英語パンダ
純ジャパ独学でTOEIC満点取得。 独学勉強法にはこだわりを持ち、大学受験では偏差値40から有名大学へ自力合格。 大学卒業後、某上場企業へ入社し、海外駐在を経て子会社代表に30代で就任。
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英検3級ライティング試験の攻略法!高得点を取るためのコツを徹底解説

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英検3級のライティング試験は、多くの受験者にとって最初の本格的なライティング試験となります。限られた時間内で英語で文章を書くことに慣れていない人にとっては、かなりの難関に感じられるかもしれません。

しかし、適切な対策を行えば、英検3級ライティングで高得点を取ることは十分に可能です。本記事では、英検3級ライティングの採点基準や減点のポイントを詳しく解説するとともに、高得点を狙うためのコツをお伝えします。

英検3級ライティング試験の概要

英検3級のライティング試験では、与えられたトピックについて50〜60語の英文を30分で書くことが求められます。出題形式は自由英作文で、与えられた質問に対して自分の考えとその理由を述べる必要があります。

字数制限は50〜60語と比較的短いですが、初めて英語で文章を書く人にとっては心理的なハードルが高く感じられるかもしれません。時間制限も30分と短いので、素早く文章を書く力が問われます。

英検3級ライティングの採点基準

英検3級ライティングの採点基準は以下の3つです。

  1. 課題達成度(5点)
  • 課題で求められている内容を十分に扱っているか
  • 字数制限を守っているか
  1. 構成・展開(3点)
  • 文章の構成が適切で、論理的に展開されているか
  1. 言語使用(2点)
  • 文法や語彙の誤りが少なく、適切に使用されているか

以上の3項目で採点され、合計10点満点で評価されます。

英検3級ライティングの減点ポイント

英検3級ライティングでは、以下のようなミスが減点の対象となります。

  • 語数が足りない、または超過している
  • 課題とずれた内容を書いている
  • 文法や語彙の誤りが目立つ
  • 文と文のつながりが不自然
  • 英文の構成が整っていない

これらのミスを避け、採点基準に沿った文章を書くことが高得点への近道です。

英検3級ライティングで高得点を取るためのコツ

では、具体的にどのようにすれば英検3級ライティングで高得点を取れるのでしょうか。ここでは、4つのコツを紹介します。

コツ1. シンプルな英文で書く

英検3級レベルでは、難しい単語や複雑な文法を使おうとすると逆に減点につながります。簡単な単語と基本的な文法を使って、ミスのない英文を書くことを心がけましょう。

一文は長くならないよう、なるべく15語以内にまとめるのがおすすめです。接続詞を使って文と文をつなげるのも良い方法ですが、使いすぎないように注意しましょう。

コツ2. 文章構成を意識する

英検3級ライティングでは、以下のような文章構成が求められます。

  1. 自分の考えを述べる
  2. 理由1を説明する
  3. 理由2を説明する

この3点を明確に書き分けることが大切です。各パートは1-2文で簡潔にまとめ、全体で50〜60語に収めるようにしましょう。

コツ3. テンプレート表現を使う

英作文が苦手な人は、テンプレート表現を使うのも一つの手です。よく使われる表現をいくつか覚えておけば、スムーズに文章を書き進められます。

例えば、自分の考えを述べる際は “I think that 〜” や “In my opinion, 〜”、理由を説明する際は “First, 〜” や “Second, 〜” などの表現が使えます。

ただし、テンプレート表現に頼りすぎるのは禁物です。自分の言葉で表現する力を身につけることが大切だと心得ておきましょう。

コツ4. 時間配分に注意する

英検3級ライティングは30分と時間が限られているため、時間配分が重要になります。目安としては、以下のように進めるとスムーズです。

  • 構成を考える:5分
  • 下書き:10分
  • 清書:10分
  • 見直し:5分

残り時間を意識しながら、着実に進めていきましょう。

英検3級ライティングの合格点と0点の例

英検3級ライティングの合格ラインは6割(6点/10点)です。以下は、8点を取った合格答案の例です。

I think summer is better than winter. There are two reasons. First, we can enjoy many summer sports such as swimming and surfing. Second, we can eat delicious summer fruits like watermelon and mango. So I like summer better.
(54語)

文法的な誤りもなく、内容も課題に沿っているため高得点を獲得しています。

一方、0点答案の例はこのようなものです。

I went to the beach last summer. It was very fun. I played with my friends. We swam in the sea. I want to go again this year.
(32語)

課題とまったく関係のない内容を書いているため、0点となっています。課題をしっかりと理解し、指示に従った文章を書くことが肝心です。

まとめ

英検3級ライティングは、しっかりとした対策を行えば必ず高得点を取ることができる試験です。以下のポイントを押さえて、万全の準備で臨みましょう。

  • シンプルな英文で書く
  • 文章構成を意識する
  • テンプレート表現を適度に活用する
  • 時間配分に気をつける

これらを意識して練習を重ねれば、英検3級ライティングは難なくクリアできるはずです。合格を目指して、努力を継続していきましょう。

おすすめ情報

項目詳細
参考書『英検3級 ライティング 合格への道』(旺文社)
問題集『英検3級 ライティング 標準問題集』(教学社)
練習帳『英検3級 ライティング やっておきトレーニング』(桐原書店)
単語帳『英検3級 でる順パス単』(旺文社)

以上の情報を参考に、効果的な学習を進めていってください。英検3級ライティングの合格を目指して、一緒に頑張りましょう!

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