英語パンダ
純ジャパ独学でTOEIC満点取得。 独学勉強法にはこだわりを持ち、大学受験では偏差値40から有名大学へ自力合格。 大学卒業後、某上場企業へ入社し、海外駐在を経て子会社代表に30代で就任。
IELTSスピーキング

IELTSスピーキング(Speaking)攻略法: 高得点を目指すコツと対策

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こんにちは。今回は、IELTS(International English Language Testing System)のスピーキングセクションで高得点を取るためのコツと対策について詳しく解説していきます。

IELTSは、英語を母語としない人の英語力を測定する国際的な試験で、特にスピーキングセクションは面接官との会話形式で行われるため、多くの受験者にとって難易度が高いと感じられています。しかし、しっかりと対策を行えば、高いスコアを取ることは十分に可能です。

IELTSスピーキングの流れと例題

IELTSスピーキングセクションは、以下の3つのパートで構成されています。

  1. Part 1 (自己紹介と身近なトピックについての質問)
  2. Part 2 (与えられたトピックについて1〜2分間のスピーチ)
  3. Part 3 (Part 2のトピックに関連した抽象的な質問への回答)

各パートの具体的な例題を見ていきましょう。

Part 1の例題

  • Can you tell me about your hometown?
  • What kind of music do you like?
  • Do you prefer to spend time alone or with others?

Part 1では、自己紹介や日常生活に関する質問が中心となります。自分自身についてはっきりと答えられるよう、事前に準備しておくことが大切です。また、質問に対して単に「はい」「いいえ」で答えるのではなく、具体的な説明を加えるようにしましょう。

Part 2の例題

Describe a book you have read recently. You should say:

  • What the book was about
  • Why you chose to read it
  • What you liked or disliked about it
    And explain how you felt about the book.

Part 2では、与えられたトピックについて1〜2分間のスピーチを行います。トピックは事前に与えられ、メモを取るための時間が与えられます。スピーチの際は、メモを見ながら話すことができますが、メモを読み上げるのではなく、自然な話し方を心がけましょう。また、トピックに関連した具体例を交えながら、一貫性のある内容で話すことが重要です。

Part 3の例題

  • What are the benefits of reading books?
  • How has technology changed the way people read?
  • Do you think reading habits will continue to change in the future?

Part 3では、Part 2のトピックに関連した抽象的な質問が行われます。自分の意見を述べる際は、論理的で説得力のある内容を心がけましょう。また、質問の意図を理解し、的確に答えることが求められます。

IELTSスピーキング対策のポイント

1. 適切な語彙と文法の使用

IELTSスピーキングでは、語彙の多様性と正確な文法の使用が評価のポイントになります。日頃から英語の語彙を増やし、文法の基礎を固めておくことが大切です。また、スピーキングの際は、シンプルな文構造で話すことを心がけ、複雑な文法構造の使用は避けましょう。

2. 明瞭な発音とイントネーション

発音とイントネーションも評価の対象となります。特に、聞き手に伝わりやすいように、はっきりと発音することを心がけましょう。カタカナ英語になっていないか、イントネーションが不自然になっていないかなど、自分の発音を客観的に評価することも大切です。発音やイントネーションが不安な場合は、ネイティブスピーカーの音声を聞いて真似をしたり、専門家に相談したりすることをおすすめします。

3. 論理的で一貫した内容

質問に対して、論理的で一貫性のある回答を心がけましょう。自分の意見や経験を具体例を交えて説明することで、説得力のある内容になります。また、トピックから逸脱しないよう、質問の意図をしっかりと理解することが重要です。回答の際は、結論から述べるのではなく、理由や背景を説明してから結論に導くようにしましょう。

4. 会話のテクニック

面接官との自然なやり取りも重要なポイントです。相槌を打ったり、質問を投げかけたりすることで、会話に積極的に参加している姿勢を示しましょう。また、面接官の質問が聞き取れなかった場合は、遠慮せずに聞き返すことが大切です。聞き返す際は、”Could you please repeat the question?”や”I’m sorry, I didn’t catch that. Could you say it again?”などの表現を使うと良いでしょう。

使えるフレーズと解答例

以下は、IELTSスピーキングで使えるフレーズと解答例です。

Part 1

  • That’s an interesting question. Let me think…
  • I would have to say that…
  • It’s hard to choose, but if I had to pick one, it would be…

例:
Q: Do you prefer to spend time alone or with others?
A: That’s an interesting question. Let me think… I would have to say that I enjoy spending time with others, especially my close friends and family. I find that socializing and engaging in activities together can be really enjoyable and fulfilling. However, I also value my alone time, as it gives me a chance to recharge and pursue my own interests. So, I try to strike a balance between spending time with others and having some time to myself.

