アメリカ英語では、ゴミのことをTrash、garbage(生ゴミ)、そしてゴミ箱のことをTrash canやgarbage canと言います。
でも、オーストラリアでは、これらの単語はまず使いません。
今回は、オーストラリアでゴミやゴミ箱がなんと言われているかをシェアしたいと思います。
オーストラリアでゴミ、ゴミ箱はなんて言う?
オーストラリアでは一般的に以下のように呼んでいます。
ゴミ箱 rubbish bin もしくはbin
これはイギリスでも使われている表現で、イギリス英語の影響が強いオーストラリアも同じ表現を使っています。
僕の住んでいる地域では、2種類のrubbish binが使われています。
正式名称は、フタの色が緑のlime lid green waste binsと、黄色のyellow lid recycling binsの2つです。
緑のフタのbinがgeneral waste(一般ごみ)用で、一般家庭ゴミ、生ゴミなどを入れます。こちらは週に一回業者さんが収集に来ます。
ちょっと大きめの集合住宅やマンションになると、大きめの容器が置かれているのをよく見かけます。
ちなみに、ゴミ収集車は英語で、Garbage collectorと言いますが、これはオーストラリアではよく、Garbo(ガーボ)と呼ばれています。オージースラングではおなじみの、短縮するパターンですね。(笑)
この時はなぜかRubbishではなくGarbageという単語を使っているのが不思議ですが・・・。
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このGarboは、日本の収集車と違って、こんな感じでゴミを収集していきます。
面白いでしょ?
もう一つの黄色のフタのbinは、リサイクル専用で、こちらは2週間に一回収集されます。
僕が住んでいる市のホームページを読むと、Recycling binに入れてもよいモノは以下に限定されています。
Aluminium and steel cans, including empty aerosol cans(アルミや鋼の缶など)
Bottles and jars made only of glass(ガラスのみで製造されたボトルや瓶)
Clean cardboard, newspaper, loose paper, junk mail, magazines, and cartons(きれいなダンボール、新聞紙、雑誌、漫画、ジャンクメールなど)
その他にも、公共の場(道路、公園、ビーチなど)に落ちているゴミはrubbishでも通じますが、正確にはlitter(スペル注意☓literではない)と呼びます。どの国でもそうですが、公共の場にゴミを捨てたりするのは禁じられており、オーストラリアでも公共のゴミ箱には、注意書きが書かれてあるのをよく見かけますね。
その他にも、一般的に大きい廃棄物などはWasteと呼んでいます。
日本では、曜日ごとに、燃えるゴミ、燃えないゴミ、リサイクル、など細かくゴミを分類して業者に持っていってもらいますが、オーストラリアのゴミ収集はそこまでシビアではありません。
一応、燃えるゴミとリサイクルでbin(ゴミ箱)が分かれています。
中にはそれを無視して、ビンやペットボトルを燃えるゴミに入れる人もいますが、特にそれでお咎めを受けたという話は聞いたことがありません。
日本に比べれば。、捨てる方も処理する方も楽だとは思いますが、この先、環境問題がシビアになれば、いずれ分別方法も厳しくなっていくのかもしれませんね。
オーストラリアのリサイクルゴミ問題について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてくださいね。