僕がオーストラリアに来て、英語で苦労した経験はたくさんあるのですが、生活する上で最初に困ったのは食べ物の英語です。
例えば、「みかんは英語でなんていうんだっけ?」とか、日常茶飯事でした。
スーパーに買物に行って、野菜や果物を買うときには、ラベルが貼ってあって、もちろん英語で書いてあるんですが、それを覚えるのに苦労しましたね~。
一度覚えても、次に行ったときにもう忘れてたり・・・。
レジでスーパーの人にチェックアウトしてもらうときはいいんですが、急いでいるときは比較的空いているセルフのレジを使うことが多いんですね。
セルフなので文字通り、自分で買ったものに付いているラベルをスキャンしていくのですが、野菜や果物に関しては画面にある写真と英単語から、買ったものをピッって押して○○個買ったかを入力していくシステムなんです。
このときに、その野菜や果物の英語名を知らないとパニックになります。(笑)
[st-kaiwa1]「あれ?これ英語でなんていうんだっけ?(汗)」[/st-kaiwa1]
そんなときは、一旦棚まで戻って名前を確認するか、ヘルプを呼んで、Excuse me, I don’t know what this one is called.とか言って教えてもらうかしなければいけません。
こういった経験がオーストラリア移住後に何度かあり恥ずかしい思いをしました。(今でもたまにど忘れすることがあります・・・・)
前置きが長くなりましたが、今回はそんな中でも割と混乱する野菜の英語を紹介しますね。
パプリカ、ピーマン、唐辛子はオーストラリア英語で何と言う?
オーストラリアでパプリカ、ピーマン、唐辛子はそれぞれなんと言うかというと・・・
・ピーマン(緑色)・・・green capsicum
・唐辛子・・・chilli
パプリカは英語っぽい感じがしますが、実はハンガリー語やドイツ語で唐辛子全般を指すものです。
ピーマンも語源はフランス語のpiment(ピマン)から来ていて、英語ではありません。
ですので、パプリカやピーマンをいくら英語っぽく発音したところで、全く通じないので悪しからず。
オーストラリアでは、赤、黄色、緑のパプリカとピーマンが同じセクションに置かれており、全てcapsicumと表記されています。
ちなみにアメリカ英語では、pepper、もしくはbell pepperと言うらしいですね。
ピーマンは、green pepper(グリーンペッパー)、黄色いパプリカは、yellow pepper、ピーマンはgreen pepperです。
そして、唐辛子はchilliと呼びます。
こちらもグリーンのものは、green chilli、赤のものは、red chilliです
ピーマンとパプリカの違いは?
ピーマンとパプリカはどちらもナス科トウガラシ属という分類がされている野菜です。
日本で売っているピーマンはパプリカよりも細くて皮も薄めですが、オーストラリアでは、緑、赤、黄色、全て同じ種類で肉厚があり生で食べることもできるんです。
[st-kaiwa1]同じもの?[/st-kaiwa1]
そうです。日本だとピーマンとパプリカは別物って感じですが、オーストラリアでは同じもので、収穫の時期の違いで色が変わります。
早く収穫したものから順に、緑→赤→黄色と成熟していきます。
栄養価も、緑よりも赤や黄色のほうがビタミンCがたくさん含まれていて、赤色はとくにカプサイシンがより多く含まれています。
ということで、我が家では赤色のcapsicumを買うことが多いですね!
インドカレーや炒めものによく合って、栄養もあり美味しいですよ!