今回紹介する表現は、Old mateです。
カジュアルなスラングなので、もしかしたら聞いたことがない方もいるかもしれません。
Old mateなので、そのまま「年配の男性」という意味でも使えるのですが、実はこの表現には意外な意味があるんですよ!
オーストラリアスラング、Old mateの意外な意味は?
この表現、普通の英英辞典では見つけることができませんでしたが、スラング表現が豊富なUrban Dictionaryにありました!
Old mate
Old Mate is a brilliant Australian invention used to refer to someone that you are somehow connected with but don’t personally know.
Its general tone is derogatory but it’s not offensive.出典:https://www.urbandictionary.com/
意味を簡単に訳すと、「Old mateはオーストリアで発明された表現で、なんとなく知っているけれど、個人的に知らない人のことを言うときに使う」です。
つまり、顔は見たこと有るけれど、名前など、その人の細かいことについては知らない、という場合に使う表現です。
ただ、この表現を実際の会話で聞いたことがありますが、その時は「その人のことを知っているけれど、名前も呼びたくない」ときに使ってました。日本語でも、その人の名前も知っているのに、「あの、なんとかっていう人」とワザと意地悪に言うのを聞いたことありますよね?そんな状況のときにも使えます。
実は、オーストラリアスラングだけではなく、こういうときに使える似た表現が他にもあるんです。
名前を知らない人や名前を忘れてしまった人のことを英語で、
what’s-his-name
what’s-her-nameと言います。
Can you please pass this salt to what’s-his-name sitting over there?
この塩、あそこに座っている、なんとかいう人に渡してくれる?知っていてもわざと言うイジワルな人もいます。😅
— MASA🇭🇲アラフォーからの英会話🤗 (@ozuijyu) November 12, 2019
what’s-her-name
what’s-his-face
what’s-her-face
you-know-who
これらが、Old mateと同じような意味で使われる表現です。
Can you please pass this salt to what’s-his-name sitting over there?
この塩、あそこに座っている、なんとかいう人に渡してくれる?
使い方によっては、ちょっと意地悪な表現にもなりますし、カジュアルな表現なので、使うときは気をつけてくださいね!