英語パンダ
純ジャパ独学でTOEIC満点取得。 独学勉強法にはこだわりを持ち、大学受験では偏差値40から有名大学へ自力合格。 大学卒業後、某上場企業へ入社し、海外駐在を経て子会社代表に30代で就任。
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英検準1級ライティングを制覇!高得点を狙う攻略法とおすすめ表現集

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英検準1級のライティングは、合否を分ける重要なパート。でも「何を書けば良いのかわからない」「字数が稼げない」など、悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、英検準1級ライティングで使える表現や単語を徹底解説!書き出しのテクニックから、思いつかない時の対処法まで、高得点を狙うコツが満載です。

過去問から導き出した出題傾向や、おすすめの参考書もご紹介。これであなたも、英検準1級ライティングで高得点を取れる!

英検準1級ライティングの基本情報

まずは、英検準1級ライティングの概要をおさえておきましょう。

項目内容
試験時間30分
字数200語前後
配点25点(全体の約15%)
出題形式自由英作文

与えられたトピックについて、制限時間内に指定の語数で英語のエッセイを書きます。全体の配点の15%を占めているので、合否に大きく影響するセクションと言えるでしょう。

200語という字数は、英検2級の2倍。準1級ともなれば、論理的で説得力のある文章が求められます。しっかりとした対策を行い、本番に備えましょう。

吹き出し:英検準1級のライティングは語数が多いからこそ、使える表現を多く知っておくのが大切!豊富な語彙力が試されるパートです。

英検準1級ライティングの出題傾向と対策

ここからは、英検準1級ライティングの出題傾向と、それぞれの対策法をご紹介します。

社会問題に対する意見を問う

英検準1級のライティングでは、環境問題やテクノロジーの発展など、社会的なトピックが多く出題されます。

クリティカルな視点で自分の意見を述べる力が求められるので、日ごろからニュースや新聞記事に触れ、問題意識を高めておくことが大切。

普段の生活の中でも、「この問題についてどう思うか」「どんな解決策があるか」と考える習慣をつけておくと良いでしょう。

グラフや統計データの分析力を試す

グラフや表などのビジュアル情報が提示され、それを分析して論じる問題もよく登場します。

データを正確に読み取り、そこから何が言えるのかを考える力が問われるので、情報を整理してまとめる練習が必要不可欠。

グラフを見る際は、数値の増減や割合に着目すること。変化の背景を考察し、自分なりの解釈を加えられるようにしておきましょう。

2つの意見の比較を求める

AとBの2つの意見が示され、それぞれの長所と短所を比較して論じる問題も頻出です。

両方の立場に立って考えられる柔軟な視点が重要になるので、ディベートの訓練が役立ちます。

一方の意見に偏ることなく、公平な目線で分析できるよう意識しましょう。相手の主張も深く理解した上で、自分の意見を述べる練習を重ねることが大切です。

吹き出し:英検準1級に合格するには、語学力だけでなく思考力も不可欠。日ごろから多角的に物事を捉える意識を持つことが、ライティング力アップのカギです!

英検準1級ライティングで使える表現集

英検準1級のライティングで使える表現を押さえておけば、文章作成がぐっと楽になります。ここからは、口語表現を避け、よりフォーマルな英語表現を中心にご紹介します。

主張を述べる表現

  • In my opinion, … / From my perspective, …(私の意見では~)
  • I am convinced that … / I strongly believe that …(私は~と確信している)
  • It is my firm belief that …(私の堅い信念では~)

理由を述べる表現

  • One compelling reason is that …(説得力のある理由の1つは~)
  • Another significant factor is …(もう1つの重要な要因は~)
  • This is primarily because …(これは主に~だからである)

具体例を示す表現

  • To illustrate this point, …(この点を説明するために~)
  • A prime example of this is …(これの主要な例は~)
  • This can be clearly seen in the case of …(これは~の事例で明確に見られる)

比較・対照を示す表現

  • In contrast to A, B …(Aとは対照的に、Bは~)
  • On the one hand A, while on the other hand B(一方でAだが、他方ではB)
  • A and B differ in that …(AとBは~の点で異なる)

因果関係を示す表現

  • A contributes to B(AはBに寄与する)
  • B is a direct consequence of A(BはAの直接的な結果である)
  • A has a profound impact on B(AはBに深い影響を与える)

まとめの表現

  • In conclusion, … / To summarize, …(結論として~)
  • Ultimately, it is evident that …(最終的に、~は明白である)
  • All things considered, I maintain that …(全てを考慮して、私は~と主張する)

これらのフレーズを使いこなせば、より洗練された印象の文章に仕上がるはず。アイデアが浮かばない時は、型にはめて書いてみるのも効果的ですよ。

吹き出し:強い主張を述べる表現や、ロジカルにつなげる接続詞も覚えておくと Good。使える表現をどんどん吸収して、ライティングの引き出しを増やしていきましょう!

英検準1級ライティングで字数を稼ぐテクニック

英検準1級のライティングは200語前後と、かなりの分量が求められます。文章を書き進めていく中で、「字数が足りない…」と悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。

そこで活用したいのが、以下のような字数稼ぎのテクニック。

同じ内容を言い換える

同じ趣旨の文を、別の表現で繰り返すのは王道の方法。わかりやすい言い換えを加えるだけで、ぐっと字数を増やすことができます。

Protecting the environment is essential. In other words, it is crucial that we take steps to preserve our planet for future generations.

(環境保護は不可欠です。言い換えれば、将来の世代のために私たちが地球を守るための行動を取ることが肝要なのです。)

具体例を詳しく書く

主張を裏付ける具体例は、字数稼ぎの強い味方。データや経験談を交えて、具体的に書けば文章が自然と膨らみます。

The rise of remote work has numerous benefits. For instance, it allows employees to save time and money on commuting, which can lead to increased productivity and job satisfaction. Additionally, companies can reduce overhead costs by downsizing office spaces, as fewer employees require physical workstations.

(リモートワークの普及には多くのメリットがあります。例えば、通勤に費やす時間とお金を節約できるので、生産性と仕事への満足度の向上につながります。さらに、オフィスに出勤する社員が減れば必要なスペースが小さくなり、企業は管理コストを削減できます。)

因果関係を掘り下げる

物事の原因と結果を掘り下げて説明するのも有効なテクニック。理由を多角的に述べることで、字数をしっかり稼ぐことができるでしょう。

The increasing popularity of electric vehicles can be attributed to several factors. Firstly, growing environmental concerns have led consumers to seek out eco-friendlier alternatives to traditional gasoline-powered cars. Secondly, advancements in battery technology have made electric vehicles more practical and affordable than ever before. As a result, the market share of electric vehicles is expected to continue rising in the coming years.

(電気自動車の人気の高まりは、いくつかの要因が考えられます。1つ目は、環境問題への関心の高まりから、消費者がガソリン車よりもエコな選択肢を求めるようになったことです。2つ目は、バッテリー技術の進歩により、電気自動車がこれまで以上に実用的かつ手頃な価格になったことが挙げられます。その結果、今後数年間で電気自動車の市場シェアは引き続き上昇すると予想されています。)

吹き出し:字数を稼ぐためには、論理展開を深めるのがカギ。読み手を納得させる材料を、たっぷりと盛り込むことを意識しましょう!

英検準1級ライティングで思いつかない時の対処法

英検準1級のライティングは高度な内容が求められるだけに、アイデアが思いつかずに詰まってしまうことも。でもそんな時こそ、焦らずに以下のような対処法を試してみましょう。

mind mapを描く

トピックを中心に置いて、頭に浮かんだキーワードを放射状にマッピングしていく方法です。連想されるものを手当たり次第に書き出していけば、思考の糸口が見つかるはず。

書き出したキーワードから具体例や根拠を引き出していけば、アイデアが広がっていくでしょう。

質問を投げかける

自分に問いを投げかけるのも、思考を深めるのに役立ちます。

  • なぜそう思うのか
  • 反対の立場だったらどう考えるか
  • 問題点はどこにあるのか

このような質問に答えながら考えを巡らせていくと、新たな視点が見えてくるはず。自問自答を繰り返すことで、より説得力のある論理が組み立てられるでしょう。

視点を変えてみる

提示されたトピックを別の角度から捉えてみるのも、突破口を開くのに有効な方法。例えば、以下のような視点を変えるとアイデアが湧いてくるかもしれません。

  • 経済的側面を考える
  • 倫理的・道徳的側面から見る
  • 長期的な影響を考察する
  • 国際的な視野で捉える

いつもと違った観点から考えることで、思いもよらないアイデアが生まれることも。柔軟な発想力を鍛えておくことが大切ですね。

吹き出し:ライティングに詰まったら、一旦ペンを置いて深呼吸。焦らずに別の角度から考えてみると、良いアイデアが浮かぶはずです!

おすすめの参考書・問題集

最後に、英検準1級ライティング対策におすすめの参考書をご紹介します。どれも定評のある一冊ばかりなので、ぜひ活用してみてくださいね。

『英検準1級 ライティング 予想問題ドリル』(旺文社)

本試験形式の問題を大量に収録した問題集。出題傾向の分析から導き出された予想問題で、実戦力を鍛えることができます。

『英検準1級 ライティング 標準問題集』(教学社)

過去の出題例から厳選されたライティング問題を収めた一冊。各問題には丁寧な解説とサンプルエッセイが付いているので、効果的な学習が可能です。

『英検準1級 ライティング特急』(朝日新聞出版)

ライティングのコツとポイントを簡潔にまとめた参考書。基本から応用まで、体系的に学べる内容になっています。

吹き出し:参考書選びのポイントは、自分に合ったレベルとスタイルであること。まずは書店や図書館で実際に手に取って、中身をチェックしてみましょう。

まとめ

英検準1級ライティングは確かにハードルが高いですが、正しい対策法を知れば確実に突破できます。この記事のポイントをおさらいしておきましょう。

  • 頻出のトピックを押さえ、日ごろから社会問題に関心を持つ
  • 使える表現や語彙を増やし、型にはめて書けるようにする
  • 字数稼ぎのテクニックを意識し、論理を深く掘り下げる
  • 思いつかない時の対処法を知り、臨機応変に対応する
  • 過去問演習を重ね、本番の形式に慣れておく

ライティング力は一朝一夕で身につくものではありません。日ごろから英文を「アウトプット」する機会を作り、少しずつ力をつけていくことが大切。合格を目指して、一緒に頑張っていきましょう!

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