日本では、和製英語やカタカナ英語がたくさんあり、普段から使っているので、その単語の本来の発音に対面したときに「えっ?そんなふうに発音するの?」とビックリしてしまうことがあります。
私も、オーストラリアに来て英語の発音には苦労してきましたが、今日は一番ビックリした単語の発音を紹介します。
その単語とは・・・
data
です。
これをオーストラリアではどう発音するのか?そして、イギリス英語とアメリカ英語との比較もしてみたいと思います。
聞いてビックリした、オーストラリアのdataの発音とは?
ズバリ、オーストラリアでは、dataを「ダーラッ」と発音します。
私は最初、なんのことかわかりませんでした。
だって今まで聞いたことがない発音だったから・・・。
私は、dataをデイタと発音していたので、オーストラリアでダーラッと発音するのを知ったときは面くらいましたね~。(笑)
オーストラリアは移民国家なので、様々な国の人が暮らしているので、みんながみんな「ダーラッ」と発音するわけではありません。
でも、オーストラリア人に限っていえは、ほとんどの人は「ダーラッ」です。
いろんな辞書で、dataのオーストラリアの発音を調べてみたのですが、アメリカ英語とイギリス英語のものばかりで記載がありませんでした。
ということで、家の本棚にあったマクミランディクショナリー(Macmillan dictionary)で調べてみたら、ありました、ありました。

data
/say day-tuh or dah-tuh出典:https://www.macmillandictionary.com/
dah-tuh、ん~これがしっくりきますね。
アメリカ英語とイギリス英語のdataの発音の仕方は?
dataという単語は、ややこしいことに、アメリカ英語とイギリス英語では発音の仕方が異なります。
そして、オーストラリアの発音とも違うので、本当に困ったものです。
それでは、それぞれの発音記号を紹介しますね。
/ˈdeɪ·t̬ə, ˈdæt̬·ə, ˈdɑt̬·ə/
/ˈdeɪtə/
dataの発音の違いを説明している動画がありましたので参考にしてみてください。
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dataのアメリカ発音については、いくつかあるようで、デイダァという人もいれば、オーストラリア発音に近いダラァという人もいるようですね。
イギリス英語では、「デイタッ」と発音します。
最後のTは破裂音なので、しっかり発音します。
ちなみに発音記号のtは破裂音、アメリカ発音に見られるt̬は濁音(dの音に近い)に変化します。
tの下にあるマークは、声帯が振動させて発音するという意味です。
あとがき
dataって日本語にもなっていて、カタカナ英語の発音なら、データといいますね。
「さっき、PCに保存したデータを送ってくれる?」とか、仕事でも普通に使います。
でも残念ながら、「データ」はカタカナ英語でイントネーションも英語のそれとは全く異なるのでそのまま発音しても、英語圏のネイティブには通じません。
もし、今後オーストラリアに留学する、ワーホリに行く、永住する予定の方なら、今回説明した「ダーラッ」を覚えておくと便利でしょう。