「wing it」という英語スラング
ネイティブと会話していると「wing it」という表現に出くわす事があります。wing itは日常英会話や時にはビジネスでも使われる表現ですが、単語帳など受験で学ぶことはないため、聞いても意味が分からない人が多いです。
今回は、そのネイティブがよく使うスラング「wing it」の意味と使い方を解説していきます。
「wing it」の英和辞典での意味
まずは、「wing it」の日本語での意味から見ていきましょう。
即座にやってのける、即席でしゃべる
wing itの意味は、アドリブで即席で何かしらをするという意味です。ポジティブな器用にアドリブでやるという意味だけではなく、準備が不十分なまま、思いつきや勢いで何かしらの事をやってしまう時にも使われます。
ポジティブに音楽の演奏や演劇などで、即席でパフォーマンスをやる時にも、同じようにwing itが使われます。
「wing it」の英英辞典での意味
To wing it is an idiom that means to improvise, to do something without proper preparation or time to rehearse. People often talk about winging it when they have to do something difficult that they didn’t have time to prepare — like a make speech or give a presentation.
wing itは即興(improvise)で何かしらのことを準備しないままやるという意味で、スピーチやプレゼンなどで使われる。
と記載されています。英語で見ても日本語での意味と同じですね。
wing itの由来
wingと見て、鳥の翼を想像した人が多いのではないでしょうか。このスラングは翼という意味とは全く関係ないです。 wingは「舞台のわき」という意味があり、そこから由来します。
何かしらのパフォーマンスで事前に準備をせずに、舞台わきで即興で準備をするだけという意味でwingが使われます。
最後に
いかがでしたか?単語帳など受験では学ばないスラングですが、日常生活では様々なスラングが日々使われています。
しっかりとよく使われるスラングの意味とその由来を理解した上で、ネイティブと同じような通な英語表現をマスターして下さい。