英語パンダ
純ジャパ独学でTOEIC満点取得。 独学勉強法にはこだわりを持ち、大学受験では偏差値40から有名大学へ自力合格。 大学卒業後、某上場企業へ入社し、海外駐在を経て子会社代表に30代で就任。
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IELTSリスニングで高得点を取るための効果的な対策法

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IELTSのリスニングセクションは、多くの受験者にとって大きな壁となっています。約30分の間に40問もの問題に答えなければならず、しかも音声は一度しか流れないため、集中力と素早い判断力が求められます。

しかし、適切な対策を行えば、リスニングでも高得点を取ることは可能です。ここでは、IELTSリスニングテストの概要と問題形式を理解し、スコアアップにつながる効果的な勉強法をご紹介します。役立つ教材やアプリの活用法、試験当日のコツなども合わせて解説するので、ぜひ参考にしてください。

IELTSリスニングテストの概要を理解する

まずは、IELTSリスニングテストの概要を把握することが大切です。リスニングテストは全40問で、約30分(ペーパー版は転記時間を含めて約40分)の制限時間内に解答します。

問題は大きく4つのセクションに分かれています。

  • セクション1:日常会話(2人の話者、10問)
  • セクション2:日常生活に関する説明やアナウンス(1人の話者、10問)
  • セクション3:学術的な会話(2〜4人の話者、10問)
  • セクション4:学術的な講演やアナウンス(1人の話者、10問)

各セクションの難易度は徐々に上がっていき、セクション3と4では専門的な語彙や複雑な文構造が含まれることもあります。また、音声は様々な英語圏の発音で収録されているため、アクセントの違いにも慣れておく必要があります。

テスト中、音声は一度しか流れないので、集中して聞き逃さないことが重要です。問題用紙に解答を書き込みながら、同時に次の設問も確認するという、リスニングとリーディングの両方のスキルが問われるのもIELTSの特徴と言えるでしょう。

「IELTSリスニングは本当に難しいと感じました。普段の英会話とは違い、学術的な内容も多いので、専門用語の知識が必要だと気づきました。でも、対策を重ねるうちに少しずつ慣れてきて、スコアが上がっていきました。」(20代、大学生)

IELTSリスニングの問題形式を把握する

IELTSリスニングテストには、様々な問題形式が出題されます。大きく分けると、以下の2つのタイプがあります。

  1. 多項選択式問題(複数の要素を選ぶ問題)
  2. 書き込み式問題(図表や文章の空欄を埋める問題)

多項選択式問題では、選択肢の中から適切なものを選びます。音声で述べられた情報と、選択肢の表現が異なることがあるので、注意が必要です。

書き込み式問題では、音声の内容に合わせて空欄を埋めていきます。単語のスペリングや文法の正確さも評価の対象となるため、聞き取った内容をそのまま書き写すのではなく、文脈に合うように適切に表現することが求められます。

問題形式に慣れるためには、練習問題を数多くこなすことが不可欠です。公式の過去問題集や、オンラインの無料問題なども活用して、様々なタイプの問題に触れておきましょう。

IELTSリスニングテスト対策のコツ

IELTSリスニングで高得点を取るためには、いくつかの重要なコツを押さえておく必要があります。

1. IELTS特有の問題形式に慣れる

前述の通り、IELTSリスニングには独特の問題形式があります。実際の試験と同じ形式の練習問題を繰り返し解くことで、出題パターンに慣れていきましょう。公式の模擬テストなども、本番の雰囲気を味わうのに最適です。

2. 問題を先読みする

各セクションの始まる前には、問題を先読みするための時間が与えられます。この時間を有効活用して、設問の内容を把握し、音声を聞く前から答えを予測しておくことが大切です。

ただし、先読みに時間をかけすぎて肝心の音声を聞き逃さないよう、バランスが重要です。前の設問に拘泥せず、次の設問に意識を切り替える柔軟性も必要不可欠と言えるでしょう。

3. 迷ったらカタカナでメモを取る

リスニング中は、適宜メモを取ることが有効です。特に書き取り問題では、スペリングが分からない場合でもカタカナでメモしておき、後で見直せるようにしておくと良いでしょう。

ただし、メモを取るあまり音声を聞き逃さないよう、要点だけをざっと書くことを心がけましょう。

4. 単数形か複数形かを必ず確認する

書き取り問題では、解答の単数形・複数形を間違えただけで不正解になってしまいます。音声で言及された情報が単数なのか複数なのかを必ず確認し、文脈に合わせて適切に答えを書くことが重要です。

聞き取れない箇所があっても、前後の文脈から単数か複数かを推測することで、部分点を狙うこともできるでしょう。

5. ブリティッシュ英語に慣れる

IELTSのリスニング音声の多くは、イギリス英語で収録されています。アメリカ英語との発音やイントネーションの違いに戸惑う人も少なくありません。

ブリティッシュ英語の教材を使って、イギリス特有の言い回しやアクセントに慣れておくことが大切です。オンライン上の無料リソースなども積極的に活用しましょう。

「私はアメリカ英語しか聞いたことがなかったので、IELTSのリスニングは最初かなり苦戦しました。でもイギリス英語の教材を使って練習したら、だんだん耳が慣れてきて、リスニング力が上がったと実感しています。」(30代、会社員)

