TOEFLライティングのスコアを劇的に伸ばすテンプレート活用術(Integrated Task編)

2020年1月26日

TOEFLライティングテンプレートとは?

本日はTOEFLでハイスコアを獲得する上で壁にぶち当たりやすい「ライティングテストをテンプレートを活用して乗り越える方法」をご紹介します。

多くのTOEFL受験をする日本人はスピーキングやライティングなどのアウトプット型のPartで苦戦してスコアメイキングに苦労します。

というのも、日本の英語教育はインプット型に偏っており、ほとんどの高等教育の英語カリキュラムjは単語や文法の暗記や、それを活用したリーディングテスト、リスニングテストに偏ってしまっているからです。

勿論、時間があってじっくり勉強する余裕がある受験者は小手先のテクニックではなく、本質的なライティングスキルをつける方が良いです。しかし、ほとんどのTOEFL受験者は留学の期限や提出期日が決まっており、テクニックを利用してでも最速でスコアを伸ばしたいという受験者が多いのではないでしょうか。

Writingでハイスコアを取るためにテンプレートが重要な理由

そういった受験者が最速でスコアメイキングをする上で便利なのがWritingテンプレートの活用です。テンプレートとは、よく問われる質問への回答の型を準備したものです。テンプレートを身につけていれば、質問に応じて、最適な型を選び、それに質問ごとの内容を入れることでスコアが取れるようになります。

TOEFL Writingでは、ただ内容が伝われば良いわけではなく、その文章の表現や文法なども見られて、トータルで採点されます。

なので、安定してハイスコアをとる上でそういった観点で評価が上がりやすいテンプレートを準備することが重要です。

ある程度慣れてくれば、ただテンプレートを活用するだけではなく、それに少し工夫を加えて創造力を発揮した自分なりの英文をライティングすることも可能になります。

ライティングテストで有効なテンプレート

Integrated Taskテンプレート

本記事では、ライティング問題の第一問目のIntegrated Taskで活用出来るテンプレートを公開します。

Integrated Taskテンプレートの構造

テンプレートで重要なのが、論理構造です。英文では日本語以上に英文が論理的に書かれていることが重要視されます。レジュメや論文などでもほとんどの記事でその論理構造は決まっており、その論理構造を使うことでネイティブや活用している文章を書くことが出来るようになります。

Integrated Taskでは5つの段落(ブロック)に分けて回答を作成するのが良いです。その5つのパラグラフの中に、それぞれの問題の内容や自分の表現を入れ込み、テンプレートにはめ込んだ回答を作成します。

第1段落:イントロダクション(Introduction):リーディングとリスニングの読み取った内容の説明

リーディングで英文からよみった内容と、音声から聞き取ったレクチャーを比較する。その上で両者の共通項や違いをイントロダクションをしてまとめる。

第2段落:ボディパラグラフ1(Body1):述べられている内容を裏付ける根拠1

教授が述べている反論の内容の内の1つを、具体的な内容とともに説明する。

第3段落:ボディパラグラフ2(Body2):述べられている内容を裏付ける根拠2

教授が述べている反論の内容の2つ目を、具体的な内容とともに説明する。

第4段落:ボディパラグラフ3(Body3):述べられている内容を裏付ける根拠3

教授が述べている反論の内容の3つ目を、具体的な内容とともに説明する。

第5段落:結論(Conclusion):根拠も踏まえた内容の再説明(まとめ)

第一段落で説明した2つの内容を比較しながら再度結論として述べる。出来ればこの中でボディパラグラフの内容を上手く使いながら説明する。

テンプレート活用の例

以下の文書がテンプレートを使って作成された回答の一例です。

リスニングで聞き取った内容を元に、教授の発言の要点を捉える。その上で、その内容を上手くテンプレートに入れ込んで英文で説明することで、しっかりと英文でその内容を表現することが出来るようになります。

The author and lecturer are both talking about (両者共通の話題/主題).

However, the professor claims that (教授の主張の要約)and refutes the main point made in the reading passage.

The following three points of view between two parties are presented as followed.

First of all, the lecturer argues that (反論その1) , which questions the author’s point of view that (記事の支持理由1).

According to the speaker, he/she states that (反論の詳細1). He/She also mentions that (反論詳細2).

This point that the professor is addressing is in contradiction to what is indicated in the reading in the reading passage.

