僕は現在、オーストラリアのパン屋で働いていますが、毎日といってもいいくらい使っている表現が、
what are you after?
です。
従業員同士でも使いますし、お客さんに対しても使います。
正直言って、オーストラリアに来てはじめてこの使い方を知りました。
多分、ほとんどの日本人はこの使い方を知らないと思いますね。
接客業で多用するwhat are you after?の意味とは?
what are you after?の意味は、「何を探していますか?」です。
つまり、What are you looking for? と同じ意味になります。
ケンブリッジ英英辞典を見てみましょう。
be after sb/sth
to be looking for someone or something or trying to find or get him, her, or it:
The police are after him.(警察は彼を探している。)
I’m after a tie to go with this shirt.(私はこのシャツに合うネクタイを探している。)
He’s after Jane’s job (= wants it for himself).(彼はジェーンのための仕事を探している。)
出典:https://dictionary.cambridge.org/
インフォーマル、つまりカジュアルな表現ですが、オーストラリアの日常会話では頻繁に使われています。
特に接客業(カフェ、レストラン、スーパーマーケットなど)では定番のフレーズと言っていいでしょう。
店員さんが、お客さんに対してwhat are you after?と聞けば、ご注文は?の意味ですし、スーパーマーケットでお客さんが何かを探しているときに、店員さんがwhat are you after?と聞く場合は「何をお探しですか?」の意味になります。
その他、捜し物をしている同僚に対して、上司に対しても使えますし、自分が何かを探しているときも、「I am after~」で使えます。
簡単な単語ばかりなので、慣れればかなり使いやすいと思いますよ。
実際僕も、仕事場で毎日のように使っている表現です。
実際のところ、what are you looking for?というフレーズはwhat are you after?ほど使われていません。
カジュアルな表現ということもあり、日本では習わなかった表現なので、知らない人がほとんどかもしれませんね。
あとがき
海外旅行で、オーストラリアのカフェに行ってみてください。
店員さんがあなたにwhat are you after?と質問してくる確率はかなり高いと思いますよ。
知ってると便利な表現ですね。