Part 2

  • The book I’d like to talk about is…
  • One of the main reasons I chose this book was…
  • What I particularly enjoyed about the book was…
  • On the other hand, one aspect I didn’t like so much was…

例:
Describe a book you have read recently.
The book I’d like to talk about is “The Alchemist” by Paulo Coelho. I chose to read this book because I had heard a lot of positive things about it from friends and online reviews. The story follows a young shepherd named Santiago who embarks on a journey to find a hidden treasure, learning valuable life lessons along the way.

What I particularly enjoyed about the book was its simplicity and the powerful messages it conveyed. The author’s writing style was engaging, and the story was filled with symbolism and philosophical insights. I found myself reflecting on my own life and goals as I read through Santiago’s journey.

On the other hand, one aspect I didn’t like so much was the ending, which felt a bit rushed and anticlimactic compared to the rest of the story. However, overall, I found “The Alchemist” to be an inspiring and thought-provoking read that left a lasting impression on me.

Part 3

  • That’s a complex issue, but I believe…
  • In my opinion, there are several factors to consider, such as…
  • While there are certainly benefits to…, we also need to be aware of…
  • It’s difficult to predict the future, but I imagine that…

例:
Q: How has technology changed the way people read?
A: That’s a complex issue, but I believe technology has had a significant impact on reading habits. In my opinion, there are several factors to consider, such as the increasing availability of e-books and online reading platforms. These digital options have made it more convenient for people to access a wide variety of reading materials from anywhere, at any time.

While there are certainly benefits to this increased accessibility, we also need to be aware of potential drawbacks. For example, some studies suggest that reading on screens may lead to decreased comprehension and retention compared to reading physical books. Additionally, the constant distractions and notifications from digital devices can make it more challenging to focus on reading for extended periods.

Despite these concerns, I believe that technology will continue to shape the way people read in the future. It’s difficult to predict exactly how reading habits will evolve, but I imagine that we’ll see further integration of technology into the reading experience, such as interactive elements and personalized recommendations based on individual preferences.

IELTSスピーキングのスコアについて

IELTSスピーキングのスコアは、以下の4つの評価基準に基づいて決定されます。

  1. Fluency and Coherence (流暢さと一貫性)
  2. Lexical Resource (語彙の豊富さ)
  3. Grammatical Range and Accuracy (文法の多様性と正確性)
  4. Pronunciation (発音)

各評価基準で0〜9のバンドスコアが付けられ、それらの平均値が最終的なスピーキングのスコアになります。

バンドスコアの詳細は以下の通りです。

BandDescription
9Expert User
8Very Good User
7Good User
6Competent User
5Modest User
4Limited User
3Extremely Limited User
2Intermittent User
1Non User
0Did Not Attempt The Test

高得点を目指すためには、4つの評価基準のバランスを意識することが大切です。例えば、流暢に話せても語彙が乏しかったり、文法が不正確だったりすると、スコアは伸び悩んでしまいます。

IELTSスピーキングで高得点を取るための勉強法

ここからは、IELTSスピーキングで高得点を取るための具体的な勉強法をご紹介します。

1. 英語に触れる機会を増やす

スピーキング力を向上させるには、日常的に英語に触れることが大切です。英語のニュースを聞いたり、英語の映画やドラマを見たりすることで、生きた英語表現や発音に親しむことができます。また、英語のポッドキャストを聞いたり、英語の本を読んだりすることも効果的です。

2. シャドーイングで発音とイントネーションを磨く

シャドーイングとは、英語の音声を聞きながら、すぐに真似して発音する練習方法です。最初は聞き取れない部分も多いかもしれませんが、繰り返し練習することで、徐々に英語の発音やイントネーションが身につきます。スピーチやプレゼンテーションの音声を使ってシャドーイングを行うのもおすすめです。

3. 自分の発話を録音して振り返る

自分の英語での発話を録音し、客観的に評価することも大切です。録音した音声を聞き返すことで、自分の発音やイントネーション、文法の間違いに気づくことができます。また、より良い表現があれば、メモしておくと良いでしょう。

4. モデル解答を参考にする

IELTSスピーキングの対策本やウェブサイトには、よくある質問に対するモデル解答が掲載されています。これらのモデル解答を参考にすることで、適切な語彙や表現、論理展開の方法を学ぶことができます。ただし、モデル解答をそのまま丸暗記するのではなく、自分の言葉で表現できるよう、アレンジすることが重要です。

5. 実践的な練習を積む

最終的には、実際に英語で話す練習を積むことが何より大切です。家族や友人、先生など、英語で会話ができる相手を見つけ、定期的に練習するのがおすすめです。また、オンライン上でも、語学交換サイトやスピーキング練習用のアプリを活用することができます。

ieltsスピーキング ボロボロだったらどう挽回する?

