オーストラリアに住んでいて、よく聞くワードのひとつに、このToo easyがあります。
直訳すると、「簡単すぎる」・・・。
朝飯前?piece of cakeのオージー版?
最初はそんなイメージを持っていましたが、ニュアンスはちょっと違うようです。
too easyの意味とは?
オーストラリアでは、too easyは、ズバリNo worriesやNo dramaとほぼ同じ意味で使われることが多いです。
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つまり、「全然問題ないよ!」、「心配するなよ!」、「どういたしまして」という意味ですね。
“Too easy, mate.”(いいってことよ!)
カジュアルな場面で頻繁に使われる、No worries, No drama, too easyは、もうはや3兄弟と呼んでもいいでしょう!
相手が男性なら、おしりにmateをつけるのをお忘れなく!
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too easyが簡単すぎるという意味の場合
too easyを英和辞書で調べてみると、たしかに「たわいもない」、「簡単すぎる」と訳されています。
もちろんオーストラリアでも、文脈によってはそういう意味で使われることがあります。
たとえば、it is too easy.というように、前にbe動詞が来る文なら、簡単すぎる、という意味になります。
You always give up too easy. (※文法的に正しくはeasily)なら、「君はいつも簡単に諦めすぎるね」、という意味です。
文脈によって、判断してくださいね。
あとがき
オーストラリアに来て2年くらいでしたか、ebayでサーフボードを購入し(個人売買)、ボードを取りに待ち合わせ場所に行った時のこと。
サーフボードの状態がebayのページの記載どおりかどうかをチェックしたあと、お金を渡しました。
ボードをもらって僕がひとこと「Thanks」といったら、オージーの彼が発したフレーズ、それがまさに「Too easy, mate!」でした。
それ以来、too easyは忘れられないフレーズになりました。
人によっては、意味もなく「too easy」を口ぐせのように多用する人もいますよ。