Second, the speaker takes the position that (反論その2), which is also opposed to the claim in the article that(記事の支持理由2).

In his/her opinion, he/she tells that (反論詳細1). Furthermore, he/ she notes that (反論詳細2).

This is an important point that was not considered by the author of the reading passage.

Third, the professor goes further to make a point that (反論その3). This standpoint refutes the writer’s view that (記事の支持理由3).

In the lecture, he/she says (反論詳細1). In addition, the speaker points out (反論詳細2).

This is yet another example of how the professor and the author of the reading passage contradict one another.

Therefore the main points made by the professor in the lecture cast doubt on the main points made in the reading passage.

Independent Taskテンプレート

Independentのパートでは文字数が重要視されます。正しい英文が正しい論理構造で書かれているという前提で文字数を多くかけば書くほど高得点を取ることができます。なので、テンプレートでも同じく高度な表現を使いつつ、なるべく多くの英語を書くことが重要になります。

このパートの文字数は300文字以上と書かれていますが、300文字程度でハイスコアが取れることは滅多になく、出来れば500文字以上は書くことをオススメします。

Independent Taskテンプレートの構造

全体の構造自体はIndependent TaskのテンプレートもIntegrated Taskと同じです。これは、英文の論理構造自体が文章の種類が変わっても同じだからです。なので、いかに同じ論理構造で設問に合わせた表現をするかが重要になります。

Integrated Taskでは、その内容の表現に焦点が置かれていたものが、Independent Taskでは、自分の考えや意見を踏まえてどう表現するかに焦点が当てられることになるので、それを念頭に置いて下さい。

第1段落:イントロダクション:自分自身の意見を説明する

まず最初の段落では、自らの作文を紹介してください。

ここでは、文章テクニックを駆使して技巧を凝らして読者をひきつけるなどのようなことはしなくてもいいです。

ここでは、ただ、

「自分が与えられたお題に対して賛成なのか、反対なのか」

という己のポジションを説明して、その次に、

「私がこのように思う理由は3つあって、次の段落からそれぞれ説明していきます」

と宣言するだけでいいのです。

したがって、この段落に含まれる文数は3~5センテンスが限度だと思います。

ただ、ここでのポイントは、

文章のお題を自分なりに要約し、別の表現で言い換えるようにする、ということです。

単にお題の表現を繰り返し使用し、それに対して賛成や反対という自分の立場を表明するのは、

テスト採点者からは、教養がないテストテイカーのように映ってしまいます。

この言い換え(パラフレーズ)に関しては、後々紹介しますので安心してください。

第2~4段落(ボディパラグラフ):第一段落で表現した意見を裏付ける根拠を伝える。

イントロダクションに続く、2~4つ目段落では、

自分の意見を支持する理由と、

その理由を正当化するための具体例を挙げてください。

段落の構成としては、

まず、理由、次に具体例、そして、最後に具体例と理由が結びついていることを強調して自己正当に従事してください。

このボディパラグラフでのポイントは、2つあります。

まず一つ目は、互いに被らない理由を用意する、ということです。

それは、精神的、肉体的、文化的、科学的、金銭的・・・・といったように様々な視点から、

互いに被らない多角的な視点から、与えられたお題を考えてみてください。

たとえば、「若者は年寄よりも幸せである」というトピックに対して、賛成を取ったとしましょう。

そしたら、理由1「若者のほうが免疫力が高く健康であるから(肉体的)」

理由2「若者のほうが柔軟で新しいことを吸収しやすいから(精神的)」

理由3「若者は長時間働くことができ、お金に困ることはないから(金銭的)」

というような具合です。

もう一つのポイントは、

具体例を、自分しか持ち合わせないものすごく具体的なものに仕上げる、ということです。

しかしながら、

すべてのトピックに関して、関連する具体例を一人の人間が持ちあわせているはずもないので、

瞬時に理由に則した嘘をつけるように訓練しておきましょう。

この具体例の詳細さで文字数を稼ぐのがコツです。

ここで、具体的に自身の経験を語れば語るほど、そのボディパラグラフの大きさは膨らんでいきます。

先ほどの例でいえば、

理由1の例:

「たとえば、僕は今23歳です。そして、すごい健康的でこの3年間病気にかかったこともなく、医者にお世話になったこともないです。たとえ、風邪をひいたとしても、一日ゆっくり休息をとればすぐに元気になります。僕がアメリカ留学中に風邪をひいたとき、今まで愛用していた日本の薬や、熱さましーとなどが購入できませんでした。それに加え、アメリカの医者は診察料が日本のそれと比較して高額であるため、貧乏な僕は病院に足を運べませんでした。この状況にも関わらず、一日ベッドで寝込むだけで、翌日から、大学の授業に出席し、さらにそのあとにパートタイムジョブをするなど元気100倍でした。一方、私の祖父は、先日風邪をこじらせ、危うく肺炎にかかり、命を落とすところでした。この免疫力の違いから、若者は年寄も幸せだと思います」

といった具合にです。

これと同様のことを、理由の2つ目、3つ目と同じように繰り返してください。

第5段落:結論(コンクルージョン):自分の意見とそれを裏付ける根拠を元に結論付ける

ここでは、自分のエッセイにおける結論を述べてください。

述べ方としては、「In conclusion,」という接続詞に続き、

イントロダクションで述べた自分の意見をパラフレーズを駆使しながら繰り返すだけで十分です。

段落の大きさは、2-3センテンスで十分だと思います。

この段落の例:

In conclusion, I think_______________ for these three reasons. Therefore, I agree with this statement.

ただ、500字近く執筆した場合、

このパラグラフにかけることができる制限時間はおそらく、1~2分ほどだと思います。

そのため、パラフレーズだけに気を遣い、急いで段落を作り上げましょう。

テンプレートを活用してさらにスコアを高める秘訣

テンプレートを上手く活用して重要なのが、パラフレーズです。パラフレーズとは、問題文の内容や自分の表現を別の言葉で再度フレーズ化する(パラフレーズ)ことです。

スコアが低い人がやりがちなのが、文章の中に同じ表現を繰り返し使ってしまい、それによってスコアを落としてしまうことです。

同じ表現を繰り返している場合、採点者はそれが機械的な英語力で応用力が低い。なので、実用的な英語力は低いと評価して、ライティングのスコアを低くつけてしまいます。こういう勿体無い失点をしないために、様々な表現に言い換えながら自分の言葉で英文をライティングしていく必要があります。

たとえば、同じ表現でも接続詞の表現を変えてみたり、動詞や名詞を言い換えてみるといったような方法です。なんでもないテクニックなのですが、これをするだけで、生き生きとした英文で美しく書かれた英文であると見せることができるようになります。

教授の発言内容を文章に盛り込みたい際に、

The professor says that __________ because _______ . Also, the professor says ________.

というように文章を書くときに、しかし、ここでの問題点は、自身の言葉をパラフレーズできていないということです。

つまり、教授のことを二度続けてprofessorと表記したり、

「言った、述べた」という動詞をsayという動詞を連用したりしています。

これでは、テストの採点者にライティング力ないと見破られてしまいます。

この由々しき事態を避けるために、僕だったらこうします。

The professor says that______ because____. Also, the speaker states that_____.

このような小さな気遣いが得点力アップの秘訣です。

最低限、連続する2つの文では同じ表現を用いないようにしましょう。

以下が、言い換えを助ける語群です。ぜひ、参考にしてみてください。

【リスニング講義における教授を表す言葉】

professor, lecturer, speaker, he/she, man/woman

【言う、書いてある(教授にも文章にも適用できる)】

say, tell, state, claim, point out, argue, note, address, take position that,

【反駁する、反論する、疑問を投げる(教授の記事に対する発言内容を再現するときに使える)】

refute, oppose, doubt, cast doubt on,

【矛盾する(記事と教授の発言が異なることを表すとき)】

contradict, be in contraction,

【逆説の接続詞】

However, but, in spite of, despite

【順接の接続詞(AND型)】

in addition, furthermore,

【したがって型接続詞】

thefore, in other words, that is,

最後に

いかがでしたか?TOEFLでハイスコアを取る上で重要なライティング。最短でスコアメイキングをするために、まずはテンプレートを暗記して回答の型を作る。その上で、自分なりにそのテンプレートを活用してハイスコアを取って自分を伝えられるライティングの回答を作ってみてください。

そうすることで、無駄なく最短で目指しているスコアを取ることが出来ます。留学後もそのベースを活かしながら実地で英語のトレーニングを繰り返し、さらに英語力を伸ばすことができるようになります。

今回紹介したようなテンプレートを上手く活用してライティングテストを乗り越えてみてください!