英語パンダ
純ジャパ独学でTOEIC満点取得。 独学勉強法にはこだわりを持ち、大学受験では偏差値40から有名大学へ自力合格。 大学卒業後、某上場企業へ入社し、海外駐在を経て子会社代表に30代で就任。
オーストラリア英語とは

オーストラリアならではのwalkaboutの意味とは?

※本サイトは一部アフィリエイト広告が含まれております。

オーストラリアには、roundaboutと呼ばれる、信号がない円形の交差点(環状道路)があります。

これは、roundにaboutという言葉がくっついて、一つの単語になっているんですね。

roundabout

これにちょっと似た単語で、walkaboutという言葉がオーストラリアにはあります。

今回は、このwalkaboutについて調べてみました。

walkaboutとは一体どんな意味?

Photo by Ondrej Machart on Unsplash

まずは、オックスフォード英英辞典でwalkaboutを調べてみます。

walkabout
NOUN

Australian A journey (originally on foot) undertaken by an Australian Aboriginal in order to live in the traditional manner.

出典:https://en.oxforddictionaries.com/

ご存知の人も多いと思いますが、イギリスに植民地化される前までには、オーストラリアにはもともと、先住民であるアボリジ二が住んでいました。

彼らは独自の文化や習慣や言葉、宗教をもっており、今でもOutback(オーストラリアの内陸部の乾燥した砂漠地域)と呼ばれるエリアや都市部以外で生活しています。

以前、ケアンズに住んでいたときにはアボリジニの方をたくさんみかけましたが、ゴールドコーストではまず見かけませんね。

walkaboutというのは、主にOutbackで、アボリジニの人々の、あてもなく放浪して歩き回る旅のことを指しています。

Photo by Jesus Kiteque on Unsplash

そこから派生した、go walkaboutというフレーズがあります。

go walkabout

Wander around from place to place in a protracted or leisurely way.(いろんな場所をダラダラ、あてもなく歩き回る)

1971年に公開された、その名も「Walkabout」というイギリスの映画がありましたが、舞台となったのはやっぱりオーストラリアでしたね。

ちなみに、邦題は美しき冒険旅行、といいます。

Amazonで探してみましたが、ビデオやDVDは残念ながら発売されていないようです。

ただ、Youtubeにフルで映像が残っていたので、それを観てみようと思います!

そしてもう一つ、gone walkaboutと、goがgoneと完了形になると、ちょっと意味が変わってきます。

この場合は、行方不明になる、とか、注意を無視してどこかに行ってしまった、という意味になります。

walkaboutのaboutはどんな意味を持つ?

さて、冒頭で紹介したroundabout、そしてwalkaboutの単語に入っている、aboutってどんな意味があるのでしょうか。

aboutといえば、基本的な単語なので日常的によく使います。

「~について」や、「おおよそ」という意味がありますね。

でも、aboutには副詞で「動き回って」という意味もあるのです。

なるほど!

これが、roundやwalkとつながったんですね。

なんか、スッキリしました!

にほんブログ村 英語ブログへ
GMAT対策におすすめの人気記事