Chemist、Pharmacy、そしてDrugstore。
この3つの単語の違いって、なかなかうまく説明できないものです。
ズバリ、どれも薬局という意味ですが、じつは、地域や内容によって使い分けられています。
[st-kaiwa1]そこで今回は、この3つの単語の意味の違い、そしてオーストラリアではどの単語がよく使われているかをまとめてみました。[/st-kaiwa1]
Chemist、Pharmacy、Drugstoreのそれぞれの意味、違いとは?
まずは、それぞれの意味をオックスフォード英英辞典で調べてみましょう。
まずは、Pharmacyから。
pharmacy
NOUNshop or hospital dispensary where medicinal drugs are prepared or sold.
‘the local pharmacy’
出典:https://en.oxforddictionaries.com/
dispensaryというのは、調剤薬局のことで、薬剤師さんが常駐して処方箋を扱う薬局のことです。
つまり、Pharmacyは調剤薬局のことですね。
主に、アメリカで使われています。
次にChemistです。
chemist
NOUNBritish
shop where medicinal drugs are dispensed and sold, and in which toiletries and other medical goods can be purchased.‘antihistamine tablets are freely available in chemists’
出典:https://en.oxforddictionaries.com/
chemistの読み方はケミストゥです。
化学者という別の意味もありますが、オーストラリア英語やイギリス英語でChemistといえば薬局のことを指します。
オーストラリアには、その名もChemist Warehouseという有名な薬局チェーンもあります。
調剤薬や市販の薬の他に、化粧品や歯磨き粉、シャンプー、サプリメントなども扱っています。
日本のマツモトキヨシみたいな感じですね。
ちなみにオーストラリアでは、調剤薬局だろうが普通の薬局だろうが、chemistと呼びます。(一応、Pharmacyでも通じます)
最後に、Drugstore。
drugstore
NOUNNorth American
A pharmacy which also sells toiletries and other articles.出典:https://en.oxforddictionaries.com/
Drugstoreは主に北米で使われている言葉で、意味はPharmacyと同じです。
ドラッグストアという言葉は、もはや日本語にもなっているので、これが一番わかりやすいですね。
Chemist、Pharmacy、Drugstore、いずれも薬局という意味ですが、地域によって呼び方が異なるということを覚えておきましょう。
そして、オーストラリアではもっぱらChemistです。