9時45分です。
これをオーストラリアではなんと言うのでしょうか?
答えは・・・
It’s quarter to ten.
です。
もちろん、Nine forty-fiveでも通じますが、ほとんどのオージーはQuarter to Tenと言います。
オーストラリアの時間の言い方は、イギリス英語と同じく、時間をそのまま言うのではなく、toとpastを多用することがポイントです。
9時台で例を作ってみましたので参考にしてください。
9時ちょうど | Nine o’clock もしくは Nine |
9時10分 | Ten past Nine |
9時15分 | Quarter past Nine |
9時30分 | Half past Nine |
9時40分 | Twenty to Ten |
9時45分 | Quarter to Ten |
9時55分 | Five to Ten |
こんな感じです。
第1のポイントは、分を時よりも先に言うことです。
第2のポイントは、30分までなら、~pastを使い、30分を過ぎたら~toを使うことです。
ただ、例えば9時32分を正確にいう場合はTwenty Eight to Tenを使わずにNine Thirty Twoと言いますが、一般的に時間を聞かれた時は大まかにHalf past Nineと答えることが多いですね。
ただし、9時30分をHalf to Tenとは言いませんのでご注意を!
このオーストラリアの時間の言い方は、最初はなかなか聞き慣れないと思います。
今何時と聞いて、「Twenty to Four(3時40分)」と言われても、最初は(えーっと?)と頭で考えてしまうことも多いでしょう。
僕も最初は、時間を聞かれて答えるときも、相手に聞いて答えてもらったときも、よくわからなくなってましたからね・・・。
慣れないときに、わかりやすいのが、長針と短針があるアナログの時計を見ることです。
デジタルは数字だけが並んでいますが、アナログは、ぱっと見で「何分」かがすぐに分かります。
これが、何分過ぎ、何分前というのが視覚ですぐに確認できるのでオススメですよ。
言い慣れるまでは、スマホの時計をアナログ表示にするなど、工夫してみるのもいいと思います。
オーストラリアの時間の言い方のポイントをもう一度まとめます。
2.30分まではpastを使い、30分を過ぎたらtoを使う
慣れないうちは、なるべく自分で今の時間をこの言い方でボソボソと言ってみましょう。
何回も言っているうちに次第に慣れてきますよ。
なお、飛行機のアナウンスや発着時間については、オーストラリアでも今回ご紹介した、pastやtoはまず使いません。
9時40分であれば、Nine Fourtyといいますね。