英語パンダ
純ジャパ独学でTOEIC満点取得。 独学勉強法にはこだわりを持ち、大学受験では偏差値40から有名大学へ自力合格。 大学卒業後、某上場企業へ入社し、海外駐在を経て子会社代表に30代で就任。
IELTS

IELTSスピーキングのスコアをテンプレートで劇的に伸ばす方法!

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日本人が苦手なIELTSスピーキングテスト

日本人のIELTS受験生が苦手とする科目の中の1つがスピーキングテストです。ほとんどの日本人は海外旅行くらいしか英語を使う機会がなく、一部の帰国子女、留学生や海外勤務経験がある人を除けばほとんど英語を使ったことがないという人が多いのではないでしょうか。

スピーキングはリーディングやリスニングのように勉強をして伸ばせるものではなく、しっかりと英語を使って話してアウトプットすることが出来なければハイスコアを取ることは出来ません。

テンプレートでハイスコアは取れるのか?

まず、TOEFLと同じようにIELTSでもテンプレートを使ってハイスコアを取ることは出来るのでしょうか?結論からいうと「ただ、テンプレートを使うだけでは、ハイスコアは取れない」です。

というのも、アカデミックな英語力をはかるTOEFLよりはIELTSの方が実用的な英語が重視されます。なので、明らかにテンプレートであると分かるような英語を話していると、それだけで減点されてしまいます。

TOEFLは機械に対してスピーキングをするのに対して、IELTSは人と会話する中でその内容を採点されるという点も、テンプレートで攻略できない理由の1つでしょう。

では、テンプレートを学ぶことは意味がないのか?いえ、そういうわけではありません。テンプレートの丸暗記は無意味ですが、答える枠組みとしてのテンプレートを学ぶことは効果的です。その枠組みに自分の経験やアイデアをはめ込んでいくことでスコアが取りやすい回答が出来るようになります。

IELTSスピーキングタスクごとのテンプレート活用方法

タスク1: 聞かれた簡単な質問への回答テンプレート

1つ目のタスク1は、簡単な質問をいくつか聞かれて、それぞれに対して自分自身の回答をするという比較的スピーキングの中でも簡単なタスクです。

ある程度聞かれる質問のカテゴリや内容が決まっており、テンプレートで対策しやすいタスクです。

スコアを取る上でトピックごとに聞かれる質問をストックして、それぞれへの回答を準備して下さい。その中で分からない単語があれば調べても構いません。トピックごとに自分の中でよく使うような単語と質問リストを作り、それをしっかりと暗記して下さい。

タスク1はよく聞かれるトピックごとの質問、回答、単語のテンプレートを準備することでハイスコアを取ることが出来ます。

タスク2: 与えられたテーマへのスピーチテンプレート

次が何かしら与えられたテーマについて1分で準備をして、1-2分でスピーチをするタスクです。

タスク2で出される質問やトピックはタスク1と比べて多岐にわたるので、暗記で対策をすることは難しいです。では、どのようなテンプレートを使えばいいのでしょうか。それは答える回答フレームのテンプレートです。

以下のストーリー、順番で回答のメモを作り、スピーチをするようにして下さい。

What: 何について話すのか?

タスク2では何かしらのトピックが与えれて、それに対して答えます。トピックは「最近みた映画」「尊敬する人」「地元の人気の商品」「好きな旅行場所」などかなり多岐に渡ります。

最初に何について話すのかを考えてみて下さい。たとえば、最近見た映画なら「I watched the movie called —- in the cinema nearby my house.」というように、与えられたトピックへの回答の「What」を答えて下さい。

このときに、そのトピックはどういうようなものなのかも合わせて説明するだけで、いくつかの文章が出来ます。

映画だと「This movie was the documentary of one of the popular novelists in Japan」というように、話すトピックについでさらに広げていくことができます。

Why: なぜそうなのか?

2つ目が「Why(なぜ)」です。与えられるテーマは抽象的で広く、ほとんど全てが理由と一緒に説明出来るテーマです。

映画なら「I watched the movie because a lot of my friends talked about the movie on social media such as Twitter and Facebook」というように、なぜその映画を見たのか?なぜAさんを尊敬するのか?といったような理由を説明することが出来ます。

Whatと同じくWhyもさらに広げることが出来ます。映画がソーシャルメディアで話題になっていたという理由に加えて、たとえば「Also a lot of TV programs talked about this movie」「I read a lot of positive reviews on the internet」というように、複数の理由を足していくことが出来ます。

タスク3: 特定のテーマについてディスカッションレンプレート

最後が実際にタスク2で出たトピックに関するトピックについていくつかの質問が聞かれるタスクです。ここではテンプレートや対策はしづらく、ある程度質問が試験官側で用意されているものの、その中から文脈に応じて選ばれて出題されます。

ここでは、テンプレートに頼らない方が良いでしょう。

最後に

いかがでしたか?TOEFLに比べるとテンプレートで対策がしにくいIELTSですが、ある程度答える枠組みや頻出の単語などを暗記することで、対策をすることが可能です。

しっかりとそういったコツを頭に入れた上でオンライン英会話などで練習を繰り返して実際のスピーキング力を上げていって下さい。

頑張って下さい。

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