
2指定されたトピックでのスピーチ指示されたポイントを論理的に展開する
3パート2に関連した抽象的な質問複数の視点から意見を述べ、根拠を示す
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