IELTSスピーキングでうまくいかず、スコアが伸び悩んでいる人も多いのではないでしょうか。そんな人のために、スピーキング力を効果的に向上させるためのアドバイスをご紹介します。

1. 弱点を分析する

まずは、自分のスピーキングの弱点を分析することから始めましょう。IELTSスピーキングの4つの評価基準(流暢さと一貫性、語彙の豊富さ、文法の多様性と正確性、発音)のうち、どの部分が特に苦手なのかを明確にします。スピーキングの様子を録音して客観的に評価したり、先生やネイティブスピーカーに意見を聞いたりするのも良いでしょう。

2. 弱点を集中的に練習する

弱点が明確になったら、その部分を集中的に練習します。例えば、語彙力が不足しているなら、英語の単語や表現を毎日一定数覚えるようにしましょう。文法に自信がないなら、基礎的な文法事項を復習し、正しく使えるように練習を重ねます。発音が苦手なら、シャドーイングや発音記号を使った練習に取り組むと良いでしょう。

3. フレーズや表現を身につける

スピーキングでは、即座に適切な表現を使えることが重要です。よく使われるフレーズや表現を予め覚えておくことで、スムーズに会話を進められるようになります。例えば、意見を述べる際の “In my opinion…” や “I believe that…”、理由を説明する際の “This is because…” や “The reason for this is…” などを自然に使えるようにしておくと良いでしょう。

4. スピーチの構成を意識する

特にPart 2のスピーチでは、一貫性のある内容を論理的に展開することが求められます。スピーチの構成を意識し、序論・本論・結論の流れを明確にすることが大切です。また、トピックに関連した具体例を交えながら、自分の意見や経験を説得力を持って述べられるよう練習しましょう。

5. 積極的に会話に参加する

面接官との会話では、積極的に参加する姿勢が評価のポイント

になります。質問の意図を理解し、的確に答えることはもちろん、相槌を打ったり、質問を投げかけたりすることで、会話を自然に弾ませることができます。また、自分の意見を述べる際は、”What do you think about…?” や “How about you?” などの表現を使って、面接官の意見を求めるのも効果的です。

6. メンタル面のコントロール

スピーキングテストでは、緊張やプレッシャーから、本来の実力を発揮できないことがあります。メンタル面のコントロールも重要な要素です。テスト前には深呼吸をしたり、ポジティブな自己暗示をかけたりするなど、リラックスする方法を見つけましょう。また、完璧を求めすぎず、ありのままの自分の言葉で表現することが大切です。

IELTSスピーキングに向けた心構え

最後に、IELTSスピーキングに臨む際の心構えについてお話しします。

1. 自信を持って話す

自信を持って話すことは、スピーキングの印象を大きく左右します。たとえ完璧な英語でなくても、堂々と自分の意見を述べる姿勢が評価につながります。間違いを恐れずに、積極的に会話に参加しましょう。

2. 面接官とのコミュニケーションを大切にする

IELTSスピーキングは、面接官との一対一の会話形式で行われます。面接官は、あなたの英語力を評価するだけでなく、コミュニケーション能力も見ています。アイコンタクトを取ったり、笑顔を心がけたりするなど、面接官とのコミュニケーションを大切にしましょう。

3. 失敗を恐れない

スピーキングテストでは、誰もが完璧な受験はできません。言い間違いや、言葉に詰まってしまうこともあるでしょう。しかし、それは誰にでも起こり得ることです。失敗を恐れず、臆することなく自分の言葉で表現することが大切です。

4. 楽しむ気持ちを持つ

IELTSスピーキングは、英語力を評価するテストである一方で、自分の考えや経験を英語で表現する貴重な機会でもあります。楽しむ気持ちを持って臨むことで、より自然な会話ができるようになります。テストという枠組みにとらわれず、面接官との会話を楽しむ気持ちを大切にしましょう。

まとめ

以上、IELTSスピーキングで高得点を取るためのコツと対策について詳しく解説してきました。重要なポイントをまとめると以下のようになります。

  1. IELTSスピーキングの流れと評価基準を理解する
  2. 適切な語彙と文法、明瞭な発音とイントネーション、論理的で一貫した内容、会話のテクニックを身につける
  3. 使えるフレーズや解答例を参考にしながら、実践的な練習を積む
  4. 弱点を分析し、集中的に練習する
  5. メンタル面のコントロールを怠らない
  6. 自信を持ち、面接官とのコミュニケーションを大切にしながら、楽しむ気持ちで臨む

IELTSスピーキングは、継続的な努力と練習によって確実にスコアアップが可能です。この記事で紹介したコツや勉強法を参考に、自分に合った対策を見つけていってください。そして、実際のテストでは、リラックスした気持ちで自分の英語力を存分に発揮できるよう、ベストを尽くしましょう。

皆さんのIELTSスピーキングでの成功を心から願っています!

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