英語パンダ
純ジャパ独学でTOEIC満点取得。 独学勉強法にはこだわりを持ち、大学受験では偏差値40から有名大学へ自力合格。 大学卒業後、某上場企業へ入社し、海外駐在を経て子会社代表に30代で就任。
日常英会話でよく使われる表現・フレーズ

オーストラリアのショッピングセンターで見かけるlay-byとは?

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オーストラリアのショッピングセンターには、Target(ターゲット)やK-mart(ケーマート)Big W(ビッグ・ダブル)といった、生活雑貨全般を扱うスーパーがあります。

そして、これらのスーパーに行くと、「lay-by」という文字を見かけます。

ちなみに、レイバイと読みます。

オーストラリアに来た当初の僕は、lay-byという文字をみたときに「はっ?」ってなりました。

[st-kaiwa1]はっ?何lay-byって?聞いたことないけど・・・[/st-kaiwa1]

このlay-by、一体どんな意味なのでしょうか?

オーストラリアではlay-byはどんな意味?

laybyカウンター

ズバリ、オーストラリアでは、lay-byはある特殊な支払いシステムのことを指します。

オックスフォード英英辞典に、このlay-byの説明がありました。

A system of paying a deposit to secure an article for later purchase.

‘you could secure it by lay-by’(レイバイ使えば、それキープできるよ)
‘they take credit cards and lay-bys’(あそこは、クレジットカードとレイバイ使えるよ。)

出典:https://en.oxforddictionaries.com/

ちなみに、lay-byは名詞なので複数形lay-bysも出てきます。

たとえば、ショッピングセンターに行って、どうしても欲しいものがあったとします。

でも、今はそれを買うお金がない。

でも、どうしても欲しい~!!

お金を貯めてから買ってもいいけど、その時、この商品がなかったら超ショック!!!!!

こんな状態のときに、lay-byのシステムを使えば、今すぐ全額払わずとも、商品を確保できるのです。

lay-byに申し込むと、分割払いをして全額払うまでは店側が商品をキープしてくれるんです。

ただし、全額払うまでは自分の手に入りません。

ちなみに、BigWのウェブサイトに書かれてあるlay-byの説明を見てみましょう。

You can lay-by purchases of $50 or more at BIG W stores and spread the payment over a number of weeks
To establish a lay-by, you must pay a 10% deposit (5% for pensioners) and a $5 non-refundable service fee. Lay-bys are available for up to 10 weeks (12 weeks for pensioners) and regular fortnightly payments of at least $5 must be made.

要約すると・・・

Big Wでは、50ドル以上の買い物にlay-byが使えます。
lay-byの利用には、10%の預かり金(年金受給者は5%)が必要で、5ドルのサービスフィー(※返金されない)がかかります。
lay-byは、最大10週間(年金受給者は12週)までの利用が可能で、2週間ごと、最低5ドルの支払いが必要です。

ちなみに、上の文中にある、fortnightlyについてはこちらの記事を参照ください。

[st-card id=435]

lay-byは、オーストラリアの他、ニュージーランドにもある支払いシステムです。

個人的に使ったことはないのですが、必要な人にとっては、とっても便利なシステムなのかもしれませんね。

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