英語パンダ
純ジャパ独学でTOEIC満点取得。 独学勉強法にはこだわりを持ち、大学受験では偏差値40から有名大学へ自力合格。 大学卒業後、某上場企業へ入社し、海外駐在を経て子会社代表に30代で就任。
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IELTSライティングの採点基準を徹底解説!高スコア獲得のための秘訣とは?

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IELTSのライティング試験で高得点を狙うためには、採点基準を深く理解することが不可欠です。ここでは、公式の情報源や経験豊富な講師の見解を交えながら、IELTSライティングの評価ポイントを詳しく紹介していきます。

IELTSライティングの採点基準の概要

IELTSライティングの採点は、「Task Achievement(課題達成度)」「Coherence and Cohesion(一貫性と結束性)」「Lexical Resource(語彙の使用)」「Grammatical Range and Accuracy(文法の多様性と正確性)」の4つの観点から行われます。それぞれのバンドスコアの目安は以下の通りです。

  • Band 9:すべての観点で非常に優れている
  • Band 8:すべての観点で優れている
  • Band 7:すべての観点で十分である
  • Band 6:すべての観点で許容範囲内である
  • Band 5:一部の観点で改善の余地がある
  • Band 4以下:多くの観点で不十分である

各観点の詳細と対策

Task Achievement(課題達成度)

この観点では、与えられたトピックや指示に沿って、適切な内容が書けているかが評価されます。高得点を取るためのポイントは以下の通りです。

  1. 指定された文字数を守る(Task 1は150語以上、Task 2は250語以上)
  2. すべての指示を漏れなくカバーする
  3. 適切な形式で書く(Task 1はレポート形式、Task 2はエッセイ形式)
  4. トピックから逸脱しない
  5. 主要なポイントを明確に述べる

対策として、出題パターンを分析し、様々なトピックで練習を重ねることが有効です。また、時間配分にも気をつけ、全ての指示に対応できるようにしましょう。

Coherence and Cohesion(一貫性と結束性)

この観点では、アイデアの論理的なつながりや、文と文、段落と段落の結束性が評価されます。高得点のためのポイントは以下の通りです。

  1. 明確な序論、本論、結論の構成で書く
  2. 段落内の一貫性を保ち、トピックセンテンスを置く
  3. 接続詞や指示語を効果的に使う
  4. 一貫した論調で書く
  5. 適切な言葉で段落をつなげる

対策としては、エッセイの基本構成をマスターし、様々な接続表現を使いこなせるようにすることが大切です。また、アウトラインを書く習慣をつけ、論理の飛躍がないように注意しましょう。

Lexical Resource(語彙の使用)

この観点では、語彙の多様性、正確性、適切さが評価されます。高スコアを目指すためのポイントは以下の通りです。

  1. トピックに関連した語彙を使う
  2. formal(フォーマル)な言葉遣いを心がける
  3. 同じ言葉の繰り返しを避け、同義語や言い換えを使う
  4. スペリングミスに注意する
  5. イディオムや句動詞も適度に使う

対策として、日頃から英字新聞や英語の記事を読んで語彙を増やすことが重要です。また、語彙集を活用し、例文とともに単語を覚えるのも効果的でしょう。

Grammatical Range and Accuracy(文法の多様性と正確性)

この観点では、文法構造の正確さと複雑さが評価されます。高得点を取るためのポイントは以下の通りです。

  1. 単純な文だけでなく、複雑な文も使う
  2. 時制や主語・動詞の一致に気をつける
  3. 冠詞やプレポジションを正しく使う
  4. 受動態や条件文も適宜使う
  5. 文法エラーを最小限に抑える

対策としては、基本的な文法事項を復習し、弱点を克服することが大切です。また、長文読解問題などで、ネイティブの書いた文章をたくさん読み、文法構造を学ぶことも有効でしょう。

模範解答から学ぼう

IELTSライティングのスコアアップには、模範解答を分析することも欠かせません。公式問題集やIELTS対策書には、Band 8以上の解答例が数多く掲載されています。それらを熟読し、以下の点に注目してみましょう。

  • 課題で求められている内容が過不足なくカバーされている
  • 段落構成が明確で、論理的につながっている
  • トピックに関連したタスクに合った語彙が使われている
  • 文法構造に誤りがなく、バリエーション豊かである

模範解答を詳しく分析することで、自分の書いた答案を客観的に評価できるようになります。そうすることで、自己採点能力も向上し、効率的に学習を進められるでしょう。

おわりに

IELTSライティング試験で高スコアを取るには、採点基準をしっかりと理解し、対策を立てることが何より重要です。課題達成、一貫性、語彙、文法の4つの観点について、具体的なアドバイスを参考に、日頃の練習に励んでください。

また、時には客観的なフィードバックが必要です。信頼できる講師や経験者に答案を添削してもらい、改善点を指摘してもらうのも有効な方法と言えます。

IELTSライティング試験は決して楽な試験ではありませんが、正しい対策を積み重ねることで、必ず目標スコアに到達できます。ぜひ本記事で解説した内容を実践し、自信を持って試験に臨んでください。みなさまの健闘を心よりお祈りしています。

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