英語パンダ
純ジャパ独学でTOEIC満点取得。 独学勉強法にはこだわりを持ち、大学受験では偏差値40から有名大学へ自力合格。 大学卒業後、某上場企業へ入社し、海外駐在を経て子会社代表に30代で就任。
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IELTSの種類: アカデミックとジェネラルの違いと選び方

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こんにちは。IELTS(International English Language Testing System)の受験を検討している皆さん、IELTSにはアカデミックとジェネラルの2種類があることをご存知ですか?今回は、IELTSアカデミックとジェネラルの違い、それぞれの特徴や難易度、おすすめの参考書などについて詳しく解説していきます。

IELTSアカデミックとジェネラルの違い

まずは、IELTSアカデミックとジェネラルの主な違いを見ていきましょう。

1. 受験目的

  • アカデミック: 海外の大学や大学院への留学、専門職への就職を目的とする人向け。
  • ジェネラル: 英語圏での就労、移住、研修などを目的とする人向け。

2. 試験内容

セクションアカデミックジェネラル
リスニング同じ(4セクション、40問)同じ(4セクション、40問)
リーディング学術的な文章(3セクション、40問)日常的な文章(3セクション、40問)
ライティングタスク1: グラフや表の情報を150語以上で要約
タスク2: 与えられたトピックについて250語以上のエッセイを作成
タスク1: 与えられた状況設定に基づいて150語以上のレターを作成
タスク2: 与えられたトピックについて250語以上のエッセイを作成
スピーキング同じ(3パート、11〜14分)同じ(3パート、11〜14分)

リスニングとスピーキングは両者で共通ですが、リーディングとライティングでは、扱う文章やタスクの内容が異なります。

3. 難易度

難易度は、アカデミックの方がやや高いと言われています。特にリーディングとライティングでは、アカデミックな語彙や文章構造の理解が求められるため、ジェネラルよりも難しく感じる人が多いようです。

ただし、スピーキングやリスニングの難易度は、両者であまり変わりません。また、スコア判定の基準は同じなので、最終的なスコアの難易度に大きな差はないと言えます。

IELTSアカデミックの特徴と対策

ここからは、IELTSアカデミックの特徴と、高得点を取るための対策法を見ていきます。

1. academicの意味

“academic”は、日本語で「学術的な」という意味です。IELTSアカデミックは、その名の通り、大学などのアカデミックな環境で必要とされる英語力を測定する試験です。

2. リーディング対策

アカデミックのリーディングは、学術的な文章が出題されるのが特徴です。以下のような対策が有効です。

  • 学術用語や固有名詞に慣れる
  • 長文を速読する練習をする
  • 文章構造を意識して読む
  • 過去問を解いて出題傾向を把握する

おすすめの参考書としては、以下のようなものがあります。

  • 「公式ケンブリッジIELTSシリーズ」(Cambridge University Press)
  • 「IELTSリーディング攻略問題集」(アルク)
  • 「IELTSリーディング教本」(語研)

3. ライティング対策

アカデミックのライティングでは、グラフや表の情報を要約したり、学術的なトピックについてエッセイを書いたりする力が求められます。対策としては、以下のようなことが挙げられます。

  • グラフや表の描写の型を身につける
  • アカデミックなトピックについて議論する練習をする
  • エッセイの構成を意識する
  • 学術的な語彙や表現を増やす

おすすめの参考書は、以下の通りです。

  • 「IELTSライティング・パーフェクト模範解答例」(アルク)
  • 「IELTSライティング・アカデミックの攻略法」(語研)
  • 「IELTSライティング・アカデミック練習問題集」(ジャパンタイムズ)

IELTSジェネラルの特徴と対策

次に、IELTSジェネラルの特徴と、対策法を見ていきましょう。

1. リーディング対策

ジェネラルのリーディングでは、日常的な文章が出題されます。以下のような対策が効果的です。

  • 新聞や雑誌などの日常的な文章を読む習慣をつける
  • スキミング(全体像をつかむ読み方)とスキャニング(特定の情報を探す読み方)を使い分ける
  • 問題集を解いて、出題傾向や問題の特徴を理解する

