英語には、同じ単語やフレーズだけで、意味が違うものがあります。
今回は、I am stuffed(=I’m stuffed)というフレーズを紹介します。
I am stuffedには2つの意味がある!
まず最初に、stuffedは形容詞です。
stuffedの意味をケンブリッジ英英辞典で調べてみます。
[ after verb ] informal
(of a person) having eaten enough or too much
“No more for me thanks – I’m stuffed.” もう僕はいいや、ありがとう。お腹いっぱいだ。
出典:https://dictionary.cambridge.org/
stuffという動詞には、もともと詰め込むといった意味があり、形容詞のstuffedでは「詰まった」、「いっぱいになった」という意味から人が主語になると「満腹の」のという意味になります。
そしてもう一つ、オーストラリアではI am stuffedというと、お腹がいっぱい、という意味以外に「とても疲れた、疲れ切った」という意味があります。(こちらはケンブリッジ、オックスフォード、どちらの英英辞典にも記載がありませんでした。)
つまり、I am stuffedは、=I am very tiredや、I am tired outと同じです。
ちなみにstuffedには、他の意味もあります。
A stuffed animal or bird is filled with special material so that it keeps the shape it had when it was alive
例えば、stuffed animalだと、動物のぬいぐるみ、剥製の動物という意味ですね。
こちらも合わせて覚えておくといいと思います。
stuffedの発音について
実は、stuffedの発音って間違えやすいので注意しましょう。
語尾がedなので思わず「スタッフドゥ」といってしまいがちですが、発音記号は /stʌft/なので、「スタッフトゥ」みたいな感じで発音します。
オーストラリアで仕事をしていると、I’m stuffed.という人結構いますね。
その他にも、I’m buggered.も同じ意味のオージースラングです。
I am very tired.の同意表現のひとつとして覚えておきましょう。