オーストラリア英語で、最も有名な発音といえば、エイがアイになるというもの。
どこかで聞いたことありませんか?こんな例文
I went to the hospital today.(今日、病院へ行った。)
これを、オーストラリアの発音で言うと、こう聞こえる↓
I went to the hospital to die.(今日、死ぬために病院へ行った。)
これは、最後のtodayがトゥダァイに聞こえるから。
文脈からして、to dieはありえないですが、オーストラリア英語に慣れていない人からしたら、これって何かの冗談なのかな?と思ってしまう人もいるかもしれませんね。
今回は、そんなオーストラリアの典型的な発音と言われている、「エイ➔アイ」と「アイ➔オイ」を紹介します。
オーストラリア英語のエイ➔アイの発音について
オーストラリア英語のなまりとして有名なものがコレ。
アイの発音がオイになる
具体的に説明していきますね。
オーストラリア英語では、aの発音がエイの場合、アイに近い発音をします。
先程のtodayがトゥダァイに聞こえたり、その他にもmateはマァイッ。nameがナァイム、takeがタァイク、8はアイッ、などなど、たくさんありますね。
僕も、オーストラリアに来た当初、知り合ったおじさんに、「What is your name?(ワッツョオナァイム?)」と聞かれて、何を聞かれているかわからなくて何度も聞き直したことがありました。
オーストラリア英語のアイ➔オイの発音について
エイ➔アイに比べると、あまり知られていないのが、こちら。
オーストラリア英語では、アイ(I)と発音するところを、オイ(OI)と発音する傾向があります。
right➔ロォイッ
pirates➔ポゥイレッツ
pinapple➔ポウィナッポゥ
なまりのレベルで度合いは異なる
エイがアイ、アイがオイになる、一口にいっても、オーストラリア人みんなが同じ発音をしているわけではありません。
その発音の度合いはブロード、ジェネラル、カルティベイトで、異なります。
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簡単に説明すると、ブロードアクセントの場合はよりこの傾向が強く、ジェネラルアクセントなら、エイとアイの中間、アイとオイの中間程度、カルティベイトアクセントはエイはエイ、アイはアイに近い発音をします。
今度、オージーと話す機会があったときは、どのくらいの発音の度合いかをチェックしてみると面白いかもしれませんよ。