英語学習者がリスニングや発音で聞き取りにくい単語の一つが、canとcan’t(can not)じゃないでしょうか。
文字で読むには、違いは一発でわかりますが、実際にリスニングをしていると、特に強調しないかぎりcanとcan’tともに、すばやく発音されるので、「えっ、今のどっち?」と混乱してしまう人も多いでしょう。
今回は、オーストラリア英語のcanとcan’tの発音の違いを紹介しますね。
canとcan’tはオーストラリア英語でどう発音する?
まず、最初に言っておくとオーストラリア英語の場合、canとcan’tは発音が全然違います。
ですから、すぐに分かるようになるので安心してください!
オーストラリア英語の前に、まずは、アメリカ英語のcanとcan’tの違いを説明しますね。
canの発音は会話文中ではキャン(kæn)ではなく、サクッと(k(ə)n)と発音されることが多いです。
I can do itはアイキャンドゥーイッではなく実際には、アイクゥンドゥーイッ、みたいな感じでサラッと発音されることがほとんどです。
can’tについては、canに比べて割とハッキリ発音されます。
キャーンッ(kˈæːnt)という感じで、canに比べて伸ばします。
can’tはできない、という情報を与えるのでcanみたいにサラッと言うのではなく、結構強めに発音するので慣れるとわかりやすいですよ。
こちらの動画を参考にしてください。
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では、オーストラリアではcanとcan’tをどう発音するのか?
いってみましょう!
まず、オーストラリア英語のcanの発音はkæːnと、アメリカ英語に比べるとやや伸ばす感じですが、実際の文ではアメリカ英語とほぼお同じで(kən)と発音します。
アイクゥンドゥーイッ、みたいな感じですね。
こちらもアメリカ英語同様、サクッと流す感じです。
次にcan’tですが、こちらはカーン(kəːn)とい発音します。
Star,Car,Farなどの単語と同じ発音と説明するとわかりやすいかも。
こちらもアメリカ英語同様、canに比べて伸ばす感じなので、すぐにわかります。
まとめると、オーストラリア英語ではcanはクゥン、can’tはカーンと発音します。
こちらの動画が参考になるのでチェックしてみてください。
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あとがき
まずは、canとcan’tを自分で発音できるようにしましょう。
自分で発音できれば、聞き取りもできます。
あとは、たくさんリスニングをして違いに慣れてください。
そうすれば、あなたもcanとcan’tのマスターになれますよ!