おすすめの参考書は、以下の通りです。

  • 「TARGET IELTS」(マクミラン ランゲージハウス)
  • 「IELTSリーディング・ジェネラル・トレーニング」(語研)
  • 「IELTSジェネラル・トレーニング・リーディング練習問題集」(ジャパンタイムズ)

2. ライティング対策

ジェネラルのライティングでは、日常的な場面を想定したレターや、一般的なトピックについてのエッセイが求められます。対策としては、以下のようなことが挙げられます。

  • レターの書き方のルールを理解する
  • 様々なトピックについて、自分の意見を述べる練習をする
  • 読み手を意識した文章を書く
  • 日常的な語彙や表現を増やす

おすすめの参考書は、以下の通りです。

  • 「IELTSライティング・ジェネラル・トレーニング」(語研)
  • 「IELTSライティング・ジェネラル・トレーニング模範解答例」(アルク)
  • 「IELTSライティング・ジェネラル・トレーニング練習問題集」(ジャパンタイムズ)

IELTSアカデミックとジェネラルの勉強法

IELTSアカデミックとジェネラルの勉強法には、共通する部分も多くあります。ここでは、両者に役立つ勉強法をご紹介します。

1. 英語に触れる時間を増やす

IELTSの4技能(リスニング、リーディング、ライティング、スピーキング)を伸ばすには、日常的に英語に触れる時間を増やすことが大切です。具体的には、以下のような方法があります。

  • 英語のニュースやポッドキャストを聞く
  • 英語の本や記事を読む
  • 英語で日記やブログを書く
  • 英会話の練習をする

2. 過去問や模擬試験を活用する

IELTSの過去問や模擬試験を解くことで、出題傾向や問題の特徴を理解することができます。また、本番と同じ時間配分で解くことで、時間管理の練習にもなります。

以下のような過去問や模擬試験の教材がおすすめです。

  • 「Official IELTS Practice Materials」(ケンブリッジ大学出版局)
  • 「Road to IELTS」(英国文化協会)
  • 「IELTS模擬試験」(アルク)

3. 苦手分野を重点的に対策する

IELTSの4技能のうち、特に苦手な分野を重点的に対策することが大切です。苦手分野を克服するには、以下のようなことが効果的です。

  • 苦手な問題タイプを繰り返し練習する
  • 間違えた問題を分析し、弱点を把握する
  • 教師やネイティブスピーカーに添削してもらう

IELTSの種類に関する口コミ・評判

実際にIELTSを受験した人の口コミを見てみましょう。

アカデミックを受験しましたが、リーディングの文章は専門的で難しかったです。でも、過去問を解いていたおかげで、なんとか時間内に解き切ることができました。(20代、男性)

ジェネラルのライティングは、日常的な話題が出題されるので、アカデミックよりは取り組みやすかったです。でも、字数制限をクリアするのに苦労しました。(30代、女性)

アカデミックとジェネラル、どちらを受験するか迷いましたが、大学院留学を考えていたのでアカデミックを選びました。結果的に、リスニングとリーディングは想定通りの難易度でしたが、ライティングは大変でした。(40代、男性)

口コミからは、アカデミックとジェネラルの難易度の違いや、それぞれの特徴が伺えます。受験する種類は、自分の目的や英語力に合わせて選ぶことが大切ですね。

まとめ

IELTSには、アカデミックとジェネラルの2種類があります。アカデミックは留学や専門職を目指す人向け、ジェネラルは就労や移住を目的とする人向けの試験です。

難易度は、アカデミックの方がやや高めですが、スコア判定の基準は同じです。どちらを受験するかは、自分の目的に合わせて選びましょう。

また、どちらの種類でも、4技能をバランスよく伸ばすことが高得点につながります。日頃から英語に触れる時間を増やし、過去問や模擬試験を活用して、弱点を重点的に対策することが大切です。

IELTSは、世界中で認められている英語力の指標です。自分に合った種類を選んで、しっかりと対策を行い、目標のスコアを目指して頑張ってください!

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