イギリス英語とアメリカ英語は、発音も違いますが、同じ意味なのに使う単語が違うことが結構あります。
では、オーストラリア英語ではどうなの?と聞かれれば、オーストラリアはイギリス英語圏なので使う単語やスペルもイギリス英語に近いです。
発音は独特ですけどね・・・。
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[st-kaiwa1]今回は、イギリス、オーストラリアでは使われているけれど、アメリカではほぼ使われていないfortnightという単語を紹介しますね。[/st-kaiwa1]
Fortnightって一体どんな意味
それでは早速、オックスフォード英英辞典でfortnightを調べてみましょう。
fortnight
noun
a period of two weeksa fortnight’s holiday(2週間の休暇)
once a fortnight(2週間に一度)
a fortnight ago(2週間前)
出典:https://en.oxforddictionaries.com/
そうです、fortnight=two weeks=14 daysです。
I am going away for a fortnight.(2週間でかけます。)
オーストラリアでは、ニュース記事やTVのCM、ショップのチラシなどでよく、このfortnightが使われています。
こちらは、オーストラリア・ゴールドコーストのニュースサイト「Goldcoast Bulletin」です。
また、ゲームが好きな人なら、Fortnightと聞くと、FORTNITEというゲームを思い浮かべることでしょう。
ITメディア関連のニュースサイト、CNETにこんな記事タイトルがありました。
Fortnite’s 14 days of Fortnite is literally a fortnight of Fortnite
出典:https://www.cnet.com/
なんのことだかわかりませんね(笑)
Fortniteはゲームの名前です。
記事を読むと・・・
Epic Games announced in Fortnite’s 7.10 update that in addition to the usual list of seven weekly challenges, there would be a new challenge unveiled each day for two weeks. The limited-time seasonal event starting Dec. 19 is called 14 Days of Fortnite and in keeping with the holiday spirit, all the challenges offer free rewards, so you don’t even need a Battle Pass to get the loot. So far, only the first challenge has been unveiled
最新のアップデートで、14 days of Fortniteというチャレンジが12月19日にスタートしたそうで、これが2週間毎日続くそうです。
ちなみに、CNETはアメリカの企業ですね。
まだアメリカでも、fortnightがニュースなどでは使われている例の一つです。
その他、2週間ペースで行われる大きなスポーツイベント(テニスのウインブルドンやグランドスラム、オリンピックなど)のニュースでも良く使われます。(※実際には2週間を超えますが・・・)
ただオーストラリアでも、日常会話では感覚的に、fortnightよりもtwo weeksのほうが使われている気がしますね。
fortnightlyもついでに覚えよう!
そして、fortnightと合わせて、覚えておきたいのがfortnightlyです。
fortnightlyはfortnightの形容詞、副詞の意味になります。
2週間に一度、隔週の、という意味ですね。
We have to pay rent fortnightly.(私たちは2週間ごとに家賃を払わないといけません。)
職業にもよりますが、オーストラリアでは給料が2週間に一度のペースで払われることも多く、また家賃の支払いも2週間単位の場合が多いです。
そういった意味でも、このfortnight(ly)が社会に根付いている感じがしますね。
ちなみに、北米ではfortnightlyではなく、biweeklyを使うそうですよ。