英語パンダ
純ジャパ独学でTOEIC満点取得。 独学勉強法にはこだわりを持ち、大学受験では偏差値40から有名大学へ自力合格。 大学卒業後、某上場企業へ入社し、海外駐在を経て子会社代表に30代で就任。
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IELTS 5.5レベルの英語力とは?スキルアップのポイントを解説!

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IELTSのスコアで「5.5」という数字をよく目にしますが、具体的にどんな英語力を表しているのか、ピンとこない人も多いのではないでしょうか。また、5.5から6.0や7.0にスコアアップするには、どんな対策が必要なのかと悩んでいる人もいるかもしれません。

そこで今回は、IELTS 5.5レベルの英語力の特徴や、他の指標との比較スキルアップのためのポイントなどを詳しく解説します。現在IELTS 5.5程度の人はもちろん、これからIELTSを受験する予定の人も、ぜひ参考にしてみてくださいね。

IELTS 5.5は「控えめなユーザー」レベル

まずは、IELTS 5.5が示す英語力のレベルについて見ていきましょう。実は、IELTS 5.5は「Modest User(控えめなユーザー)」と位置づけられているんです。

具体的には、以下のような英語運用能力があると言えます。

  • 日常的なコミュニケーションはある程度できる
  • 身近な話題について、簡単なやりとりができる
  • 文法や語彙の間違いが多く、話すスピードも遅い
  • 複雑な内容になると、理解が追いつかなくなる

つまり、基本的な英語は使えるものの、流暢とは言えないレベルということですね。ネイティブスピーカーとスムーズに会話をするのは難しいかもしれません。

IELTS 5.5って、日常会話はそこそこできるけど、まだまだ不安が残るレベルなんだね。ミスも多いし、スピードも遅いから、ネイティブとの会話は大変そう。

各技能の目安スコアをチェック

では、IELTS 5.5は各技能でどのくらいのスコアを取っているのでしょうか。

リスニングとリーディングに関しては、40問中16問程度の正答数が目安とされています。ざっくり言うと、半分弱の問題に答えられるくらいのレベルということですね。

一方、ライティングとスピーキングでは、基本的なコミュニケーションができるレベルが求められます。文法や語彙の間違いは多少許容されますが、伝えたい内容は何とか書いたり話したりできる必要があります。

ただし、これはあくまでも目安であって、バンドスコア5.5の中でも個人差は大きいです。得意な技能と苦手な技能の差が激しい人もいれば、4技能とも安定している人もいます。

自分の弱点を把握し、重点的に対策することが大切ですね。

各技能のスコアの目安、参考になるね。リスニングとリーディングは半分くらい正解できればいいのか。でも、ライティングとスピーキングはミスがあっても伝わればOKってことかな?苦手なところを集中的に勉強しないと。

CEFRのB2レベルと同等

次に、IELTS 5.5を他の英語力の指標と比較してみましょう。よく使われる基準の一つが、CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)です。

CEFRでは、言語の熟達度を6段階(A1〜C2)で表していますが、IELTS 5.5はB2レベルの下限に相当すると言われています。B2レベルは「Independent User(自立したユーザー)」と呼ばれ、以下のような特徴があります。

  • 身近な話題について、流暢にコミュニケーションができる
  • 自分の専門分野であれば、詳細な情報を理解し交換できる
  • 長所や短所を挙げて、自分の意見を説明できる
  • ある程度の語彙力と文法力を備えている

B2はCEFRの6段階の中では上から3番目のレベルなので、英語力としてはそこそこ高い部類に入ります。ただし、IELTS 5.5はB2の下限レベルなので、B2の上位には及ばないことを理解しておく必要がありますね。

CEFR B2と同じくらいなんて、思ったより高いレベルなんだね。でも、B2の中でも下の方だから、まだまだ伸びしろがありそう。目指すはB2の上位だ!

大学入学には不十分なことも

さて、IELTS 5.5の英語力は、大学留学の場面ではどう評価されるのでしょうか。結論から言うと、IELTS 5.5では、英語を教授言語とする大学の学部課程へ入学するのは難しいと考えられています。

多くの大学が学部留学に求めるIELTSのスコアは、最低でも6.0以上。専門分野によっては、6.5や7.0以上を要求されるケースもあります。つまり、IELTS 5.5では、英語で講義を受けたり、レポートを書いたりするのに十分な英語力が備わっていないと判断されてしまうわけです。

ただし、一部の大学では、IELTS 5.5程度の英語力であれば、学部予備課程や語学コースへの入学が認められる場合もあります。本課程に進む前の準備期間として、集中的に英語を学ぶことができるので、スコアアップのチャンスとして活用できるかもしれませんね。

大学の学部に入るには、IELTS 5.5じゃ足りないのか…。予備課程なら受け入れてもらえることもあるんだ。じゃあ、そこで英語力を高めて、本番に備えるのがいいかもね。

IELTS 5.5から6.0以上を目指すには?

