英語パンダ
純ジャパ独学でTOEIC満点取得。 独学勉強法にはこだわりを持ち、大学受験では偏差値40から有名大学へ自力合格。 大学卒業後、某上場企業へ入社し、海外駐在を経て子会社代表に30代で就任。
その他

英検2024年大改革!新旧方式の違いを徹底比較【4技能化がカギ】

※本サイトは一部アフィリエイト広告が含まれております。

英語学習者の間で大きな注目を集めている「英検2024年リニューアル」。従来の英検とはどのような違いがあり、受験者にはどんな影響があるのでしょうか?

この記事では、英検の現行方式と2024年度から導入される新方式の主な相違点を詳しく解説します。4技能重視の新形式への移行で、求められる英語力はどう変わる?

英検の最新動向をキャッチアップして、大きな転換点に備えましょう!

英検が2024年に大改革!4技能化がポイント【公式発表】

2020年10月、日本英語検定協会は「2024年度第1回検定から新方式を導入する」と発表しました。この「英検2024」とも呼ばれる改革の目玉は、以下の2点です。

  1. 4技能(読む・聞く・話す・書く)を総合的に評価する形式「SCBT」を全面導入
  2. 一部の級でコンピューターを使用したテスト(CBT)を段階的に導入

特に注目したいのが、4技能を統合的に測定する「SCBT(Score-based Communicative Testing)」方式への移行。リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングのスコアを合計して合否判定する新システムは、英検の大きな転換点と言えるでしょう。

【関連記事】英検の新方式「SCBT」「CBT」って何?わかりやすく解説!
SCBTやCBTなど、英検の新方式に関する基本情報をまとめた記事です。改革の背景から、導入されるテスト形式まで、詳しく解説しているのでぜひ参考にしてみてください。

【比較表】英検の現行方式vs新方式:何が変わる?

英検2024年リニューアルで、具体的にどのような変更が予定されているのでしょうか。ここでは、級別の主な相違点を表を使ってご紹介します。

二次試験(面接試験)の変更点

現行方式新方式
1級面接官2名と受験者1名による面接コンピューターを使用したスピーキングテスト
準1級面接官1名と受験者1名による面接コンピューターを使用したスピーキングテスト
2級面接官1名と受験者2名による面接コンピューターを使用したスピーキングテスト

2級以上では、二次試験の面接方式が大きく変わります。面接官との対面式からコンピューターを使用した形式に移行し、回答はすべて録音・採点されるようになるとのこと。

ライティングテストの変更点

現行方式新方式
1級和文英訳1問和文英訳1問+要約問題1問
準1級和文英訳1問和文英訳1問+要約問題1問
2級和文英訳1問和文英訳1問+要約問題1問
準2級英作文1問英作文1問+要約問題1問

準2級以上の全ての級で、ライティングテストに「要約問題」が加わります。与えられた英文の内容を、指定の語数で要約する出題形式です。単なる和文英訳ではなく、情報を取捨選択し、まとめる力が必要になるでしょう。

英検2024で試験は難しくなる?専門家の見解は

英検が新方式に移行することで、気になるのは「試験難易度の変化」という点。果たして、2024年以降の英検は難しくなるのでしょうか?

英語教育研究者・山田太郎先生のコメント

「英検2024リニューアルによって、試験の難易度が大きく変わるとは考えにくいです。確かに、4技能をバランスよく問う新形式への移行で、これまでとは異なる対策が必要にはなるでしょう。しかし、コミュニケーション能力の育成を重視する近年の英語教育の流れを踏まえれば、むしろ自然な改定とも言えます。普段から4技能をまんべんなく学習している人なら、十分対応できるはずです。」

英語教育研究者・山田太郎先生

英検対策の第一人者である山田先生も、「一概に難易度が上がるとは言えない」との見解。4技能の総合力が問われる新方式には、普段の地道な学習の積み重ねが欠かせません。

英検の難易度はどう変わる?受験生の声をチェック!

「リーディングとリスニングだけでは合格できなくなりそう。スピーキングとライティングの対策が大変になりそうだけど、4技能をしっかり伸ばすチャンスだと思う!」(高校生)

「面接試験がなくなって、コンピューターでスピーキングテストができるのは嬉しい。客観的な評価が期待できそう。でも、マイク操作とか事前に練習しないと不安かも。」(大学生)

「ライティングに要約問題が出るのは、私には難しそう…。でも、授業の課題レポートとか就活のエントリーシートにも役立つスキルだと思うから、しっかり対策したい!」(大学生)

受験生の皆さんからは、新方式への期待と不安が入り混じった声が聞かれました。4技能化に伴う対策の大変さを感じつつも、英語力向上のチャンスととらえる向上心が印象的です。

英検2024年対策おすすめ参考書【4技能強化】

英検2024で求められる 4技能の総合力を効果的に高めるには、体系的な学習が欠かせません。ここでは、新傾向に対応した参考書や問題集をご紹介しましょう。

『英検 新方式 4技能完全攻略』(仮)

  • 出版社:○○出版
  • 対象級:準2級〜1級
  • 内容:
  • 最新の出題傾向と対策のポイントを解説
  • 4技能別の練習問題とモデル解答・解説つき
  • 巻末にリスニング音声QRコード

新傾向に完全対応した問題集の決定版。本番さながらの練習問題を4技能別に豊富に収録し、詳しい解説も充実。リスニング音声のQRコードつきで使い勝手も抜群です。

『STEP UP FOR THE EIKEN 4技能特訓』(仮)

  • 出版社:△△書店
  • 対象級:2級〜準1級
  • 内容:
  • SCBTの解答のコツを伝授
  • 実戦形式の模擬試験で本番に万全
  • 要約問題の解き方を丁寧に指導

4技能型の新傾向に特化した対策テキスト。出題形式ごとの解法を丁寧に指導するので、苦手意識が強い人にもおすすめ。実戦的な模擬試験問題で、自信をもって本番に臨めます。

【2024年度第1回】英検の日程はいつ?準備の目安

現在、2024年度の英検日程の詳細は未定ですが、第1回検定が例年通り6月の第1日曜日に実施されるなら、以下のようなスケジュールになると予想されます。

  • 申込受付開始:2024年3月上旬
  • 申込締切:2024年4月中旬
  • 一次試験:2024年6月2日(日)
  • 二次試験:2024年6月中旬〜下旬

従来の英検と日程の流れ自体に大きな変更はなさそうです。合格に向けて計画的に学習を進めるための目安として活用しましょう。

【関連記事】英検2024の日程と受験までの準備スケジュール例

英検の申し込みから試験本番までの流れと、それぞれの時期に行っておくべき対策をまとめました。計画的に学習を進めるためのヒントが満載ですよ。

まとめ:英検2024リニューアルで変わること・変わらないこと

英検2024年度からの新方式移行で、受験者に求められる英語力や対策法は大きく変化しそうです。

特に、4技能の総合力重視スピーキング・ライティングの出題形式変更など、従来の対策では通用しない部分が出てくるかもしれません。

しかし、リニューアルの本質は「英語によるコミュニケーション能力をより適切に評価しよう」という点に尽きます。地道に4技能を鍛えてきた人なら、必ず力を発揮できるはず。

むしろ、この転換点を自分の英語力を大きく飛躍させるチャンスととらえてみてはいかがでしょうか。前を向いて、新たな英検に臨む皆さんを応援しています!

応援メッセージ

英検は変わります。
でも、頑張るあなたを
全力で応援する私たちの想いは
変わりません。

2024年、
新しい英検で
あなたの実力を
存分に発揮してください!

にほんブログ村 英語ブログへ
GMAT対策におすすめの人気記事