リスニング力アップに役立つ教材・アプリ

IELTSリスニング対策には、質の高い教材やアプリを活用することが欠かせません。以下は、特におすすめのリソースです。

教材

  • 「公式ケンブリッジIELTS」シリーズ(ケンブリッジ大学出版局)
  • 「IELTS TARGET」シリーズ(アルク)
  • 「IELTS リスニング標準問題コレクション」(アルク)
  • 「IELTS リスニング・オーセンティック練習問題集」(ディアゴスティーニ)

これらの教材では、実際の試験と同じ形式の問題を数多く収録しています。音声は全てネイティブスピーカーによるものなので、発音やイントネーションを学ぶのにも最適です。

アプリ

  • 「IELTS Prep App」(British Council公式アプリ)
  • 「IELTS Online Tests」
  • 「IELTS Listening Practice」
  • 「TED」(英語のスピーチを視聴できるアプリ)

アプリを活用すれば、いつでもどこでもリスニング練習に取り組むことができます。特に公式アプリの「IELTS Prep App」は、無料で高品質な練習問題が豊富に用意されているので、おすすめです。

また、「TED」のようなネイティブスピーカーのスピーチを視聴できるアプリも、リスニング力全般の底上げに役立ちます。難易度の高い内容にも挑戦して、総合的な英語力を伸ばしていきましょう。

「『IELTS Prep App』は、通勤時間を使ってリスニングの練習ができるので重宝しています。問題の質も高く、本番のテストに近い感覚で学習できるのが良いですね。」(20代、大学生)

試験当日のコツ

いよいよ本番のリスニングテストです。試験当日は以下のようなコツを意識して、ベストなパフォーマンスを発揮しましょう。

1. 集中力を保つ

リスニングテストは、音声を聞き逃さないよう常に集中力を保つ必要があります。眠気覚ましのために軽い運動をしたり、深呼吸をしたりして、体と頭をアクティブな状態に保ちましょう。

2. 問題用紙にメモを取る

音声を聞きながら、問題用紙の余白にメモを取ると頭の中が整理しやすくなります。大切なのは、書くことに夢中になって肝心の音声を聞き逃さないことです。ポイントだけをさっと書けるよう、日頃からメモ取りの練習もしておきましょう。

3. 時間配分に気をつける

リスニングテストは、各セクションが終わるとすぐに次のセクションに移ります。時間配分を考えながら、スムーズに解答を進められるよう心がけましょう。

ただし、分からない設問に時間を取られすぎて、後の問題に集中できなくなってはいけません。時間が足りない場合は、潔く考えるのをやめて次の設問に取り組むことが大切です。

4. マークミスに注意する

リスニングでは、設問番号と解答番号を正しく対応させることが求められます。マークミスは大きな減点につながるため、時間があれば必ず見直しをしましょう。

また、選択問題では、消しゴムできれいに消せているか、1つだけ塗りつぶせているかなども確認が必要です。

「リスニングテストでは、とにかく集中力が大事だと感じました。メモを取ることで、自分の考えを整理しながら解答できました。見直しをしっかりして、マークミスも防げたので良かったです。」(30代、会社員)

まとめ

IELTSリスニングで高得点を狙うには、以下のポイントを押さえた対策が重要です。

  1. テストの概要と出題形式を理解する
  2. 問題の先読みをして予測する力を養う
  3. メモ取りのコツを身につける
  4. 単数形・複数形を意識して書き取る
  5. 多様なアクセントに慣れておく
  6. リスニング力アップに役立つ教材・アプリを活用する
  7. 試験当日は集中力を保ち、マークミスに注意する

日頃からコツコツと練習を積み、本番に備えましょう。IELTSリスニングは一朝一夕には上達しませんが、諦めずに学習を続ければ必ず力がつくはずです。

効果的な教材やアプリを使いこなしながら、弱点克服に努めていきましょう。そして本番では、練習の成果を存分に発揮できるよう、精一杯頑張ってください。応援しています!

IELTSリスニングテストの構成

セクション話者問題数内容
セクション12人10問日常会話
セクション21人10問日常的な説明やアナウンス
セクション32〜4人10問学術的な会話
セクション41人10問学術的な講演やアナウンス

音声は各セクションとも1回のみ流れ、様々な英語圏の発音が含まれます。

参考URL

  1. アラサーOLがIELTSリスニングスコア5.0→7.5を達成した勉強法 https://ielts-score.net/listening
  2. IELTSリスニングの効果的な勉強法とは?解答のコツとオススメの対策を … https://www.sma-world.com/media/ielts-listening/
  3. 【完全保存版】スコア9.0の講師が教える IELTSリスニング対策 https://ielts.jp/ielts-strategy/listening/
  4. [完全保存版] IELTSリスニング対策と勉強法まとめ(スコアアップのコツ … https://english-info.site/ielts-listening-practice/
  5. IELTS リスニング対策 概要と設問別攻略法 https://www.maetoronto.com/japanese-1-ielts-blog-ielts-listening-outline/
  6. IELTSリスニングで7.5を取るまでにした勉強法と攻略法
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