IELTS 5.5から6.0や7.0にスコアアップするのは、決して簡単ではありません。でも、正しい学習法を着実に実践していけば、必ず力はついてきます。ここでは、IELTS 5.5から6.0以上を目指すためのポイントをいくつかご紹介しましょう。

語彙力を高める

IELTS で良いスコアを取るには、豊富な語彙力が不可欠です。スコアが伸び悩んでいる人の多くは、知っている単語が少ないために、文章の理解に時間がかかったり、表現力が乏しくなったりしています。

日々の学習の中で、知らない単語に出会ったらメモしておき、定期的に復習する習慣をつけましょう。また、IELTSでよく使われる単語や表現を集めた単語帳を活用するのも効果的ですよ。

確かに、単語力って超重要だよね。知らない単語だらけだと、リスニングもリーディングも難しい。地道な単語学習を習慣づけることが大事なんだな。

文法の正確性を上げる

IELTS 5.5では文法の誤りが多いと指摘されましたが、正確な文法の使い方を身につけることは、スコアアップに直結します。特にライティングやスピーキングでは、文法ミスが減るだけで評価は大きく変わります。

基本的な文法事項から順番に復習し、演習問題を繰り返し解くことが大切です。自分の間違いやすいパターンを把握し、意識的に改善していきましょう。

文法って地味だけど、やっぱり避けては通れないよね。基礎の基礎から見直して、苦手パターンを克服していこう。

スピーキングの流暢さを磨く

スピーキングで高得点を狙うなら、流暢さを上げることが何より大切。「えーと」「あのー」といった言い淀みをなくし、スムーズに話せるようにする必要があります。

日頃から英語で考える習慣を身につけ、瞬発力を鍛えましょう。また、シャドーイングやロールプレイなどのアウトプット練習を欠かさず行うことが重要です。

スピーキングの流暢さって、なかなか伸ばすのが難しいよね。でも、日頃から英語で考えたり話したりする習慣をつけることが大事なんだな。地道にトレーニングあるのみ!

ライティングの構成力を高める

ライティングでは、文法や語彙以外に、文章全体の構成力も問われます。自分の主張を明確に述べ、論理的な流れで展開していく必要があるのです。

まずは、優れたエッセイをたくさん読んで、良い文章の構成パターンを学びましょう。そして、実際に書く練習を重ね、フィードバックをもらいながら改善点を見つけていくことが大切です。

ライティングは構成力も大事なんだね。いくら文法が正確でも、主張がまとまっていなければ評価は低くなっちゃう。いいエッセイをたくさん読んで、書く練習を積むことが必要不可欠だな。

以上、IELTS 5.5から6.0以上を目指すためのポイントを4つ挙げてみました。どれも一朝一夕で身につくスキルではありませんが、日々の地道な積み重ねが、必ずや大きな成果につながるはずです。

IELTS5.5から6.0以上を目指すには、4つのポイントを地道に実践していくことが大切なんだね。どれも簡単じゃないけど、コツコツ努力を重ねれば、必ず力はついてくる。一歩一歩、前進あるのみ!

まとめ

IELTS 5.5レベルの英語力について、詳しく解説してきました。ポイントをまとめると以下の通りです。

  • IELTS 5.5は「控えめなユーザー」レベルで、日常会話はある程度こなせる
  • リスニング・リーディングは40問中16問程度、ライティング・スピーキングは基本的なコミュニケーションができるレベル
  • CEFRのB2下限レベルに相当し、英語力としてはそこそこ高い
  • 大学の学部課程への入学は難しいが、予備課程なら可能性あり
  • 6.0以上を目指すには、語彙・文法・スピーキング・ライティングのスキルアップが必要

IELTS 5.5は、英語を使ってある程度コミュニケーションができるレベルではありますが、より高度なアカデミックな場面で求められる英語力としては、少し物足りないと言えるでしょう。

でも、ここで紹介したように正しい学習法を地道に実践していけば、きっと6.0以上のスコアも夢ではありません。IELTS 5.5は、英語力向上の道のりの重要な一里塚だと思います。

もし今、IELTS 5.5で満足できずに悩んでいるのなら、ぜひ前を向いて一歩ずつ進んでいきましょう。遠回りに思えても、努力を積み重ねることが何より大切。いつか振り返った時、必ず成長した自分に出会えるはずですから。

IELTS5.5について、すごくよくわかったよ。まだまだ伸びしろはたくさんあるけど、ここまで来たことは自信につながるね。正しい学習法を信じて、コツコツ積み上げていくことが大事なんだな。遠回りでも、一歩ずつ前に進もう!応援してくれてありがとう!

IELTS 5.5の目安スコア

|分野|到達レベル|
|:-|:-|
|リスニング|40問中16問程度正解|
|リーディング|40問中16問程度正解|
|ライティング|基本的な内容は書ける|
|スピーキング|簡単な会話はできる|

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